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【コスパコーデ】ユニクロ×ルメールの新ライン「Uniqlo U」の魅力に迫る!!

髙幣素子

ファッションを楽しみたいけれど、そんなにお金をかけられないのがアラサーお財布事情。どうせお金をかけるなら、長く着用できて、着まわしの効くアイテムがいい! ファストファッションも、高見せできるコーデが知りたい! そんな女子の要望に“ユニクロの達人”“ファストファッションの魔術師”の高幣素子がお答えします。

2015年秋冬から2016年春夏の2シーズンにわたり展開された「UNIQLO AND LEMAIRE」このコラボレーションの成功はユニクロの服作りに大きな影響を与えたようです。これをきっかけに、ユニクロとクリストフ・ルメール氏はコラボレーションの枠を超え、新ライン「Uniqlo U(ユニクロ ユー)」を誕生させるようです。
ユニクロには一家言のある著者が、8月30日に行われた「Uniqlo U」取材会へ行ってきました。今回はこの新ラインの魅力を伝えたいと思います。

新ラインが生まれた経緯

ラコステやエルメスといった世界的なブランドのディレクターを担った経歴を持つルメール氏とのコラボレーションは、ユニクロの目指す時代性と不変性を兼ね備えた、誰でもどこでも着ることができるデイリーウェアの実現に近づく大きなきっかけとなったようです。そこでユニクロはパリにR&Dセンターを創設。そこにルメール氏をユニクロの一員として迎え、総勢15名のメンバーで素材選びや縫製からデザインに至るまで、手間を惜しまず一からすべて創り上げ完成度の高い新ラインの創出を実現させました。

トレンドとデイリーを両立するアイデアの詰まったラインナップ

着る人の生活を豊かにする時代性を感じるデザインと快適に過ごすことができる着心地という対局にある要素の両立を追求したラインナップは素材・カラー・デザインに大きな特徴があります。

●毎日着たい幅広い素材

コットン・デニム・スウェットなどオールシーズン活用できる素材に加え、コーデュロイやウールなど上質な秋冬らしい素材のアイテムも幅広く展開されています。質の高い多用な素材に対応できるのも、デイリーウェアに拘って素材開発を行ってきたユニクロだから実現できるのではないでしょうか。

コットンシャツ

デニムワンピース

スウェットパーカ

リブニット

コーデュロイスカート

ウールジャケット

●ライトからダークまで秋冬の新定番に厳選されたカラー

時代性を取り入れつつも毎日着たいと思える色を厳選したカラー展開だと感じました。ホワイトからはじまり柔らかいグレーやピンクが加わり、アクセントになりそうな鮮やかなイエローが続きます。そして、ベージュ、ブラウンという中間色からネイビー、ボルドー、カーキと深みのあるカラーへ。そして定番のブラックで終わります。
ライトからダークへ移行する間の色味に合わせやすい中間色に、時代性を取り入れるアクセントカラーや深みのあるベースカラーがそろっており、ベーシックの中にトレンドを取り入れやすいカラー展開となっているのではないでしょうか。

アクセントカラーに使えそうな鮮やかなイエロー

トレンドをおさえたカラー

小物も幅広いカラー展開です。

秋にうれしい色も多数でした!

●ベーシックの中に時代性を取り入れたデザイン性の高いアイテム

シルエットはベーシックですが編み方に特徴があったり、カラーはベーシックだけれどデザインにトレンド感があったりと、シンプルな中にも時代性を取り入れているから毎日着たいと思わせられるのではないかと感じるアイテムがたくさんありました。

シルエットはシンプルですがブロック状に編まれたデザイン性の高いニット

シンプルなロングカーディガンは斬新なカラーリングでトレンド感もばっちり

シンプルなデザインのブルゾン。

上のふたつは実はブラウンとスモーキーなピンクのリバーシブルです。

ベーシックカラーだけどトレンド感あるデザインのワンピース

通常ラインと変わらないお手頃な価格帯

上記でお伝えしてきた内容を考えれば、通常のユニクロ価格より高額なはず。しかし、この新ラインの価格帯はユニクロラインとほぼ同額です。

●商品価格帯

シャツ:2,990円~3,990円
ニット:3,990円~1万2,900円
アウター:6,990円~1万4,900円
パンツ:3,990円~5,990円
スカート:3,990円
ワンピース:3,990円~7,990円
ジャケット:6,990円~1万2,900円
カットソー:1,500円~3,990円
グッズ:1,500円~4,990円

※すべて税抜き価格です。
※上記価格帯は現時点のものであり、変更の可能性があります。

ここまで考えられたデザイン性が高く高品質な商品が、この価格帯で提供できるのはユニクロだから実現できると実感しています。

Uniqlo Uの魅力まとめ

1. 世界的なブランドを手掛けるクリストフ・ルメール氏監修の新ライン
2. トレンドとデイリーを両立する上質な素材・カラー・デザイン
3. ユニクロライン同等のお手頃な価格帯

取材会を終えての感想

2シーズンのコラボレーションの成功は消費者の私から見ても実感できるものがありました。そして、この成功の影響を受けたと思われるルメールコラボで人気だったミラノリブやフェルトウールの商品が2016年秋冬ユニクロラインに登場しており、コラボレーションを経て通常商品も成長したことが見て取れます。

今回、ルメール氏をコラボレーションではなくユニクロの一員として迎えたのも、ユニクロ全体の成長につながると考えたからではないでしょうか?
このUniqlo Uの登場によって今後ユニクロラインの商品のクオリティーアップが容易に想像できます。ますます、多くの人が時代性を取り入れたデイリーウェアを手軽に手にすることができるようになっていくでしょう。

豊かな生活に欠かせない衣食住。
その中の「衣」がいつでもどこでも誰にでも豊かである未来をユニクロは描こうとしているのだと感じています。
今回の取材会ではそんなユニクロの壮大なビジョンに大きな期待を膨らませました。

まずは、店頭でUniqlo Uの魅力に触れこのビジョンを実感してください。
Uniqlo Uの販売は9月30日(金)からスタートです。

それではまた。

ファッションブログ『モコーデ』がお届けしました。

(高幣素子)

★次回の『CPいいね! コーデの作り方』は9月16日(金)公開予定です。お楽しみに!

バックナンバーはこちら

 

※この記事は2016年09月09日に公開されたものです

髙幣素子

ファッションブロガー、アクセサリーデザイナー、アーティスト、コンサルタント、ライター、Google+公式ユーザー、小学館SAKURAホットママリーダー。ユニクロやGAPなど、どこでも誰でも気軽に手に入るファッションの一工夫を毎日SNSやブログで発信中。
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