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読めば3回、涙する!! 「小説家になろう」で話題の作品が待望の書籍化!

日本最大級の小説投稿サイト「小説家になろう」で話題となっていた『サムヒア・ノーヒア』という作品が、『サムウェア・ノットヒア ~ここではない何処かへ~』(小野崎まち・著)と改題し、10月20日、ついにマイナビ出版ファン文庫より発売される。カバーイラストは、『神様のカルテ』や『図書館戦争』の装画を手掛けるカスヤナガト氏。

主人公の美術教師・栄一郎は、自身の個展にひとつだけ別の人が描いた絵を持ち込んでいた。そのタイトルが、『ここではない何処かへ(サムウェア・ノットヒア)』。圧倒的な存在感を放ち、見る者に痛烈に何かを問いかけてくるその絵から、物語は始まる。

高校時代、栄一郎は幼馴染みの零子と美術同好会に所属していた。零子はいつも何かに憑かれたように没頭して絵を描き、溢れんばかりの才能を持っている。かつては零子をライバル視したこともあったものの、栄一郎は「自分は自分の絵を描けばいい」と受け入れ、放課後は毎日ふたりで美術室にこもっていた。だが、あることをきっかけに、零子は心を壊していき……。

――失われないものなんて、この世界には何ひとつない。
誰もが通り過ぎてきた青春時代の、ひりつくような愛おしい輝きを描いたこの作品は、大人になった今だからこそ読みたい一作。読書の秋に、心の奥から涙がこぼれる感動作を読んでみては?

●ファン文庫
https://book.mynavi.jp/fanbunko/
『サムウェア・ノットヒア ~ここではない何処かへ~』(小野崎まち:著、カスヤナガト:イラスト)
発行:マイナビ出版
定価:¥647+税

※この記事は2016年10月19日に公開されたものです

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