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2019年10月21日 15:29 更新

お宮参りの衣装はどうする?レンタル方法や注意点まとめ

赤ちゃん誕生のお祝いと、健康・長寿を祈るお宮参り。参列する両親の衣装は平服でも良いとされていますが、昨今は親族そろって記念写真を撮ることも多いので、思い出に残るような服装で臨みたいもの。どのような衣装がよいのでしょうか。

お宮参りの衣装は何がベスト? 父親・母親それぞれの服装

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赤ちゃん誕生のお祝いと、健康・長寿を祈るお宮参り。参列する両親の衣装は平服でも良いとされていますが、赤ちゃんにとっては一生に一度のお祝いの日。記念写真を撮ることも多いので、平服と言われても悩みますよね。

父親の服装は?

父親も母親も、服装は主役である赤ちゃんの衣装の格に合わせるのがよいとされています。赤ちゃんの衣装がフォーマルな場合には、父親は黒かダーク色の略礼服・略装・略服のスーツがいいでしょう。お宮参りに参列する父親の服装は、今はスーツが大半ですが、和服の正装でももちろん可能です。その場合は、一つ紋か三つ紋の羽織、袴がいいでしょう。

母親の服装は?

母親の服装も、赤ちゃんの衣装の格式に準じて選びましょう。赤ちゃんのお祝い着に和装を選んだ場合、昔は付き添いの祖母や母親は、紋付の礼装が標準でしたが、現在では赤ちゃんの和装、洋装にかかわらず、母親はスーツやワンピースなど、少しあらたまった感じの洋装も多くなっています。
和服を選ぶ場合、訪問着や色留袖、紋付の羽織などにします。その際、髪型は和風のアップスタイルにします。派手な髪飾りは避け、控えめで清楚にまとめるほうがいいでしょう。
母親は授乳などを考慮し、負担の少ない服装を選ぶのがいいでしょう。尚、コートなどの上着を着用した場合、神殿内で祝詞をあげてもらう際には脱ぐのがマナーです。

赤ちゃんの初着は必要?

昔、赤ちゃんの命がまだとても儚かった時代、やっと生まれてきた赤子が悪霊の目に触れないようにと、わざと古いボロ着を着せる風習のところもあったそうです。そしてようやく氏子となるお宮参りの際には、里から贈られた熨斗目(のしめ/男児の場合)や、柄模様の晴れ着初着(女児)の初着を衣装として纏ったそうです。
最近は、男の子の場合は「兜」や「鷹」などの勇猛果敢なイメージの模様が主流です。女の子の場合は、「御所車」「手毬」「小鼓」などをモチーフとした華やかなお祝いの柄が多いようです。
いずれも、お宮参りの初着には、赤ちゃんが健康に、健やかに育つようにとの願いが込められています。父親、母親のセンスに合う衣装を探してみてはいかがでしょう。

お宮参りの衣装はレンタルもおすすめ!

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赤ちゃんのお祝いの日、せっかくだから着物でオシャレはいかが? 父親、母親ともにレンタル衣装で揃えると、手間がかからず楽ちんです。特に和服の場合は、着付けやヘアセットも行ってくれるところもあるので、和服を着慣れない方にはうってつけといえるでしょう。

レンタル衣装はどこで利用できる?

赤ちゃんが誕生したばかりの頃は、なにかとお金がかかるもの。お祝いに着る父親や母親の衣装まで買って揃えるのは、金銭的に少々負担。また、誕生後の慌ただしさもあり、自分たちで用意するのはハードルが高いですよね。そんな時にはレンタル衣装もあるので利用すべきでしょう。晴れ着(着物)のレンタル衣装は着物専門店で扱っているのが一般的です。着物専門店の場合、草履やバッグや和装小物も含めてレンタルできるので便利です。和装だけでなく、スーツやワンピースなどもレンタル衣装専門店で揃えることができます。

着付けやヘアセットもしてもらえる?

レンタルの着物の場合、気になるのが着付けですね。着物専門店のレンタルを利用する場合、レンタルと着付けがセットになっている場合もあります。当日朝ショップに行き、着付け(店によってはヘアーメイクのセットも含む)を済ませてからお宮参りに行きます。セットでない場合は、着付けのできる美容院が便利です。どちらの場合も、あらかじめ余裕を持って予約しておくのが必要です。

着物以外のレンタル衣装もある?

父親の場合も母親の場合も、レンタル専門店なら着物以外のレンタル衣装も揃っています。母親にはレディーススーツやワンピース、父親にはフォーマルスーツやダークスーツなどとともに、ネクタイやバッグ、靴などの小物も揃っています。レンタルショップによってはブランドスーツなどもあるので、赤ちゃんと一緒におしゃれなお宮参りができそうです。

衣装選びの2つの注意点

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季節や天候を考えておく

お宮参りの衣装選びは、いろいろと気を使うことが多いです。特に季節と天候には左右されますよね。暑い・寒いは赤ちゃんの体調や機嫌にダイレクトに響いてしまいます。また、お母さんの身体もまだまだ本調子ではないので、負担のない衣装選びを心がけましょう。

通常、お宮参りは生後約1ヶ月に行います。地域によって異なりますが、多いのは男子が生後31日目、女子が33日目に行うものです。地域や風習、お参りする氏神様である神社によっては、異なりますので、あらかじめ確認しておくのがいいでしょう。

最近は生後1ヶ月という日数に関わらず、暑さ、寒さや天候を考慮して日にちをずらしたりすることもあります。普段着慣れない衣装やレンタルの場合も考慮して、穏やかな天候の日を選んでお参りしましょう。また、脱いだり着たりすることで体温調節できるレイヤー方法も考慮しましょう。

体調を考えて無理のない衣装にする

お宮参りの主役は赤ちゃんです。参列する両親、祖父母のスケジュールは柔軟に決め、赤ちゃんの機嫌のいい時間帯や授乳の時間をはかってお参りできるように段取りしておきましょう。また、着物の衣装の場合、夏の午後は赤ちゃんでなくても辛いもの。できれば避けたいですね。天候や体調に考慮した衣装とスケジュールを考えましょう。

まとめ

どんな衣装を、どんな風に着て行けばいいのか難しいお祝い事。赤ちゃんのお宮参りに何を着て行けばわからない場合、"レンタルショップに相談してみるのも、いいかもしれません。
また、服装だけではなくお宮参りの初穂料なども合わせて事前に確認しておくようにしましょう。"

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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