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【婚活に効く、しぐさの心理学vol.2】これをすると嫌われる! 婚活男女が絶対にしてはいけないNGしぐさ

小高千枝

石部千晶/六識

しぐさや態度は、時に言葉よりも雄弁に人の本音を語るもの。相手に好意があるかどうかを見極めたり、自分の好意を伝えるなど、コミュニケーション力アップに役立ちます。今回は、メディアでも活躍している心理カウンセラー・小高千枝先生に、婚活でしてはいけないNGしぐさについて教えてもらいました。

ハートを破く

婚活の場で一生懸命アピールしてるのに、なぜか全然モテない……。それってもしかすると、知らず知らずのうちに相手を不快にさせてしまうようなNGしぐさをしてしまっているからかも!? 自分のちょっとした癖って、自分では気づきにくいものです。癖を直して好印象を手に入れましょう!

話を聞いているときの、足の向きにも注意して!

足を組む女性

相手が自分に興味があるかどうかを見極めるためにチェックしてもらいたいのが、実は下半身が示す“下肢信号”。もし相手のつま先が自分のほうを向いていたら、その人は自分に興味を持ってくれていると思っていいでしょう。逆に、テーブルの上では身振り手振りで楽しく話をしていても、つま先が反対側を向いていたら、本心は興味がないという可能性も。なので、相手の気持ちをチェックすると同時に、自分の足の向きにも気を付けてほしいですね。

そして女性で特に注意をしてほしいのが、靴を脱いでいたり、足をプラプラしてしまうという行為。疲れてしまうと無意識にやってしまう女性もいるかもしれませんが、その行為は、男性に“貞操観念がない”なんて印象を与えてしまっているんです。軽く思われてしまう可能性もあるので、足元までしっかりと気を使いましょうね。

パーソナルスペースへの侵入は禁物!

ハンドバッグを持っている女性

大人のマナーとしても気を付けたいのが、相手との距離感。『私のことを知ってほしい』という思いが強い人ほど、どうしても相手との距離が近くなってしまいます。“パーソナルスペースに入り込む”ことがモテしぐさだと言われたりもしますが、それは結婚相手ではなく、恋愛対象もしくは遊び相手。最初は、“この人のことをもっとを知りたいな”と思われるぐらいの、ちょっと遠いぐらいの距離感がいいですね。また、個人差はありますが、女性は男性よりも“そばにいてほしい”という欲求が強いもの。女性は、そばに来てくれる人に対して心が揺らいでしまうという傾向があるので、男性は、気になる女性がいたら勇気をもって少しだけ近づいてみてもいいかもしれません。ただし、近づきすぎにはご注意くださいね。

相手のパーソナルスペースを知りたいなら、その人の“荷物の量”が手掛かりになるかもしれません。荷物が多い人は不安感情が大きい傾向がありますので、パーソナルスペースも広いことが多いです。逆に、荷物の少ない人は、フレンドリーでパーソナルスペースが狭い人が多い傾向にあります。

自分の緊張は相手に伝わっているのかも!?

ベンチに座る男性

男性の場合、緊張するとジャケットを直したり、お尻を動かして姿勢を正したりしがちです。しかしそれらは、“戦闘態勢に入る”というしぐさにもなります。身なりを正すのは大事なことですが、そういう緊張感は相手にも伝わってしまうもの。そうすると相手も居心地が悪くなって、無意識のうちに2人の間に距離ができてしまいます。男性でそういうしぐさを多くしてしまっている人は“自分は緊張しているんだ”と自覚し、ふっと息を吐くなどして心をリラックスさせてあげてください。

手で相手をガードしていませんか?

机の上で手を握っている女性

テーブルをはさんで会話をしているときに、テーブルの上でがっちり手を組んでいる人は、相手に距離感を感じさせてしまっている可能性があります。手ががっちり組まれると、“私はあなたを受けつけません”と言われているような印象を受けてしまうんです。一方で、あまり手を開放的に広げすぎていても、オープンすぎて初対面の人は抵抗感を抱いてしまう可能性があります。手は、相手との距離感を示す堤防みたいなもの。テーブルの上に手を置くのであれば、軽く両手を重ねておくぐらいがちょうどいいですね。

無意識に“D言葉”を多用していない?

スマホを見る男女

口癖もしぐさのひとつと言われます。そんな口癖のなかで、男女ともに使っている人が多いのが、『だって』『でも』『どうせ』『だから』などの“D言葉”。言い訳や否定の言葉なので、言われたほうは拒絶されたような不快感を抱いてしまいます。さらに、ネガティブな“D言葉”は、無責任な印象を与え、自分自身の弱さをさらしてしまっているようなもの。婚活の場では『相手が自分のことを受け入れてくれるか』というのがパートナー選びの重要なポイントになってきますので、相手を認めないことにつながる言葉は使うべきではありません。第一声でつい使ってしまいがちな言葉ですので、意識して注意するようにしましょう。

まとめ

NG1.つま先を相手のほうに向けない

NG2.相手のパーソナルスペースへ侵入する

NG3.緊張して身なりを正す

NG4.手で相手をガードする

NG5.無意識に“D言葉”を多用する

あなたは「無意識にやっていた……」なんてこと、ありませんでしたか? 自分では意図していなかったのに、いつの間にか損をしてしまっていたらもったいない! これを機に、自分の言動をしっかり見直してみましょう。さらには、もし上記のしぐさをしている人を見たら、相手の本心を読めてしまうかも。自分の癖を直しつつ、相手のしぐさを読み取れば、本当に相性のいい人と出会えるかもしれませんね!

(石部千晶/六識)

※この記事は2016年10月05日に公開されたものです

小高千枝

株式会社エクラ・コフレ17
メンタルヘルスケア&マネジメントサロン代表

サロンでの臨床をはじめ、企業顧問として従事。
心理学、メンタルヘルスケア・マネジメントの必要性や大切さを伝える。
明確な心理分析やメンタルトレーニングは多くの女性をはじめ、著名人からの支持もあつい。
日本テレビ「ナカイの窓」などマスコミ出演多数。
主婦と生活社「心理カウンセラーが教える 本当の自分に目覚める体癖論」など著書多数。

小高千枝OFFICIAL BLOG
「メンタルビューティ時間」
http://ameblo.jp/ych202/

メンタルヘルスケア&マネジメントサロン
http://odakachie.com/

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石部千晶/六識

「こんな情報がほしかった!と思ってもらえるような情報をお届けしたい」という想いから、舞台照明の仕事を経てライターに転職。昔から書くことが好きで、小学生のころから日記を書きためている。現在は、主にグルメや旅をテーマにした取材・執筆を行う。プライベートでは動物との触れ合いが何より好きで、牧場に行ってはムツゴロウさんのようになっている。

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