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コラム ママ

出産前に! 子宮口を柔らかくする方法。薬や注射の効果は? 

陣痛を待っているプレママにとって、子宮口が柔らかくなっているのかはとても気になりますよね。そろそろ臨月に入る方は、スムーズなお産を目指して準備をしっかりと整えていきましょう。こちらでは、子宮口を柔らかくする方法をご紹介しているので、医師や助産師さんに相談しながら自分と赤ちゃんにとって良い方法をさがしてくださいね。

出産前に知っておきたいこと

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妊娠が判明したときには、赤ちゃんを授かったという喜びから幸せに浸ったり、自分も親になるのかと感慨深かったりと、皆さんそれぞれに複雑な気持ちがあるでしょう。辛いつわりを乗り越えて、安定期に入れば周りに報告して祝福をされたり、腹帯を巻いたりと色々なイベントがあるとは思います。ただ一方で、お産が近付くにつれて不安や恐怖などのマイナスな気持ちを感じている方も多いのではないでしょうか。人生最大とも言われるくらいの痛みが待っているわけですから、誰だって不安になりますよね。ただし、漠然とした不安を抱えてなんとなく過ごすのと、しっかりと知識を付けて準備万端に整えておくのとでは、不安の大きさもだいぶ違います。そこで、出産前になっても慌てないために、お産の大切な要素である「子宮口の柔らかさ」や「柔らかくする方法」について理解しておきましょう。

子宮口を柔らかくする理由

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子宮口を柔らかくするのは、子宮口を開いて赤ちゃんが出て来られるようにするためです。基本的には分娩が近づいてくると、ホルモンの分泌や胎児の下降で子宮口が柔らかくなり、開きやすくなっていきます。ただ、そのタイミングには個人差があるし、陣痛が強くなっても子宮口がなかなか柔らかくならないといったケースだって多々あります。とはいえ、子宮口が適切なタイミングで柔らかくなればスムーズにお産が進む可能性が高くなるのも確かです。

ここでは、赤ちゃんがスムーズに生まれてくるために大切な条件をご紹介します。その中でも子宮口の柔らかさや開き具合がどうお産に影響するのかを見ていきましょう。

赤ちゃんがスムーズに生まれてくるために……

赤ちゃんがスムーズに生まれてくるために重要な要素というのがあって、それを「分娩の三要素」といいます。一つが「晩出力」といって赤ちゃんを子宮から押し出す力のことです。陣痛や努責力といったお母さんのふんばる力がこれにあたります。二つ目に、「産道」。これは、子宮から赤ちゃんが外に出てくるときに通る通路のようなもので、柔らかくて広がりやすいと抵抗が少なくてスムーズな分娩になります。子宮口も柔らかく広がらないとスムーズに赤ちゃんが出てくることができません。そして三つ目が「胎児および附属物」です。赤ちゃんの大きさや姿勢、胎盤の位置などがこれにあたります。子宮口が柔らかくなって開いていることももちろんですが、その他の複雑な要素が絡み合って赤ちゃんがスムーズに生まれてくるかどうかが決まります。

分娩時の子宮口はどのぐらい開いているの?

子宮口には外子宮口と内子宮口があります。子宮の中で最も外に近いのが外子宮口で、外子宮口から子宮頸管を通って、子宮の入り口である内子宮口へとつながっています。子宮口が柔らかくなって開いているというのは、「外子宮口」と「内子宮口」とが両方とも開いていることを指しますが、医師や助産師が内診で直接確認できるのは外子宮口周囲の柔らかさや開き具合です。子宮口は普段はかたく閉じていますが、最大で約10cmまで開きます。まさに赤ちゃんが生まれるというときには、子宮口は最大まで開き、そのときの子宮口や子宮頸管の柔らかさはよくマシュマロに例えられたりします。

子宮口が柔らかくならないとどうなるの?

子宮口が柔らかくならないと、子宮口が開きにくくなる恐れがあります。陣痛が始まって赤ちゃんは出てこようとしているのに、肝心の出口が閉じたままでは、いつまで経っても赤ちゃんは出て来られないですよね。例えば、子宮口が開かないまま陣痛が強くなってしまうと、子宮内の圧が高まって早期破水を招いたり、出血したりすることがあります。また、子宮口があまり柔らかくならないし、陣痛も弱いままダラダラ続いてしまうといった「微弱陣痛」では、分娩が長引いてしまいお母さんにも赤ちゃんにもストレスが加わっってしまうことがあります。

個人差があるので焦らずに……

子宮口が柔らかくなるタイミングにも開き具合の進展にも個人差があります。臨月に入って週に1度の妊婦健診で「まだカチカチだね。」と言われていても、陣痛が来たらいつの間にかマシュマロみたいに柔らかくなって、何時間と待たずに子宮口が最大になったというケースもあります。一方で、臨月の妊婦健診で順調に柔らかくなっていると言われていても、いざ陣痛が始まってもなかなか子宮口が開かずに薬や医療器具の力を借りるといったケースもあります。さらにいうと、柔らかさというのは医師や助産師の主観的なものなので、以前よりも柔らかくなっているのかどうか判断が難しいことも多々あります。あくまでも分娩に至るまでの経過を測る目安ですから焦りすぎず、医療従事者とのコミュニケーションを取りながら、スムーズなお産を目指しましょう。

