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【医師監修】計画的に! 妊娠してから出産予定日までのスケジュール計算

【医師監修】計画的に! 妊娠してから出産予定日までのスケジュール計算

妊娠がわかったら、妊婦生活のスタート! 妊娠中はできるだけリラックスして過ごすことが大切ですが、実はこの時期にやることはたくさん。妊娠経過は人それぞれなので、必ずしも計画通りにいくとは限りませんが、できるだけ穏やかに過ごすためにも、妊娠中どんなことが必要か先に知っておきましょう。


この記事の監修ドクター
六本木レディースクリニック 山中 智哉先生
不妊治療専門クリニックとしてどうあるべきかを常に考え、私たちだからこそできる心のこもった診療ができるよう心がけています。
http://www.sbc-ladies.com/

妊娠中の体調の変化

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妊婦ライフは変化に富む期間になります。体調は個人差があるので予測がつかない面もありますが、いつ頃は身軽で、いつ頃は動きづらいのかおおよその全体の流れを知って、妊婦ライフプランを立てましょう。

妊娠初期:つわりがつらい

妊娠4か月までの【妊娠初期】は、ほとんどの妊婦さんがつわりに苦しんだり、妊娠経過も安定しない期間です。また職場へ報告したり、母子手帳を受け取ったり、産院選びを始める時期でもあります。この時期に無理なスポーツや体に負担がかかることはNGです。

妊娠中期(安定期):出産準備に最適

5~7カ月の【妊娠中期】が、いわゆる安定期。つわりが終わって過ごしやすくなる時期です。戌の日の安産祈願や、出産準備品の買い物、さまざまな手配や計画などはこの時期に済ませておくとよいでしょう。里帰り出産をするのか、働いている方は産休や育休を取るのか、産休後復帰するなら保育園をどうするかなど、出産に向けて具体的な計画をたてましょう。

臨月:出産に備えましょう

妊娠8か月以降の臨月に入ると、お腹が重くなり身動きがしづらくなります。上にお子さんがいる場合、抱っこしにくくなることも。里帰り出産などで飛行機に乗る場合、臨月だと搭乗できない航空会社もあるので、いつまでに移動が可能か調べておきましょう。また、いつ産気づくか分からない時期なので、遠出はせず、保険証や母子手帳はつねに持ち歩きが必要です。

【妊娠初期】母子手帳を受取ります

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胎児の心拍が確認されると、産院から母子手帳をもらってきてください、とお話があります。たいてい妊娠6~10週頃。お住まいの市区町村役所で母子手帳を受け取りましょう。母子手帳と一緒に、妊婦健診の受診券や、地域のサポート券などを受け取れる地域もあります。受診券は持参しないと無料にならなかったり(自治体により異なります)、サポート券も使用期間が決まっているので、いつどのように利用できるのか、スケジュール表に書き込んでおきましょう。

【妊娠初期】どう産むか? 産院選びは大事

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出産したい産院が決まっているのなら、早めに分娩予約を入れましょう。里帰り出産の予定で病院がまだ決まっていなかったり、とりあえず妊娠検査で受診しただけで産む病院はもう少し選びたい…という妊婦さんは、できれば早めに考えてください。地域にもよりますが、出産を受入れる産院が減りつつあり、人気の産院は早めに分娩予約がいっぱいになってしまう場合もあります。

産院選びの考え方

産院選びは、出産の仕方を選ぶことでもあります。分娩台で産む通常分娩がよいのか、フリースタイル出産をしたいのか、無痛分娩が可能かどうか。なかには水中出産など自由なお産ができる産院もあります。また、産後に母子分離するのか母子同室なのか。母乳指導が手厚い病院もあります。パパの立会い出産を奨励している病院もあれば、禁止しているところもあります。

ひとくちに産科といっても、病院によってそれぞれ方針が違うので、どのような特徴のある産院なのか、分娩費用はどの程度かかるのかなどしっかり調べて選びましょう。また、病院の産婦人科以外にも、クリニックや助産院、あるいは助産師さんに来てもらう自宅出産という方法もあります。自分にどのようなお産がいいのか、夫婦で話し合って考えましょう。

【妊娠初期~中期】職場への報告も早めに。産後の職場復帰も考えましょう

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働いている方は、職場へ妊娠の報告をしましょう。法律で、出産予定日の6週間前(多胎妊娠の場合は14週間)から、産後8週間までの産休が認められています。職場も産休中の代わりなどの対応を考えなければなりませんから、できるだけ早め、遅くとも安定期に入ったらすぐに報告しましょう。

また育児休業制度が整っている会社であれば、育児休暇を取るかどうか検討していきましょう。育児休暇を取らない場合は、産後に職場復帰できるよう保育園も探しましょう。産後2~3か月から入れる保育園があるかどうかは、地域によっても違います。自分の住む自治体の保育園事情を調べて、産休明けに保育園に入れない場合は、保育園入園まで待ってもらえるかなど職場と相談が必要になります。
 

