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無意識の習慣が「でぶ女」の原因? 何気ない行動こそ要チェック!

「食べる物には気を付けている」「毎日ウォーキングをしている」など、毎日一生懸命ダイエットをがんばっているつもりなのに、なぜか体重が増えてしまったり、思うようにやせられなかったりという経験はないでしょうか? 一方で、特にダイエットに取り組んでいるわけでもなさそうなのに、スリムな人もいますよね。

なぜ、そんな違いが生まれてしまうのか?
「理不尽」というだけでは済まされない、その理由は、「無意識に行っていること」の違いにあります。そこで、簡単な肥満度チェック方法と、太っている人・スリムな人の習慣の違いなどについて紹介していきます。

参考記事はこちら▼

痩せたいのになぜか太ってしまう……。実は、毎日の何気ない習慣が太りやすい体を作ってしまっていることもあるようです。あなたの「おデブ習慣度」を診断します。

 

「ぽっちゃり女子」と「でぶ女」の境目はどこ?

「私は太っているほう? やせているほう?」というのは、女子にとって気になるものです。
「ほかの人にどう見られているのか知りたい!」というのは、女子なら誰もが思うことではないでしょうか? 自分の体重が適正かどうかは、医学的には体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で求められる、肥満度を判定するための国際的な体格指数「BMI(Body Mass Index)」によって知ることができます。

日本肥満学会によると、BMIの判定基準は
・18.5未満…低体重
・18.5以上25.0未満…普通体重
・25.0以上…肥満
であり、BMI=22が標準体重といわれています。

しかし、実際に計算してみると、仮に身長160cmなら標準体重は56.32kg。これだと「ちょっとぽっちゃりでは?」と思いますよね。また、BMIでは筋肉や脂肪のつき方は判断基準に入りませんので、同じ体重でも鍛えている人とそうでない人では、体つきはだいぶ変わってきます。

 

簡単! 肥満度チェック

中でも難しいのは、かわいい「ぽっちゃり女子」と敬遠されがちな「でぶ女」の違いでしょう。2015年夏にTwitterで話題になった、両者の違いを図示したイラストを思い出された方もいらっしゃるかもしれません。同じような体型でも、好感度やイメージで判断されることが多いため一概にはいえませんが、両者の判断基準はおよそ次のようなところになります。

・顎のライン

顔は丸くても、フェイスラインがはっきりしていれば「ぽっちゃり女子」に見られる可能性大!逆に二重顎で、首と顔の境目がわからないと、それだけで「でぶ女」と判断されてしまうこともあります。

・鎖骨の見え方

鎖骨が肉に埋もれて見えないのは、「でぶ女」の特徴です。

・ウエストのくびれ

女性らしさを感じさせるウエストのくびれがあれば「ぽっちゃり女子」。胸よりぽっこりとお腹が出ていて、ウエストラインがはっきりしないと「でぶ女」と思われる可能性は高いです。

・手首や足首の細さ

ほかの部分に肉がついていても、本来細いはずの手首や足首がキュッと締まっていると細く見えます。同じ姿勢を長時間することになるデスクワークや、足に疲労が溜まりやすい立ち仕事の人は、むくみにも注意!

・全体の雰囲気

清潔感やかわいらしさ、全体の雰囲気も、「ぽっちゃり女子」と「でぶ女」の違いを決定付ける重要な要素になっています。

太る原因は無意識の習慣?

スリムな人と太ってしまう人は、いったい何が違うのでしょうか?
体重の増減は、最終的に摂取カロリーと消費カロリーのバランスで決まりますから、食事や運動が原因であることは想像できます。でも、それだけではスリムな人が意識せずにスリムでいられる理由にはなりません。スリムな人と太ってしまう人の一番の差は、すでに身についており、毎日意識することなく繰り返している習慣の違いにあるのです。太ってしまいがちな人は、次のようなことが習慣になっていることが多くあります。

 