子宮口を柔らかくする方法

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子宮口を柔らかくしたり、開きやすくしたりする方法にも、陣痛前から自分でできるものもあれば、子宮口が自然に開くのを待つのはリスクがあるといった医学的判断から処置として行われるものもあります。それぞれの方法に、効果もあれば副作用もありますし、医学的な処置となれば費用も発生します。いざ分娩の直前になって慌てないように、基本的な子宮口を柔らかくする方法を知っておきましょう。

無理をしない程度に運動を頑張る

子宮口を柔らかくするために自分でできることとして、ウォーキングやスクワット、階段昇降などが有名です。体に適度な刺激を与えつつリラックスする効果もあるので、妊娠後期の妊婦さんの場合は無理をしない程度に頑張りましょう。お腹が大きく体のバランスも思っている以上にとりにくいので、くれぐれも転ばないように注意をしましょう。

体を温めて血流を促そう

体を温めることで骨盤まわりの筋肉が柔らかくなり、子宮口も開きやすくなることがあります。お風呂にゆっくりとつかったり、足湯を試したり、軽く運動するのもよいですね。横向きに寝て、腰や背中を優しくマッサージしてもらうのもオススメです。妊娠中は体調も変化しやすいので無理のない範囲でするのはもちろんのこと、赤ちゃんの胎動にも注意しながらすすめましょう。

子宮口を柔らかくするハーブティー

妊婦さんの口コミで広がっているのが、ラズベリーハーブティーという木苺を原料にしたハーブティーです。子宮収縮のサポートをして、子宮口を柔らかくしたり、開きやすくしたりする効果がさまざまなメディアで紹介されています。もちろんすべての妊婦さんに効果が実証されているものではないので、ハーブティーがお好きな方は参考にしてみてくださいね。

子宮口を柔らかくするお薬

子宮頸管熟化剤(マイリスなど)という薬を使って、子宮口や子宮頸管を柔らかくします。静脈に点滴するものもあれば、錠剤を膣に挿入するタイプもあります。陣痛が始まる前から定期的に投与されるケースもありますし、陣痛中に子宮頸管拡張器具と併用することもあります。副作用の頻度は高くないとされていますが、気分不快や強い子宮収縮を起こしてしまうといったケースもあります。

費用については、薬の種類(錠剤か点滴かなど)や使用量によって異なりますので、使用前にしっかりと説明を受けましょう。

医療器具を使って子宮口を広げる

膣から子宮口に入れて、子宮口を人工的に広げようとする「子宮頸管拡張器具」を使用することもあります。水分を吸収しながら徐々に膨らんでいくタイプのものもあれば、風船のような形で中に滅菌水を注入して膨らませていくものもあります。風船タイプの場合は、途中に水の量を微調整ながら徐々に広げていくといった方法もとられます。早期破水で、感染予防の観点から早く胎児を娩出させたいときや子宮口がなかなか柔らかくならずに広くならないまま陣痛が長引いているといったケースに使われます。副作用としては、器具挿入により周囲組織に傷をつける、感染を引き起こすなどといったリスクが挙げられます。

子宮頸管拡張器具にかかる費用は、ラミナリアという海藻の性質を活かして作られた棒状の器具では1万円以内に収まることが多いです。ただ、使用する本数や処置時に使い物品などによっても費用は異なりますし、ラミナリアでも風船タイプのバルーンでも自然分娩の範囲内として保険適応にならないケースが多数ありますので、数万円単位で費用を確保しておく方が安心できるでしょう。

陣痛促進剤

通常は順調に陣痛の波がくることで徐々に赤ちゃんの頭が下がっていき、それが刺激となってお母さんの内子宮口が少しずつ開いていきます。ただ陣痛が弱かったり、子宮口が開くのに時間がかかりすぎていたりする場合には、陣痛促進剤を使用して陣痛の程度を調節していくこともあります。リスクとしては、子宮口が開ききる前に陣痛が強くなりすぎてしまう過強陣痛が起こったり、子宮内圧の上昇によって赤ちゃんにストレスを与えてしまったりすることがあるので、分娩監視装置などをモニタリングしながら投与をすすめていきます。

陣痛促進剤にかかる費用は1万円から数万円程度だと言われていますが、実際には錠剤か点滴かといった薬剤の種類にもよりますし、使用量も母体や胎児をモニタリングしながら調節していくので個人差があります。また、保険適応の可否についても状況によって異なります。

まとめ

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お産の前になって慌てないために、子宮口を柔らかくする方法をいくつかご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。どの方法も効果の程度には個人差がありますし、試したからといって必ず分娩がスムーズに進むというわけではありません。ただ、こんなに頑張っているのになかなか柔らかくならないと過剰に焦ったり、不安を溜め込み過ぎてしまったりするのもよくはありません。分娩に重要な要素をいくつかご紹介しましたが、お母さんがどのくらいリラックスして分娩に臨めるのかということもスムーズなお産にとって、とても大切なことになります。ですから、できる限り前向きな明るい気持ちで、生まれてくる赤ちゃんとの初対面をイメージしながら、自分に合った方法で子宮口に働きかけていってくださいね。

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