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第5話 婚活パーティデビュー

決意を新たに乗りこんだ会場では、
すでに30人近い男女が集まっていた。

受け付けで番号札と名札、参加者名簿を受け取り、
中に入ると、会議室のような場所に長テーブルがいくつか。
そこにペットボトルのドリンクと紙コップが置いてある。

「婚活パーティって、こんな感じなんだ……」

しっかり参加費を取られたけれど、
食事はスナック菓子程度。
これじゃあ、相手を見つけられなかったら、
せめて美味しいご飯だけでも……というわけにいかない。

本当に、ソレ目的の会なんだ……。
妙に感心して立ち尽くしていると、真由に腕を引かれた。
「ほら、奈緒、ただでさえ出遅れてるんだから、
話しかけにいかないと」
「そうだね!」

すでに会話のグループはできているから、
遅れたわたしたちが入りこむのは難しそうに見える。
これ、かなり積極的な人じゃないと、
何もできずに終わっちゃうんじゃない?

6年もぬるま湯みたいな恋に浸っていたわたしには、
ちょっと気力のいるシチュエーションだ。

それでも気力を奮い立たせて好みの男性を探していると、
「ねえ、君たち、3人で来たの?」
突然、軽い感じの男性に話しかけられた。

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