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2021年09月09日 11:15 更新

第二子出産の光上せあらさん、0歳の姉と弟にタンデム授乳で悩み

第二子を出産したタレントで実業家の光上せあらさん。まだ0歳の長女と、生まれたばかりの長男、どちらにも母乳をあげる「タンデム授乳」をしていることをブログに綴りました。

光上せあらさん「タンデム授乳」に挑戦

Lazy dummy

光上せあらさんは昨年9月26日に第一子となる長女を出産。数ヶ月後に第二子を妊娠したことがわかったと公表し、8月21日に長男を出産しています。光上さんは一年で2回の出産を経験し、子どもたちは11ヶ月差の姉弟に。

光上さんは9月5日に更新したブログで、「タンデム授乳をしている」と明かしました。タンデム授乳とは、双子や年の近い兄弟や姉妹、2人の子どもに同時におっぱいを飲ませることです。光上さんの場合は同時授乳しているわけではなく、「まずは下の子、そして下の子が終わったら上の子」という順番でタンデムしているそう。

予想外だったのは、もともとママのおっぱいが大好きだった長女の「おっぱい星人度」が再び急上昇していることで、1日中、ママの服をまくりあげておっぱいを探しているほどだそうです。

しかし離乳食を食べている姉と違い、まだ母乳しか飲めない弟の授乳を優先せざるを得ないため、娘のおっぱい要求と息子の授乳タイムが重なるときは、張り裂けそうな胸を抱えながら「ごめん、ママ今パイ無いーもうちょい待ってくれたらあるよ」と伝えている……と綴っています。

光上さんは2人同時のタンデム授乳も「やってみようかな?」と言い、タンデム授乳経験者に「やっぱり上のお子さん太りましたか?」「あとパイ依存が増えたとか、赤ちゃん返りがひどくなったとか」「下の子にお乳あげる時って見える場所でやりましたか?」といった質問も投げかけていました。

タンデム授乳を「気持ち悪い」と感じたときはどうする?

WHOが2歳過ぎまでの母乳育児を推進していることもあり、下の子が生まれても上の子の授乳を続けたいと思っていたり、実際にタンデム授乳をしているママは以前よりもいるようです。

タンデム授乳をすると、上の子とのスキンシップがとれるため、上の子の気持ちが安定するといわれます。2人に吸われることで、母乳の出がよくなったり、下の子が母乳をあまり飲まなくても上の子が吸うため、うつ乳(母乳が乳房内にたまってしまうこと)になりにくい、というメリットもあります。

一方で、上の子と同時の授乳だと下の子は落ち着いて飲めなかったり、満足のいくまで母乳を飲めずに必要な栄養が摂れないケースも考えられるため、注意が必要です。逆に、上の子は食事を一日三食しっかり食べたうえで、満足のいくまで母乳を飲んでいると、栄養の摂りすぎで太ってしまうかもしれません。

また、授乳中のママは2人分の母乳を作り出すエネルギーが必要となるので、栄養バランスの取れた食事を必要量しっかり食べていないと、体がもちません。赤ちゃん一人に授乳している場合でも通常より1日当たり350kcal増やすことが推奨されているので、タンデム授乳ではこれよりさらに多くエネルギーを摂る意識をもちましょう。

赤ちゃんのペースで飲ませていると授乳回数が多くなり、ママがゆっくり休む時間も取れなくなります。実際にタンデム授乳をしてみると、ママにとって精神的な負担となり、母乳育児に嫌悪感を抱くようになることもあります。小さな赤ちゃんに比べて上の子が大きく感じ、授乳させることを「気持ち悪い」と感じたり、上の子がおっぱいに執着して赤ちゃんより先に飲みたがったりたくさん飲もうとするとイライラしたりすることもあるものです。決して特別なことではありません。

ストレスを感じていたり疲れていると思ったら、家族など身近な人に相談し、ママ自身のケアを優先してください。お茶をゆっくり飲む、1人でお風呂に入るなど、短時間でも自分だけの時間を持ちましょう。こまめに休憩をとり、子どもたちの昼寝のタイミングで一緒に寝るなど、頑張りすぎないようにしましょう。

参照:
【助産師監修】タンデム授乳で上の子が太る?気持ち悪いと感じたときはどうする?
https://woman.mynavi.jp/kosodate/articles/11435

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