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2018年11月29日 17:30 更新

週一のバイトで働きたい! パートとの違いは?育児との両立で気になること

出産を機に仕事を辞めたけれど、子育ても比較的落ち着いてきて、「そろそろ仕事復帰を考えてみようかな」と働くことに興味・感心を示している方もいるのでは? 今回は、その際気をつけるべきことを紹介していきます。

バイトとパートの違いとは?

学生時代は皆さん一回、何かしらのアルバイトをしていた経験を持つ人が多いですよね。学生時代は無意識に「バイト」と表現していましたが、自分の母親世代の人たちが同じような時給制の短時間労働に従事している場合「パート」と聞くことが多いですよね。この「バイト」と「パート」の違いは何なのでしょうか?

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法律による違いはない

実は「バイト」と「パート」に関して、法律による明確な違いはありません。労働基準法ではアルバイト・パートはもちろん、正社員・契約社員・派遣社員などもすべて同じ「労働者」であり、正社員より一週間の労働時間が短いことから「短時間労働者」と判別されることはあっても、法的に区別されることはありません。

会社によっては違いがある場合も

では「バイト」と「パート」の呼称に関して、一般的にどのような分け方をしているのかというと、基本的には各々の会社や店舗に委ねられています。学生やフリーターのアルバイトをバイト、主婦のアルバイトをパート、と表現しているところが多いようですが、短期で働く人がアルバイト、長期で働く人がパートというふうに考えているところもあります。会社によってはバイトとパートと呼称によって、条件などが異なる場合もあるので、求人をしっかり確認するようにしましょう。

週一バイトのおすすめは?

もし、まだ育児のペースが掴みきれておらず、でもなにか仕事をしたい、社会との関わりがほしい! という場合は、まず週に1~2回程度の勤務から始めてみて、徐々に慣らしていくのも手。ここでは、おすすめのアルバイトをご紹介します。

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単純作業がおすすめ

育児をしていると、予想外の出来事が起こることはしょっちゅう。頭を使い、集中力が必要になる仕事だと、せっかく仕事モードになったのに子供のお世話で中断せざるを得なくてストレス……ということもしばしば。そういう場合は、ルーチンワーク系の作業など、単純作業からはじめてみるのがおすすめですよ。会社によっては在宅でできるタイプのアルバイトもあるので、ぜひ探してみてくださいね!

Wワーク可能がおすすめ

バイト・パートを始める場合、Wワーク可能な会社を選ぶといいでしょう。将来的にシフトを増やす時、ひとつのバイト先にのみ偏っているよりも稼げる可能性が増えますし、前述したような在宅可能なパートも見つけた場合、出かけて外で働くタイプとうまくリフレッシュを兼ねながらバランス良く働くことができるのもメリットです。

時給が高い所を選ぼう

バイト・パートは時間制労働なので、当たり前ですが、シフトに入って働けば働くほど、稼げる金額が増えるもの。しかし、育児中だと物理的に時間をたくさん費やすのは難しいケースもありますよね。なるべく時給が高い仕事先を選ぶようにしましょう。

週一バイトで気をつけることとは

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覚える時間が少ない

気軽に始められる週一バイトですが、仕事の上でのデメリットはいくつかあります。まずひとつは他のバイト・パートの方たちと比べて、業務内容を覚える時間が少なく、仕事に慣れるのに時間がかかること。また、仕事が終わった後は育児でバタバタし、せっかく覚えたことも忘れてしまったりするケースもありがち。その日仕事で関わったことはメモをするなど覚え、その日の夜に反芻するなどして忘れないようにしましょう。

空気がつかめない

週に1、2度の出勤だと、職場の人間環境に馴染むのに時間がかかることも。バイト内の特有の空気や文化になかなか馴染めないケースもあります。仕事に入った日はなるべくたくさんの人と会話して、積極的にコミュニケーションをとりましょう。

予想以上に稼げない可能性も

あまり時間を使えない上、タイミング悪く子供が急に風邪を引くなどして休まざるを得なくなり、想定していた以上に給料が少なくなるケースも考えられます。祖父母や地域のファミリーサポートなど、緊急時に気軽に預けられるところをいくつか事前に確保しておくのがオススメです。また、パート・バイトに出かけるための交通費もかさむとかなりの出費になるので、事前に交通費が支給されるのかきちんと確認しておきましょう。

まとめ

お金を稼ぐということ以前に、週一でも外に出ることがママにとってかなりリフレッシュ効果になることも多いと聞きます。育児とバランスをとりつつ、無理のない範囲でぜひ始めてみてくださいね!

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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