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2018年12月06日 14:35 更新

専業主婦に人気のパートランキングBEST5

結婚や出産を機に退職し、新たに仕事を探す時、独身の頃とは選ぶ基準が変わってきますよね。就業時間や給与、場所や環境など、家庭のことも考えて選ばなくてはいけないので慎重になってしまいます。そこで今回は、同じ専業主婦の方から支持を集める人気のパートについて、詳しくご紹介していきたいと思います。

専業主婦になって仕事を探すとき、旦那さんの扶養内で収入を得るか、扶養から外れて収入を得るかの選択が最初の課題になってきます。
”103万の壁”という言葉をご存知でしょうか。扶養内で収入を得る場合に、年収が103万円以上になると所得税を支払う義務の事で、パートさんの中では”103万の壁”とも呼ばれています。
扶養内で収入を得ても、年収が、103万円以下であれば支払いの対象にはならないというものです。家計の足しや将来への蓄えの為に働くものですから、支払い対象外になるのなら是非とも乗り越えたくはない壁になりますよね。
実際、この壁を越えない為に、どの業種でも忙しくなる年末の時期に「これ以上は働けない」と、仕事に就く時間を制限するパートさんが多いようです。

仕事選びで大切なこと5つ

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最初にお話しした”103万の壁”。家事や育児をしながら働きに出るということは、フルタイムに比べてパートタイムでの就業時間は短くなったとしても、それまでの独身時代より遥かに時間に追われる日々になります。
そのような苦労をしながら働くのですから、手元に入る金額はもちろん出来るだけ多いに越したことはありませんよね。103万の壁を気にするのは当然のことと思います。
では、専業主婦が働くことを考えたとき、103万の壁以外に何を基準に選んでいるのでしょうか?

1.就業場所

就業時間は短いとしても、通勤時間が長い勤務先というのはあまり効率が良いとはいえません。
園に子供を預けるママとしては、自宅や園に出来るだけ近いところで勤務先を選ぶという方が多く、急なお迎えなどにもすぐに対応できることから、「近場を選んで良かった」という声が多いようです。
家から近い職場で、仕事帰りに買い物やお迎えをパパッと済ませて帰宅できると、時間を効率よく使うことができますよね。

2.時給が良い

これは副業のパートさんだけではなく、全ての方が思うことと思います。働くのであれば出来るだけ多い収入を得たいと思うのは当然ですよね。
業務内容によって時給の違いはありますが、類似業務でも、大手企業と中小企業とで違いはあるようです。
しかし、「時給が良いから」と過酷な業務に就いてしまうと、大切な体を壊してしまう危険があります。家事や育児をこなす主婦が体を壊してしまうと、一気に家庭に影響が出てしまいますよね。
時給の良し悪し以前に自分に合った業務内容を選ぶことが重要ですが、やはり時給の良い仕事は当然ながら人気で、求人への応募率は高く、また、採用決定も早いようです。

3.シフトの融通が利く

子供を預けて働くことを考えたとき、一番気になるのが子供の急な発熱や風邪をひいたとき、休みや早退が取れるかどうかということ。
また、子供がいなくても家庭を優先的に考えなければならない主婦にとって、シフトの融通が利くかどうかはとても重要なことですよね。
・少人数体制で業務をお願いできる人がいない。
・急な休みや早退に対して言葉や態度に出され、休みや早退ができない。または、しづらい。
ということが原因で、転職したという方は本当に多いものです。
パートさんが多く働く会社や、数人で同じ業務を行っているところでは、比較的急な休みや早退に対して柔軟な対応をしているところが多いようで、こういったところは働く主婦に人気となっています。

4.短時間勤務

パートでフルタイムで働くと、どうしても自分の時間をゆっくり持てなくなってしまいます。忙しく充実した毎日はバタバタの中にも楽しさはあると思いますが、時間に余裕がない生活というのは、心理的にも余裕が持てなくなる傾向があります。
そこで人気が高いのが短時間勤務の仕事。短時間なので月給としてはあまり金額が望めませんが、仕事に出ることで気分転換にもなり、自分時間も確保しやすいといったことが人気の理由のようです。
家と職場や園の往復ばかり……という生活よりも、勤務時間の短い仕事を選んで、空いた時間にゆっくりくつろいだり自分磨きをしてみると、気持ちがリセットされて、家事や仕事にも良い影響を与えてくれることがあります。

