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【医師監修】妊娠カレンダーが便利! 初期・中期・後期ごとのママのケア

【医師監修】妊娠カレンダーが便利! 初期・中期・後期ごとのママのケア

妊娠週数は数字でいわれてもわかりにくいため、妊娠カレンダーを活用しましょう。カレンダーになっているものなら、一目見てわかりやすく、その時におこりやすい症状からリスクまで把握することが可能です。


この記事の監修ドクター
パークサイド広尾レディスクリニック  内山明好 院長
浜松医科大学医学部卒業。医学博士。同大学整形外科学入局、ハーバード大学骨疾患研究所留学。その後エーザイ株式会社、グラスソ・スミスクライン株式会社にて臨床開発、薬事、薬剤安全性等の部門長、 担当役員を歴任後、株式会社アーテイジ代表取締役社長として遺伝子検査やサプリメントを用いた健康増進事業に取り組む。
現在、医療法人社団宗友会パークサイド広尾レディスクリニック理事長・院長。
http://www.ladies-clinic.or.jp/

妊娠カレンダーを有効活用しよう

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妊娠中の週数の把握にも役立てることができる、妊娠カレンダーを紹介します。

妊娠カレンダーの見方

妊娠カレンダーとは、妊娠週数ごとの症状から、リスク対策まで掲載されているカレンダーのことです。産婦人科で妊婦さん向けに配布しているものや、ウェブサイトで確認できるもの、アプリを利用するなどでカレンダーを見られます。

妊娠カレンダーの見方はとても簡単で、自分の週数を確認するだけ。イラスト付きの妊娠カレンダーなら、赤ちゃんの様子から、お腹の大きさ、妊娠中で注意したいことまで確認できます。

妊娠カレンダーの活用方法

妊娠カレンダーは、自分の週数が妊娠でどの期間に位置しているのか把握に使う方法や、赤ちゃんや母体の様子の確認、妊娠期間中に注意したいことを調べるために使えます。

妊娠1ヶ月や2ヶ月の表現だとわかりやすくても、妊娠週数では今何か月なのかがわかりにくい方も多いでしょう。妊娠カレンダーはわからないことがあったら何度も確認できて、自分や赤ちゃんの様子を調べるために役立ちます。

カレンダーで見る妊娠初期

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妊娠がわかってから安定期までの期間が妊娠初期です。具体的にどんなことに注意すべきか紹介します。

妊娠初期の期間

妊娠初期は妊娠1ヶ月~4ヶ月までのことです。妊娠1ヶ月は0~3週までで、妊娠2ヶ月は4~7週、妊娠3ヶ月は8~11週、妊娠4ヶ月は12~15週です。

妊娠初期とは

妊娠1日目は受精日ではありません。月経開始日を妊娠0日目とカウントし、生理2日目が妊娠1日となります。つまりこの時期にはまだお腹の中に赤ちゃんは存在しておらず、まだ受精前の卵子の状態です。昔から妊娠期間を「十月十日(とつきとおか)」と呼んでいました。この期間から考えると、月経開始日を妊娠0日にすると都合がいいのです。

次の生理が来る日は、妊娠4週0日です。生理が遅れることから、妊娠に気が付きはじめます。この時点で妊娠1か月は終了で、妊娠4週からは妊娠2か月に入るのです。妊娠がわかったときはすでに妊娠2か月で、最終月経開始日から妊娠4か月までを妊娠初期といいます。

妊娠初期の注意点

妊娠2ヶ月の4~5週に入ると、赤ちゃんが入っている袋「胎嚢(たいのう)が見え始めます。妊娠2か月は赤ちゃんの脳や脊髄、神経細胞も形成されるため、薬の服用に注意しましょう。妊娠初期に摂取しておきたいのが葉酸で、赤ちゃんの先天性リスクを防ぐために役立ちます。

妊娠3ヶ月ころから、つわりが起き始めます。吐き気が強く食欲がない方もいるとは思いますが、水分補給に努め、ゆったりと過ごしましょう。つわりの症状がひどい方は、衰弱しないうちに病院やクリニックで早めに点滴や漢方療法を受けることが大切です。

