【彼ママ手土産】食欲がなくなる夏に差し上げたい！　ごはんのお供4選

「手土産としてもらいたいのは、甘いものとしょっぱいもの、どちら？」というアンケート（マイナビウーマン調べ）では、「どちらでもよい」と答えた彼ママが7割近く。ならば、食欲がなくなるこの季節、元気が出るごはんのお供を手土産に選んでみては？　手土産と言えば甘いものが定番だけど、敢えて変化球の手土産をセレクトすることで、彼ママに好感を伴ったインパクトを残すことができるかも。

江戸前佃煮5種詰合せ（日本橋鮒佐）

 

料理上手な彼ママにぴったりなのが、「日本橋鮒佐」の「江戸前佃煮5種詰合せ F30」（3240円）。文久2（1862）年創業以来、江戸の風味を感じる佃煮を作り続けている老舗の江戸前佃煮は、上品な辛さと後味の良さがクセになる味わい。家庭の味とは違うワンランク上の上品な佃煮の美味しさを提供してくれる。「こんなに美味しい佃煮、どうやって作るのかしら」なんて、彼ママと会話が広がるかも。詰合せの内容は、「昆布」「牛蒡」「しらす」「浅利」「あみ」の佃煮5種類と、昆布と鰹の合わせダシが取れるティーバッグ3袋入り。このダシもなんとも上品で、体にも味覚にもやさしい味付け。白いごはんに佃煮をのせて、「日本橋鮒佐のダシ」でとったダシ汁をかけて「ぶぶ漬け」をいただくのがオススメの食べ方。彼ファミリーと一緒に「ぶぶ漬け」を食べれば、和やかなムードが作れそう！

銀座しぐれ詰合せ（貝新）

食欲が落ちる夏場でも、ごはんがどんどん進むと評判なのが「貝新」を代表する商品「しぐれ煮」。「しぐれ煮」とは、魚介類を貝新特注の艶やかな生引き溜まり醤油「溜まり」を何度も何度も加えてゆっくりと炊き上げた、味の染み渡ったごはんのお供。詰合せはいろいろあるが、彼ママのアンケートでは、彼女としての挨拶の場合は2000円未満の手土産でよいと回答した人が67.2％だったことを受けて、2000円前後の詰め合わせを選ぼう。おすすめは、あみ、海老、あさり、鰹でんぶ、白糸汐吹昆布、しじみの6品が入った「銀座しぐれ詰合せ」（2160円）。食べ方は、お茶漬けにしてさっぱりといただくもよし、おにぎりにしてもよし。彼ママに食べ方をさり気なく提案しつつ贈れば、家庭的な彼女だと喜んでもらえるはず！

若煮佃煮詰合せ（海老屋總本舗）

伊勢の武士の初代から続くこと5代目という由緒正しい老舗「海老屋總本舗」。明治2（1869）年に浅草で創業して以来、一途に江戸の味・佃煮作りに励んでいる店の手土産なら、彼のご実家への手土産として間違いなく喜んでもらえそう。こちらの佃煮が彼ママ世代におすすめな理由は、もうひとつ。長い歴史の中で研究を重ね続け、現在の嗜好に合わせて、塩分を程よく控え、うす味でまろやかな味わいにしていること。ご両親の健康を気遣う思いやりもきっと伝わるはず。彼女として挨拶へ行くなら、「若煮佃煮詰合せ」（2160円）がいち押し。若煮細切昆布、若煮あさり、若煮しじみ、若煮まぐろ、若煮しらすの5パックが入っているので、見た目も豪華。若煮は短い時間で炊き上げ、コクのある秘伝のタレで味付けをした人気シリーズ。ホカホカに炊き上げたごはんにのせて、みんなで仲良くいただけばいっきに彼ママとの距離も縮まりそう。お酒の肴にもぴったりなので、夜ごはんが盛り上がること請け合い！

牛肉佃煮木箱詰合せ（浅草今半）

アンケートでは、結婚の挨拶の場合は2000円以上の手土産を望むと回答した彼ママが67.2％。そこで、夏のこの時期、選びたいのが老舗のすき焼店「浅草今半」の「牛肉佃煮木箱詰合せ」（3240円）。木箱に入った高級感に加え、明治28（1895）年創業の老舗の看板商品という箔のある手土産は、相手への敬意を示すのにぴったり。「浅草今半」のすき焼と言えば、幅広い年代に知られている浅草を代表する味。その浅草今半の味を家庭にも持ち帰りたいというお客様の声にこたえて作られたのが、今の「牛肉すきやき佃煮」だ。木箱の中身は、牛肉すきやき60ｇ、牛肉そぼろ60ｇ、牛肉しいたけ55ｇ、牛肉ごぼう55ｇの牛肉佃煮4種類。柔らかな国産牛の旨み、割り下のコクをしっかりと感じさせてくれる極上の味わいに、彼ママも感動してくれるはず。

まとめ

彼ママへの手土産を選ぶ際は、季節感・賞味期限への配慮に加え、一緒に食べられるものを選ぶと好感度UP。今回の4商品は、どれもその条件をクリアしているものばかり。「夏バテをしがちな時期なので」とひと言添えて渡せば、一生懸命考えて選んだ気持ちが伝わり、一層喜んでもらえるはず。「自分で美味しいと思っているものを贈られると嬉しい」という彼ママも多いので、初めて買う商品の場合も味を一度確かめてから贈るとおすすめのポイントを伝えられて、さらに会話の幅が広がりそう。

（文：高橋瑞穂、撮影：瀬尾直道）

白磁小皿（280円）／無印良品

※この記事は2016年08月04日に公開されたものです