5.未経験者歓迎

色んな業種を経験している方であれば特に気にすることのない項目かも知れませんが、それまで働いていた経験や、持っている資格が活かせる仕事がパートの求人になくて困るという方もいます。
そんな時に心強いのが未経験者歓迎の仕事です。こういった求人は一から細かく教えてもらうことが出来るので、全く知識がなくても挑戦しやすいのです。
興味がある業務内容で未経験者歓迎であれば、挑戦してみることで新たなスキルを磨けるチャンスかもしれません。

人気パートランキングBEST5

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専業主婦の方が、仕事を探すうえで基準にしていることを5つお話ししてきましたが、これら全てを満たしているところとなるとなかなか見つけるのは難しいかもしれません。自分が特に何を重視したいのかを考えると選択肢は絞られてきます。
こちらでは専業主婦が基準を元に選んで、「良かった」と思えた人気のパートBEST5をランキング形式でご紹介していきます。

<BEST5> 受付・医療事務

受付の仕事は、比較的複数の人員で行っていることの多い業務です。
訪れた方に対して、その事業所の第一印象を与えるといっても過言ではない存在でもあるので、好感度とコミュニケーション力はとても重要です。体力に自信がなくても、人と関わることが好きな方であれば向いている業務と言えるでしょう。就業時間も営業時間内がほとんどなので、残業をあまり望まない主婦としては嬉しいことではあります。
また、資格が必要そうで実はそうとは限らない意外な職業が”医療事務”です。誰もが利用する病院で、忙しそうにお仕事していますよね。
人の命に関わる重大な環境で働けることはとてもやり甲斐があり、実際に勤務している方も満足度は高いようです。

<BEST4> 軽作業員

軽作業と一括りにしても範囲は実に広く、商品の仕分けや管理、製造業内作業、清掃などが対象となります。
また、不定期の勤務になる可能性は高いですが、イベント行事などにおける設営業務もこういった括りの業務になります。
体を使う程度にもよりますが、給与に関しては比較的割高の傾向にあり、座ったままでの作業や、あまり動きのない環境が苦手な方に人気の業種になります。
集合施設内などでの清掃業務では対象外となってしまう確率はやや高いですが、魅力的なのは、基本的には週末休みの企業が多いということ。
もちろん週末の業務が避けられない企業では、”土日祝日に勤務できる方歓迎”という文言を良く目にしますし、給与面で優遇されることもあります。
工場などの勤務の場合は基本的に土日休みとなることから、子供を預けて働くママや、旦那さんが週末休みの仕事であれば、希望休を出さなくても家族との時間を大切にすることが出来ることも人気のようです。
家族との時間を犠牲にしてしまうとなると、家計の為とはいっても仕事に就くことを躊躇ってしまいますが、週末に家族の時間をゆっくり取れるとなれば仕事のモチベーションもグンと上がりますよね! 

<BEST3> 飲食店スタッフ

カフェやレストランなどに勤務する飲食店スタッフがランクインです。
ファミレスなどに行った際に、テーブルへの案内や料理の配膳などの業務をしている方を目にすると思います。
また、店舗によっては簡単な盛り付けなどを任せることもあるようで、主婦としての日常的な経験が活かせるうえに、事業側からも安心して任せられるという声があります。
料理の盛り付けや片付け、洗い場での作業など、日々の家事を活かせるというのは、働く側としても心強く、家とは違う環境で楽しく経験を積めるというのが人気の理由のようです。
また、接客も含まれるので、笑顔で明るく接しているうちに、顔馴染みのお客さんと仲良くなってホールに出るのが楽しくなったという声も。
黙々とパソコンや物と向かい合わせの業務に比べ、毎日違った刺激がある点も魅力の仕事と言えます。