食べ物に関する5つの習慣

・食べるのが早い

満腹感を覚えるには、食べ始めから約20分かかります。早食いだと、そのまえにたくさん食べてしまう危険性が高まります。

・残さず食べる

「出されたものは食べなければ」という思いから、注文した料理や大袋のスナック菓子、家族が残したおかずなどを、きれいに残さず食べてしまうのも太る習慣です。

・常に何かを食べている

仕事の合間に食べるアメやコーヒー、ジュース、同僚からおみやげでもらったクッキーなど、気付かないうちにちょっとした物を食べてしまっている人は多くいます。

・お腹が空いていなくても食べてしまう

空腹を感じていなくても、「ランチの時間だから食べる」という義務感で食事をすると、結局たくさん食べてしまいがちです。

・空腹のときに買い物をする

空腹時の買い物は、ついつい余計な食べ物まで買い込んでしまいます。

生活に関する3つの習慣

・いつも荷物が多い、部屋が汚い
整理整頓が苦手な人や、優先順位がつけられない人は、食べ物に関しても優柔不断になりがちです。

・家の中でほとんど動かない
スリムな人は、掃除をしたり庭の手入れをしたりと、家の中でもこまめに動き回っています。それに対して太っている人は、一度ソファーに座ったら動かないなど、家の中でもじっとしている傾向があります。

・コンビ二が好き
大した用もないのに何となくコンビ二に行き、新作のスイーツを見つけてしまうのはよくあることでしょう。しかし、行かなければ買わずに済む食材を、買い込んでしまう原因になります。

ダイエットをするまえに注意したいポイント

太ってしまう習慣をそのままにダイエットを始めても、アクセルを踏みながら同時にブレーキも踏んでいるようなものです。まずは、生活習慣を見直し、無意識のままに行われている太る原因を取り除くことが重要です。

 

レコーディングで現状を把握

太る原因を見直すには、まず自分がどんな生活習慣があるのかを見つめ直すといいでしょう。
そのためにおすすめなのが、何といってもレコーディングです。用意するものは小さめのノートとペンまたはスマホのみでOK! 記録ができるものなら何でもかまいません。そこに、朝起きてから夜寝るまで、食べた物と時間を書き込んでいきます。加えて、できれば毎日同じ条件下で体重を量り、その数値も記録しておくと良いでしょう。

ポイントは、仕事中に何気なく食べたアメ1個からコーヒー、ジュースの一口でも、口に入れたものは必ず記録することです。ただし、無理におやつを我慢しようとか、食事量を減らそうとがんばる必要はありません。まずは1週間、または1ヵ月間は、ひたすら記録を取ることに専念し、自分がどんな習慣を持っているのか把握することに努めます。

記録が溜まったら見返してみて、その間のスケジュールと比べてみましょう。 「仕事中におやつをたくさん食べている」「帰り道に、いつもコンビ二で同じようなものばかり買っている」「ストレスが溜まったときに食べることで発散している」など、自分でも気付かなかった意外な習慣が見えてきます。

一つひとつの習慣を見直そう!

レコーディングにより太る原因となっている生活習慣がわかったら、今度はそれを修正します。やり方は1つではないので、自分の生活に組み入れやすいように考えてみましょう。ここでは、生活習慣の見直し方の一例を紹介します。

・いつも残さず食べてしまう
「選べるなら最初から小やミニサイズを注文する」「大袋のスナック菓子は、予め小分けにして見えないところにしまっておく」といった対策が有効。残さず食べるという義務感より、食べたいかどうかで食べる量を判断することを意識し、新しい習慣にしていきます。

・常に何かを食べている
「1日のおやつの量を決めておく」「夜18時以降は食べない」など、だらだら食べにならない工夫が効果的です。


帰宅ルートを変えるなど、コンビ二の前を通らないようにしてみましょう。 立地上、難しい場合は、飲み物などコンビ二に入るきっかけになりそうなものは、そもそも切らさないようにしておき、コンビ二に入る理由をなくすことも有効です。

【まとめ】

太っているのは、やはり原因があります。つらい運動や食事制限をしなくても、その原因となる生活習慣を変えるだけで、ある程度のダイエット効果が得られる場合も多いので、ぜひ一度お試しください。

※この記事は2016年08月26日に公開されたものです

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