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【婚活に効く、しぐさの心理学vol.4】目を見れば全てがわかる!? 婚活で意識したい目元の動き

小高千枝

石部千晶/六識

しぐさや態度は、時に言葉よりも雄弁に人の本音を語るもの。相手に好意があるかどうかを見極めたり、自分の好意を伝えるなど、コミュニケーション力アップに役立ちます。今回は、メディアでも活躍している心理カウンセラー・小高千枝先生に、婚活で意識したい目元の動きについて教えてもらいました。

見つめ合う男女

「目は口ほどにものを言う」なんて言われるように、“目”は相手の気持ちを推し量るのに重要なパーツです。目を見るだけで喜怒哀楽がわかったり、目だけで好意を伝えることができたり、時には目の動きで嘘を見抜いてしまったなんていうことも。そんな“目”の動きで、上手なアピール方法を身に着けて、婚活に活用しちゃいましょう!

視線はずっとはずさないのではなく、たまにそらすのが◎

  ドリンクを飲む女性

話すときに相手の目を見るというのは、相手に興味があると意思表示をするための大切な手段です。ですが、あまりじっと見すぎてしまうと、相手が抵抗感を感じてしまいます。なので、たまには途中で目をそらして、一拍おいてあげることも必要です。そのとき、元気で楽しい雰囲気にしたいのならば、少し斜め上を見るような感じで目をそらすといいと思います。逆に、うつむき加減に目をそらすと、しおらしさを演出することができますよ。タイミングとしては、話をしながら物事を思い出そうとするときや、話題が一段落したところが自然でいいですね。

意中の人を見ていて、違う人に目線を移す場合、急にバッと目線を移さないように注意しましょう。意中の人に“何か気にさわることをしたかな?”と感じさせてしまう危険があります。なのでそういうときは、一度そっと微笑んでから視線を移すとか、ゆっくりと目線を移すようにしてください。それだけでも、優しく柔らかなイメージがついて、印象UPに繋がりますよ。

緊張して相手の目が見られない人はここを見て!

見つめ合うカップル

中には、恥ずかしくて相手の目を見て話ができないという人もいるかと思います。そういう人は、目の回りのパーツを見て話すようにしましょう。目から下の位置よりも、目から上の位置を見たほうがいいですね。範囲で言えば、まぶた~眉毛ぐらいの間がベスト。そこを見れば、目を見なくても、相手に違和感を与えずに話すことができますよ。照れるからと言って相手の顔も見ずに下ばかり見ていては、つまらなそうに見えるうえ、自分に興味がないのかなと思われてしまいます。目を見て話せない人は、一度試してみてくださいね。

目元を見ていればウソか真実か見えてくる!?

困っている男性

目元を見ればその人の本心がわかるもの。ですが、実は女性のウソを目だけで見抜くことは難しい場合があります。女性は、自分を見てほしいときと、ウソをついているときにじっと相手を見つめることができる生き物です。じっと見つめているのがどちらの思いからくるものか、その見極めは困難ですね。女性のウソは見抜けないと言われているのは、こういう点も理由になるかもしれませんね。

逆に男性は、もともと人をじっと見つめるのが苦手です。特にやましいことや不安なことがあると目をそらす回数が増える傾向がありますので、ウソがわかりやすいですね。女性のみなさんは、男性と話をしていてやたら目が動くなと思ったら、その話は「ウソ!?」かもしれませんね。

好きな人には多めに目線を送ろう!

目線を送る女性

特に女性は、母性本能からついついいろんな人の世話をやいてしまって、男性からしたら“一体だれが好きなんだろう?”と思われてしまうことがよくあります。

周りにいる人に気を使いながらも、意中の人には目線を送って好意を表現してみてはいかがでしょうか。ただ、ずっと意中の人を見つめているのはNG。少し重く感じられてしまうかもしれません。最後に行き着く人はこの人というように、周囲を見ながらも、他の人と比べてちょっとだけ多く目線を送るようにしたらいいと思います。

男女ともにシャイな人は、気になればなるほど相手の顔が見られなくなってしまうものですが、婚活の場ではそんなことを言っている場合ではありません。アクションを起こさないと何も始まらないですよ。勇気を持って、目線を送るところから始めてみましょう!

男性をキュンとさせる上目遣いも、婚活では注意が必要!

見つめる女性

なんだかんだ男性は、女性の上目遣いに弱いものです。しかし、婚活の場では誰にでも上目遣いをするのはタブー。いろいろな人からちやほやされたい合コンとは違うので、意中の人だけに向けて送りましょう。

ただし、座って食事をしている場合、会話をしている最中に上目遣いをするのが難しいですよね。そこで狙うのは、男性が立ち上がった瞬間。自分は座ったまま、彼を見上げるように見つめてみましょう。目線に気づいた彼は、きっとドキッとしてしまうはずですよ!

まとめ

1.視線はずっとはずさないのではなく、たまにそらすのが◎

2.緊張して相手の目が見られない人はここを見て!

3.目元を見ていればウソか真実か見えてくる

4.好きな人には多めに目線を送ろう!

5.男性をキュンとさせる上目遣いも、婚活では注意が必要!

目元は、その人の気持ちが一番素直に出てくるパーツ。目の動きひとつで印象がよくなることもあれば、悪くなることもあるんですね。相手の目線を見て気持ちを探ったり、目線を活用して自分を印象づけたり……。目線を制して、婚活を制しましょう!

(石部千晶/六識)

※この記事は2016年10月07日に公開されたものです

小高千枝

株式会社エクラ・コフレ17
メンタルヘルスケア&マネジメントサロン代表

サロンでの臨床をはじめ、企業顧問として従事。
心理学、メンタルヘルスケア・マネジメントの必要性や大切さを伝える。
明確な心理分析やメンタルトレーニングは多くの女性をはじめ、著名人からの支持もあつい。
日本テレビ「ナカイの窓」などマスコミ出演多数。
主婦と生活社「心理カウンセラーが教える 本当の自分に目覚める体癖論」など著書多数。

小高千枝OFFICIAL BLOG
「メンタルビューティ時間」
http://ameblo.jp/ych202/

メンタルヘルスケア&マネジメントサロン
http://odakachie.com/

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石部千晶/六識

「こんな情報がほしかった!と思ってもらえるような情報をお届けしたい」という想いから、舞台照明の仕事を経てライターに転職。昔から書くことが好きで、小学生のころから日記を書きためている。現在は、主にグルメや旅をテーマにした取材・執筆を行う。プライベートでは動物との触れ合いが何より好きで、牧場に行ってはムツゴロウさんのようになっている。

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