<BEST2> コンビニスタッフ

コンビニの数はどんどん増え続け、今では国内に5万5千件を越えるといわれるコンビニ店舗数。24時間営業が大半を占めるので、それなりの人員が必要とされ、求人を見ても毎回必ず募集があると思いますし、家の近くにあることが多いので、仕事先を近場で探している方にとっては良い条件といえます。
完全シフト制で、昼間は主婦の方が勤務し、夕方からはアルバイトの学生さんなどが勤務するというスタイルが主流となっていて、短時間の勤務でも喜ばれる業種になります。
接客がメインにはなりますが、業務に慣れてくると商品の陳列や発注、管理業務を任せられるようになり、やり甲斐も十分。
同じ時間帯に勤務するのが主婦の確率もかなり高いので、同じ話題や悩みなどですぐに打ち解けられたという嬉しい声も多数あります。
季節ものを数多く取り扱う他、最近では安くて高品質なレトルト食品なども取り揃えているコンビニが多いので、パート後に購入して、夕食の献立に役立てているという方もいらっしゃるようです。

<BEST1> 事務スタッフ

殆どの業種に欠かせない存在である事務員。やはりトップにランクインです。
小規模な会社であれば少人数で行っている事務作業ですが、事務といっても幅広く、入力業務や銀行などの外出もあれば、備品の調達まで様々です。また、電話や来客の応対などもこの業種に含まれます。
これらの一般事務業務は、未経験であっても教育を受けることで出来るようになるものがほとんどですが、貿易関連や銀行員の場合は資格が必要、または有資格者優遇という場合があります。
企業によっては、フルタイムで常駐する程の業務を必要としなかったりすることから、数時間の集中型で募集をかけるところも増加傾向にあります。
日中の業務がメインなので、家事の合間に働く方が多く、細やかな気配りが効く主婦は企業からも喜ばれる戦力のようです。
担当する業務を上手に進めることが出来れば、休みに合わせて調整できること、また、数人で担当している業務であれば、急な休みでも比較的取りやすいことも人気の理由として挙げられます。

応募時に提出する履歴書のポイント

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働きたい企業を選んだら、次に用意するのは”履歴書”ですね。複数の応募の中から、まずは書類で選考するといった場合、この履歴書が自分をアピールする唯一のものとなるので、慎重に準備しなければなりません。
こちらでは、履歴書作成に関するポイントをご紹介していきます。

”パソコンで作成”はOK?! 

最近では、書類などは手書きよりパソコンで作成するのが主流になっていますが、履歴書に関してはパソコンで作成したものより、手書きのものが好まれる場合が多いようです。
企業によっては、「パソコンで作成してください」というところもあり、その人のパソコンに関する能力を見る為に指定してくる場合もありますが、そうでない場合、決して上手とは言えない文字であっても、手書きで丁寧に記入することで、自分らしさをアピール出来ます。
最初に見られる書類だからこそ、手書きで精一杯自分を表現しましょう。

空欄をつくらない

履歴書には趣味や特技などの項目が設けられていますが、履歴書に書くほどのことでもないし……といって、空欄や「特にありません」で終わらせてしまうと、受け取った側としてはアピール力が足りないといった印象を受けてしまいます。
例えば散歩が趣味だった場合、仕事には特に関係のないように思いますが、「散歩ですれ違う人には元気に挨拶をして、自然と人との関りを大切に感じながら楽しんでいます。」というような、自分なりの楽しみ方などを添えつつ書くことで、社交性のアピールにも繋げることができるのです。
また、資格などは希望する業種に関係がないものでも、書くことで十分なアピールになります。
逆に資格が多くて記入しきれない場合は、関係がありそうなものを重点的に絞って、全ての欄を埋めるようにしましょう。

文章は細かく簡潔に

簡潔にとは言っても、志望動機で”これまでの経験を活かしたい”という内容は、残念ながらアピール力のある内容とは言えません。複数の応募の中から決める場合や、実践力を求めるところとしては、意欲的な動機を求めているので、先々に任せて欲しいと思う業務などをしっかりと記入してアピールしましょう。
自己紹介では、長文にならないよう、主張したい自分の良い部分を伝えるようにしましょう。
アピールの欄にマイナスなワードを入れてしまうと、文全体としては良いところを主張しているつもりでも、その単語が強調されてしまう可能性があるので、使用は避けた方が良いでしょう。

まとめ

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人生の大きな岐路を迎えて主婦になり、”改めて就職を”と考えたとき、色んな事が頭を駆け巡ると思います。家庭のこと、子供のこと……。主婦となり仕事に就くということは、自分はもちろん、少なからず家庭を犠牲にしないと仕事との両立は難しいものです。
自分の家庭に合った仕事選びの際は、是非、参考にしてみてください。 

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