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2021年09月01日 12:05 更新

紺野あさ美さん3人目の出産で「初めての経験」、詳細な出産レポを公開! 同じお産はひとつもないと痛感したこと

8月に第三子を出産した、元モーニング娘。で元テレビ東京アナウンサーの紺野あさ美さんが、第三子の出産経過をブログで連続レポートしています。3歳長女、2歳長男、そして0歳末っ子と、あまり間隔があかずに妊娠・出産となりましたが、紺野さんは「同じ出産はひとつもない」とあらためて痛感したのだそう。

紺野あさ美さんの出産レポが詳しい!

Lazy dummy

8月23日に、第三子となる男の子の誕生を発表した紺野あさ美さん。三児の子育てに大忙しの日々ですが、「記憶が鮮明なうちに些細なことも記録したい」として、出産レポートをブログに綴っています。今回のお産では、「私自身3回目になっても、こんなケースもある、こんなこともある…と臨月に入る頃からいろいろと調べたりして同じお産はないんだなと改めて感じた」そうで、1人目、2人目のときにはなかった経験をしたそうです。

それは、一度は10分間隔になった陣痛が、なぜか遠のいていく……という経験。 その時はずいぶん焦ったとのこと。 というのも、夜中に前駆陣痛のような痛みから徐々に強まってきて眠れないほどになり、10分間隔の陣痛を感じたため急いで入院したものの、朝には陣痛の間隔が開いてしまったのです。

「こんなこともあるんだ」という驚きと、出産の兆候が遠のくことへの焦りを感じつつ、夜中にほとんど寝られなかったためうとうとしていると、陣痛の痛みで起こされてを繰り返し、子宮口は6cmに。病院の朝食で出された「おにぎり2個に米粉マフィンなども付いた炭水化物多めのメニュー(焼売などのタンパク質や果物に温野菜もありました)」をしっかり食べたら、陣痛の間隔が短くなり、ここから一気に出産へ向けてラストスパートがかかりました。

陣痛が強く、間隔が短くなって、腰にいきなり尋常でない激痛が走り「ぎっくり腰!?」と焦
りながらもお産は進み、朝食後の陣痛再スタートから3時間半ほどが経過した昼過ぎに、無事、出産を終えられたそうです。

出産に要した時間は、「1人目の時が6時間、2人目の時が記録上5時間」だったといいますが、3人目は「記録上3時間半」とさらに短く! ただし、紺野さんにとっては、前夜から陣痛が続いていた感覚のため、「1番長く感じたお産でした」とのこと。とはいえ、母子ともに健康で本当に良かったですね。

産後すぐの第三子、小さなお手て

経産婦は初産よりお産の進みが早いって本当?

どのようなお産になるかは、本当に人それぞれ。その時のママと赤ちゃんの状況によっても変わってくるので、同じ人であっても、そのときそのときのお産で異なります。ただ、初産婦と経産婦では「お産の進むスピード」に明確な違いがあることはわかっています。

分娩時期が近づくと胎児は下降し、頭を母体の骨盤内に固定させます(児頭降下)が、初産婦の場合は分娩開始の数週間前に児頭降下が起こるのに比べ、経産婦の場合はお産開始の間近になってから起こることが多いといわれています。

また、分娩のトータルの所要時間も、経産婦のほうが初産婦より短いのが一般的。初産婦の分娩所要時間の平均は分娩開始から12~15時間ですが、経産婦の平均は5~8時間と初産婦の半分程度です。なお、分娩の経過にはかなりの個人差があり、平均より短いこともあれば長いこともありますが、初産婦で 30 時間、経産婦で15時間までは正常なお産の範囲内とされています[*1]。


経産婦は子宮頸管や会陰が初産婦と比較して軟らかいため、子宮口が開きやすかったり会陰が伸びやすかったりする傾向があり、これも分娩の進むスピードが速いことに関係していると考えられます。妊婦さんの多くが気になるであろう会陰裂傷が比較的起きにくいのも、経産婦のお産の特徴のひとつです。

参考文献

[*1]メディックメディア「病気がみえる Vlol.10 産科」(第4版)p.251

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