妊娠4ヶ月はつわりが治まり食欲が出てきます。食べ過ぎに注意しながら、栄養のバランスを整えましょう。家族の方と一緒に病院へ出かけて、超音波映像を楽しむのにもよい時期です。クリニックによっては立体画像の超音波装置(3D4Dエコーとも呼ばれています)で赤ちゃんの立体画像を見せてくれるところもあります。赤ちゃんの向きなど条件がよければ顔を見ることもできます。

カレンダーで見る妊娠中期

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妊娠中期の週数から、この時期に注意したいことを確認してください。

妊娠中期の期間

妊娠中期は、妊娠5か月~7か月までのことです。妊娠5か月は16~19週、妊娠6か月は20~23週、妊娠7か月は24~27週です。

妊娠中期とは

妊娠中期は胎盤が完成し、安定期に入る時期です。お腹が少しずつ膨らみはじめ、妊婦さんも妊娠の実感が出てきます。妊娠初期に体調が悪かった方も、中期に入れば症状が少なくなり、異常がなければマタニティライフを楽しむことが可能です。

妊娠中期の注意点

妊娠5ヶ月の16週には胎盤が完成します。安定期に入り、体を動かすことができます。異常がなければマタニティヨガ、マタニティプールなど行っても構いません。注意したいのは、つわりが治まり食欲が出ることです。体重管理をしながら、食べ過ぎに注意してください。ただし、逆に極端なダイエットをしすぎると赤ちゃんが成人になった時にメタボリック症候群になりやすくなるという研究もありますので、標準的な体重管理を目指しましょう。

妊娠6ヶ月は胎動を感じ始めます。お腹もふっくらとしてくるため、腰痛を感じる人が出てきます。普段から疲労をためないようにして、ストレッチなどを活用しましょう。寝ているときにこむら返りが起きる人もいます。

妊娠7ヶ月では、お腹が大きくなりあおむけで寝るのが大変になります。抱き枕などを活用して、就寝を楽にしましょう。ホルモンバランスの乱れで歯周病になる方も増えます。日常的な歯磨きに加えて歯間ブラシ、デンタルフロスなどを使った口腔ケアや体調が良い日に歯科検診に行き、歯や歯茎をチェックしてもらってください。

カレンダーで見る妊娠後期

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そろそろ出産も近づき、お産のことも考える必要がある時期です。

妊娠後期の期間

妊娠後期は、妊娠8ヶ月~10ヶ月までです。妊娠8ヶ月は28~31週、妊娠9ヶ月は32~35週、妊娠10ヶ月は36~週です。

妊娠後期とは

お腹が大きくなり血管や子宮を圧迫するため、むくみやすくなります。このころの赤ちゃんは、聴覚が完成し、肺機能もしっかりしてきて、万が一、早産でお腹の外側に出てもなんとか生きられる時期です。

妊娠後期の注意点

妊娠8ヶ月はむくみがでやすく、寝て起きても取れない場合は医師に相談してください。妊娠30週を過ぎるとお腹が張りやすくなり、痛みや出血があるときも受診が必要です。

妊娠9ヶ月は、子宮が胃を圧迫してたくさん食べられなくなります。小分けにしながら食事をして、栄養補給を心がけましょう。同時に膀胱も刺激されてトイレが近くなります。お産に向けての体力作りをはじめ、産休や里帰りの準備をする頃です。

妊娠10ヶ月は、お腹の張りも強くなり、お産が近くなります。入院準備用品を用意して、いつでも入院できる対策を取ってください。安静にするよう医師から指示がなければ、普通に生活していて構いません。

まとめ

妊娠カレンダーは、パッと見て妊娠の状況がわかりやすいため、活用してみましょう。現在何週目でどんな状況かわかっていると、不安感も解消しやすくなります。妊娠の管理にも使えますから、入手して利用することをおすすめします。

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