【妊娠初期~】引越や旅行、帰省などのイベントの見直し

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妊娠がわかる前に、引越や旅行、帰省などを計画していることもあるかもしれません。妊娠初期や臨月期と重なっている場合はできるだけ日程をずらすか、どうしても外せない場合は負担のない方法を考えましょう。

【妊娠中期】里帰りする?しない? 産後をどうするのか考えよう

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里帰りのメリットは床上げまでの期間、実家のお世話になって産後の体を休められること。産後をどう過ごすのか、夫婦でしっかり話し合って決めておきましょう。

里帰りする場合は、産院選びや交通手段も含めて早めに計画を立てましょう。飛行機は臨月に入ってからの搭乗は医師の診断書や同伴が必要になるので、安全面からみても、安定期のうちに移動する方が安心ですね。産院も、事前に受診してくださいという病院もあるので問い合わせておきましょう。

最近は里帰りせず、産後を夫婦でのりきる家族も増えています。その場合、退院直後はまだ体を休める必要がありますから、家事を協力してもらいましょう。産後も元気だからといってすぐに動き回るのはおすすめできません。心身ともに回復するまでは無理をすることのないよう、ママは赤ちゃんのお世話に集中できるようにしましょう。

パパが仕事を休めるならパパに家事をしてもらうのもいいですね。両家の両親に手伝ってもらえるならお願いするとよいですし、なければファミリーサポートなどのほかの人の手を借りましょう。ファミリーサポートを利用する場合は、ファミリーサポートセンターへ事前登録が必要なので出産前に登録しておきましょう。

【妊娠中期】上の子の幼稚園・保育園への対応も考えよう

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赤ちゃんが生まれる家庭では幼稚園以下の兄弟がいることも多いですね。園への送迎は、産後直後のママは避けた方が無難。ママが入院中や産後、幼稚園や保育園の送迎を誰がするのか考えておきましょう。身内が力になってくれると心強いですが、もし誰も頼る人がいなかったら、送迎だけファミリーサポートに頼むこともできます。また出産前後に、入園や卒園、運動会などの園の行事と重なったら、どう対処するかも家族で話し合っておきましょう。

【妊娠中期】補助金などは、申請の確認が重要

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妊娠出産に関しては、国や市町村からさまざまな助成や補助がありますが、ただ待っているだけではほとんどもらえません。自分にあてはまるものには何があるのか調べ、いつ申請するのか確認しておきましょう。また、妊婦健診などの無料券や、さまざまなサポートサービスが受けられる市町村もあるので、お住まいの市町村ではどのような助成やサポートがあるか調べてみましょう。

【妊娠中期】初産のママは特に、母親学級やプレママクラスに参加を

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妊娠出産がはじめてのママの不安を和らげられるよう、市町村や産院で、母親学級・父親学級やプレママクラスが用意されています。

自治体によって1~3回行われ、そのなかで、妊娠中の栄養指導や体調管理、出産の流れや新生児のお世話について知ることができます。パパも一緒に出ると、産後に赤ちゃんをお風呂に入れてもらったり、一緒にお世話することができるようになります。妊婦さんの多い地域では、母親学級の予約がすぐに埋まってしまうところもあります。HPなどで日程が公表されているので、早めに申込しましょう。

【妊娠中期】出産準備品の準備を。レンタルの予約は早めに

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出産準備品(新生児の肌着、おむつ、ベビーカーやベビー布団、ベビーベッドなど)も、安定期のうちに用意しておくと安心です。哺乳瓶やミルクは母乳が出なかった場合に必要になりますが、母乳が出る場合は不要なので必要になってから購入してもよいでしょう。産後の数か月しか使わないようなベビーベッドなどはレンタルする方法もあります。レンタル業者の在庫にも限りがあるので、もし使用する場合は早めに予約しておくと安心ですね。

【妊娠中期】妊娠5カ月に入ったら戌の日に安産祈願

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日本には古来より、妊婦さんが戌の日に腹帯を巻いて安産祈願をすると安産になるといわれています。子どもを多く産み安産な犬は、安産の神様。地域によっても安産祈願の習慣・風習は異なりますが、お参りしたい方は安産祈願をしている神社や八幡宮などに参拝するとよいでしょう。

まとめ

いかがでしたか?全体の流れを知り、いつどんなことが必要になるか早めに準備ができていれば、安心ですね。また妊娠経過は、人それぞれ。思い通りにいかないことだって多々あります。計画通りにいかなくても、気にしないでください。大切なことは、ママと赤ちゃんがリラックスして過ごせること。おなかの赤ちゃんの成長を感じながら、穏やかに過ごしてください。

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