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専門家 ボディケア

皮膚科医が回答! 「バストトップ」をキレイなピンク色に近づける方法って?

温泉などの場でほかの人の裸を見たとき、「私の乳首って、もしかしたら人より濃いのかも……」なんて感じたことはありませんか? キレイなピンク色にあこがれるけれど、バストトップ(乳首)の色に悩みを抱えている女性は少なくないはず。そこで今回は、「バストトップの色」について、女性のみなさんにアンケート調査を実施。また、渋谷スキンクリニックの院長・吉田貴子先生に「バストトップの色」が人によってちがう理由と、キレイな色に近づける方法を教えてもらいました。

Q.自分の乳首の色は、キレイなピンク色をしていると思いますか?

そう思う……6.6%
どちらかというとそう思う……18.0%
どちらかというとそう思わない……43.4%
そう思わない……32.0%
※単一回答式
※『マイナビウーマン』調べ。調査日時:2016年7月11日~19日、調査人数:122人(22歳~34歳の働く女性)

まず、自分のバストトップはキレイなピンク色だと思うかどうかを聞いたところ、「そう思う・どちらかというとそう思う」と答えた人が24.6%、「そう思わない・どちらかというとそう思わない」と答えた人が75.4%と、「キレイではないと思う」と自覚している女性のほうが多い結果に。それぞれ、なぜそのように思うのか、詳しく聞いてみました。

■「そう思う」「どちらかというとそう思う」と回答した意見

・「温泉に行ったときに、人と比べてそう思ったから」(33歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「人にそう言われることが多いから」(29歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)

キレイなピンク色だと感じている人は、人と比べてそう思ったり、人に言われて自覚したということが多いようす。中には「色白だからバストトップの色も薄い」という声もありましたが、肌の色とバストトップの色は関係があるのでしょうか?

■「どちらかというとそう思わない」「そう思わない」と回答した意見

・「ビール瓶を薄くしたみたいな色をしている」(33歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「30代になってから色が濃くなってきた気がする」(32歳/アパレル・繊維/事務系専門職)
・「妊娠してから黒くなってしまいました」(32歳/その他)

バストトップの色が「茶色っぽい」「黒ずんでいる」という声がほとんど。中でも、人と比べることがないから平均がわからないけれど、漠然と“濃い”と感じている人が多いように感じました。また、大人になってからや、妊娠してから色が濃くなった感じる人もいるようです。

<皮膚科医に聞く、バストトップの色に個人差がある理由とセルフケア法>

バストトップの色が濃いと思っている人は、「仕方がない」とあきらめている人もいそうです。実際に、バストトップの色を薄くする方法はないのでしょうか? 渋谷スキンクリニックの院長・吉田貴子先生に、「バストトップの色」に個人差がある理由と、セルフケア方法について教えてもらいました。

■バストトップが黒ずむ原因とは

吉田先生「乳首の色は人によってちがいますが、それは肌タイプや外的刺激、ホルモンの影響などが関係しています。

まず肌タイプですが、基本的に色白の人は乳首の色素も“ピンク色~薄褐色”、色黒の人は“濃い褐色~黒っぽい”傾向が見られます。先天的に持っているメラニン色素の量がちがうんですね。日本人は、茶色っぽい乳首の人が多いです。

外的刺激の主な原因は、下着や衣類がすれて摩擦を受けてしまうことです。摩擦を受けると、刺激から肌を守ろうとして、メラニン色素が増えていきます。それで、乳首が黒くなってしまうんです。繰り返し皮膚炎を起こしている方も黒ずみやすいのですが、同じメカニズムと言えますね。

妊娠すると乳首が黒くなると感じている人が多いですが、それはすべての妊婦さんに起こる現象です。妊娠中に増加する、女性ホルモンの影響と考えられています。また、授乳も影響しています。授乳をするときに乳首が刺激を受けるので、その刺激から肌を守ろうと色素メラニンが増えてしまうんですね。ほかにも、“乳児がおっぱいを探しやすいように色が変化する”とも言われています。授乳期間が終われば元の色に戻るのがほとんどですが、体質によっては戻らない人もいるようです」

■バストトップをキレイなピンク色に近づけるには

吉田先生「乳首の色を濃くさせないためには、まず、刺激を最小限におさえるために、自分に合った下着を選ぶことが大切です。大きすぎるブラを付けていては、ブラと胸の間に隙間ができ、乳首がこすれやすくなってしまうからです。下着を購入するときは、毎回きちんとフィッティングをして、サイズが合っているか確認したほうがいいと思います。

意外と多いのが、乳頭に繰り返し起こる皮膚炎に悩んでいるという方。片方だけに症状が出る人もいますし、両方に症状が出る人もいます。いずれも、長期に渡り悪化と改善を繰り返している場合が多く、徐々に黒ずみも強くなっていきます。何かのきっかけで皮膚炎が起こらなくなっても、黒ずみだけは残りますので、長引かせないためにも皮膚科での治療をオススメします。

黒ずみが気になる方は、積極的に乳首のセルフケアをはじめてみましょう。乳首専用の美白クリームも販売されていますが、クリニックで処方される、美白効果の高い“ハイドロキノン”や“レチノイン酸”の成分が配合された塗り薬はオススメしたいです。乳首はとてもデリケートなので、美白成分の刺激が強すぎて炎症を起こしてしまう可能性もあります。医師と相談の上使用してくださいね。ほかにも、レーザーを用いた治療を行っているクリニックもあります。いずれにしても、乳頭の黒ずみに対するケアはすぐに効果が出るものではありません。根気強くケアを続けてくださいね」

<さいごに>

きちんとフィットする下着をつけたり、クリームでケアをするなど、努力次第でバストトップの色を薄くしていくことは可能みたい。今まで諦めて何もケアをしていなかったという人は、できることからはじめてみてはいかがでしょうか。

監修:吉田貴子先生
皮膚科・美容皮膚科医。2004年に渋谷スキンクリニックを開業。一般皮膚科と美容皮膚科を開設し、あらゆる肌の悩みに向き合っている。なかでもニキビ治療を得意とする。また、肌トラブルだけでなく、ダイエットやアンチエイジング、発毛治療など、美容にまつわる様々な悩みに対応してくれる。テレビや雑誌などのメディアでも活躍中。

(取材・文:石部千晶/六識)

※画像はイメージです

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