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未婚VS既婚 女性が「お得」だと感じるのはどっちの立場?

ファナティック

結婚に対する考え方はさまざまで、一概に「幸せ」を定義することはできません。ですが未婚と既婚の間には見えない壁があることも事実ですよね。今回は社会人の女性を対象に、未婚と既婚、それぞれの「得」についてアンケートを実施してみました。

Q.未婚と既婚、どちらがお得だと思いますか? 自分の気持ちに近いほうをお選びください。

未婚 48.7%

既婚 51.3%

僅差ではありますが、既婚のほうがお得だと考えている女性が多いようです。両者の理由はどんなもなのでしょうか。

【「未婚」と回答した女性の意見】

■何にも代えられない自由がある

・「自分で稼いだお金を自由に使えるし、時間も自由にあるから」(31歳/情報・IT/その他)

・「1人の方が自分のペースで過ごせるため、比較的自由度が高いから」(25歳/通信/営業職)

独身でいることの最大のメリットは自由があること。家族のために一生懸命お金を稼ぎ、休日は家族サービスで自分の時間も持つことができないという悩みは、未婚の人には皆無です。

■社会生活で実感する未婚特権

・「食事に誘われる頻度や、プレゼントを頂くことが既婚のときより明らかに多いので」(32歳/運輸・倉庫/その他)

・「未婚だと、いろんな男性とデートに行ったり飲み会の参加が自由にでき、時としておごってもらうこともあるから。また、旅行に行く場合にも自分の好きな所へ行けるし自分の旅費だけで行けるから」(27歳/医薬品・化粧品/技術職)

未婚だからこそ得られる社会的なつながりもあります。特に仕事関係や男性とのつながりは、家庭生活とは相反する側面も多く、未婚の方が持ちやすい場合も多いでしょう。

【「既婚」と回答した女性の意見】

■結婚すれば生活が2馬力に

・「二人で生活するので光熱費や食費などの生活費が今までよりは安くなるから」(28歳/ソフトウェア/技術職)

・「年齢にもよりますが、若く体力あるうちに親になれる喜びを知れるし、お金も二人でためられる」(30歳/医療・福祉/専門職)

昔の人はよく「一かまどは経済的」と言ったものです。一緒に暮らすことで節約できるお金も増え、結婚後も2人で働けば世帯当たりの収入も増えます。結果的に豊かな暮らしができる可能性も広がるでしょう。

■精神的な充足が得られる

・「安心できるし、帰る場所があるから」(27歳/機械・精密機器/事務系専門職)

・「生活にメリハリが出て、一人より二人の方が楽しいから」(36歳/機械・精密機器/事務系専門職)

お金では買えない結婚生活のメリットは、精神的な安心や安定、一緒に暮らす人がいることの楽しさです。支えてくれる人がいることは、忙しい現代人にとって強力な安定剤になるでしょう。

■制度も風潮も既婚者ありき!?

・「配偶者控除とかあるし、世の中既婚者向けにカスタマイズされてる」(24歳/生保・損保/事務系専門職)

・「無理して働かなくていい。何かと既婚者の人は既婚者だから発言が多いし認められているような日本社会がまだあるから。未婚者は、理想が高いからだと言われたり何かと肩身が狭い」(32歳/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)

良しあしはありますが、今日の日本の制度は配偶者がいた方が経済的なメリットを受けられることが多いことも事実です。子どもを社会全体で育てていくという考え方のもと、独身者は税金が高くなってしまう傾向があるようです。

まとめ

一刻も早く結婚して家庭を築きたいと思う人もいれば、生涯独身を貫き、自分のため、ひいては社会のために生きていきたいと考える人もいます。それぞれにお得な面は多々ありますが、自分にとって何が一番重要かをしっかりと見極めることが大切ですね。

(ファナティック)

※画像はイメージです

※『マイナビウーマン』にて2016年9月にWebアンケート。有効回答数150件(22歳~36歳の働く女性)

※この記事は2016年10月08日に公開されたものです

ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

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