お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

【婚活に効く、しぐさの心理学vol.6】本音は下半身に出る!? 婚活でチェックしたい下半身のしぐさPart1

小高千枝

石部千晶/六識

しぐさや態度は、時に言葉よりも雄弁に人の本音を語るもの。相手に好意があるかどうかを見極めたり、自分の好意を伝えるなど、コミュニケーション力アップに役立ちます。今回は、メディアでも活躍している心理カウンセラー・小高千枝先生に、婚活でチェックしたい下半身のしぐさ、特に足の向きや癖にクローズアップして教えてもらいました。

椅子に座る女性

人間の本音は、実は下半身(下肢信号)に出やすいということをご存じですか? 上半身では身振り手振りでリアクションをしながらすごく楽しそうに話しているけれど、下半身を見てみると実は“つまらない”なんていうシグナルを出している可能性が! また、下半身を見ればその人の基本的な性格までわかってしまうかも。そのサインを見逃さないように、チェックポイントを押さえておきましょう。

相手が自分に興味があるかどうかは、つま先の向きでチェック!

レストランのカップル

まず見てもらいたいのは相手のつま先の向き。つま先が向いている方向は、相手が自分に好意を持っているかをチェックする、大きなポイントになります。つま先が自分のほうを見ていたら、それは自分に興味があると思ってOK。逆に、どんなに上半身は楽しそうに話をしていても、つま先が自分の方向以外を向いていたら、実は話し相手に興味がないということになりますね。ほかにも、興味がある人に対しては、つま先が揃わずにどちらかの足が前に出るという傾向も見られます。つま先が自分の方を向いていて、さらに足が前後になっていたら、その人に対してすごく興味があると思っていいでしょう。

つま先の向きで基本的性格がわかっちゃう!?

椅子に座っているビジネスマン

足を広げて座ったときに、つま先の位置が外側を向いている男性は、向上心があったり、行動派なタイプの人が多いですね。自分の意思がはっきりしていていいのですが、その半面、我が強すぎたり、向上心がありすぎて、何でも思い立ったらすぐに実践しようとする傾向があります。例えば婚活でいい感じになった人ができると、帰り道に強引に誘ってきたり、マイペースにデートの約束をしてしまう可能性もあります。悪気はないのですが、女性は理解をしてあげることに、時間がかかるかもしれないですね。

女性の場合も同じで、ヒザは閉じているけれどつま先が開いている人は、仕事にも恋にも貪欲で上昇志向なタイプです。逆につま先が内側を向いている人は、基本的に内向型の人が多いですね。

足のしぐさで、子供っぽい印象を与えてしまうかも!

足首をクロスさせて座る女性

足をプラプラさせて座っているのは、子供っぽさを与えてしまいます。やっている本人は、楽しかったり、何も考えていなかったりという場合がほとんどなのですが、見ているほうは「地に足ついてるのかな?」「思いつきで行動しそうだな」という印象を持ってしまいます。楽しそうな雰囲気を相手に与えますが、婚活の場ではやめておいたほうがいいですね。

また、足首をクロスしている人もいますが、そういう人は空想的だったり、ロマンチストだったり、子供っぽかったりする傾向があります。リラックスするのはいいのですが、ちょっとふわふわしたような印象を与えてしまいますよ。

不安な気持ち、しぐさに出ていますよ!

談笑する男女

椅子に手を置いて体を支えるような座り方をしている人は、不安感情を抱いている状態と言えます。手のひらを見せていないということは、不安、自信がない、相手に心を開いていないという心の様の反映です。ヒジが伸びきった状態で体を支えている姿勢は、特に全然リラックスできていないという証にも繋がります。

足をテーブルやいすの脚に絡めている人もいますが、それも不安感情だったり、飽きてきているという心の表れです。また、足が後ろを向いて足首をクロスさせている状態も、飽きているとか、興味ない、抵抗感があるというシグナルですね。ですが、好きな話になったときや興味がある人が話し始めたときには、急に足が前に向いたりします。足が後ろを向いてるから脈がないんだと思わずに、相手の興味がある話を探りながら、彼の関心を引き出してみてください。きっと、態勢や表情が変わる「ここだ!」という瞬間があるので、そのチャンスを逃さないようにしましょう。

そわそわしてしまうのは、プレッシャーを感じているから!

レストランの男女

緊張すると、無意識のうちに何度も座りなおしたり、そわそわと揺れがとまらなくなったりというしぐさが増えますね。緊張するのはわかりますが、相手にも緊張が伝わってしまうものです。そのため、動きは少なめにしたほうがいいでしょう。相手に無駄な警戒心を与えさせてしまうことにもなりかねません。

貧乏ゆすりをしているのは、「この場から逃げたい」という不安感情や、飽きてしまっている、プレッシャーを感じているという状態を示します。「こうしなければならない」「自分のことをちゃんと説明しなきゃ」と思う必要はありません。日本人は自分のよさを他人に伝えることが苦手ですよね。なので、婚活に参加する前から、常に自分のいいところを自分の中に落とし込んでおくといいですよ。その練習として、自分のいいところを100個ノートに書きだしてみてください。そうすると、違う書き方で同じようなことが書かれていることが出て来ます。それが、その人の本当にいいところです。そうやって自己分析をしていくと、婚活当日も自信を持って挑むことができますよ。

まとめ

1.相手が自分に興味があるかどうかは、つま先の向きでチェック!

2.つま先の向きで基本的性格がわかっちゃう!?

3.足のしぐさで、子供っぽい印象を与えてしまうかも!

4.不安な気持ち、しぐさに出ていますよ!

5.そわそわしてしまうのは、プレッシャーを感じているから!

話しているとついつい上半身に目が行きがちですが、本音を知りたいのなら下半身をチェックするのがいいんですね。ソワソワしたり貧乏ゆすりをしている姿は、見ているほうもいい印象は受けないですよね。婚活でそのようなしぐさを出さないためにも、普段から自分に自信を持てるような練習をしておくのもいいかもしれませんよ!

(石部千晶/六識)

※この記事は2016年10月09日に公開されたものです

小高千枝

株式会社エクラ・コフレ17
メンタルヘルスケア&マネジメントサロン代表

サロンでの臨床をはじめ、企業顧問として従事。
心理学、メンタルヘルスケア・マネジメントの必要性や大切さを伝える。
明確な心理分析やメンタルトレーニングは多くの女性をはじめ、著名人からの支持もあつい。
日本テレビ「ナカイの窓」などマスコミ出演多数。
主婦と生活社「心理カウンセラーが教える 本当の自分に目覚める体癖論」など著書多数。

小高千枝OFFICIAL BLOG
「メンタルビューティ時間」
http://ameblo.jp/ych202/

メンタルヘルスケア&マネジメントサロン
http://odakachie.com/

この著者の記事一覧 
石部千晶/六識

「こんな情報がほしかった!と思ってもらえるような情報をお届けしたい」という想いから、舞台照明の仕事を経てライターに転職。昔から書くことが好きで、小学生のころから日記を書きためている。現在は、主にグルメや旅をテーマにした取材・執筆を行う。プライベートでは動物との触れ合いが何より好きで、牧場に行ってはムツゴロウさんのようになっている。

この著者の記事一覧 

SHARE