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【ハーブセラピー】暑さに負けないために! 夏バテ予防にぴったりの飲み物は?

中澤小百合

毎日忙しく働いている女性なら、ストレスがたまってしまったり、体調が悪くなってしまうことってありますよね。健康でいるために、体にやさしい方法で不調を整えていきたいと思いませんか? そんな女性たちの気になる不調別に、ハーバルセラピスト・中澤小百合さんがオススメの「メディカルハーブ」を紹介してくれます。日々の生活に取り入れてみて♪

夏バテ予防が期待できるハーブレシピ

・ハーブティーで

冷たいものを飲むと胃腸を冷やし、機能の低下につながるので、本当はあたたかいまま飲むのがオススメ。でも、暑いときに「熱いハーブティーを飲みましょう」というのはなかなか難しいですよね。だから、麦茶のような感覚で、冷蔵庫で冷やしてアイスハーブティーとして水分補給に利用するのもいいでしょう。

ルイボスは紅茶のような色で独特の風味があります。そのままでもおいしいですし、レモンやハチミツを加えてもOKです。ハイビスカスはビタミンCを豊富に含むローズヒップと相性がいいので、ブレンドして飲むと、紫外線に浴びてしまったときの美容対策にも◎。マテは煎茶のようなグリーンマテとほうじ茶のようなローストマテがあるので、お好みで選んで。マテに含まれるカフェインをあまり摂りたくない場合は、熱湯で抽出せずに水出しにすると含有量が少なくなります。レモングラスはほかのハーブとブレンドすると飲みにくいハーブを飲みやすくしてくれると言われるハーブ。ハイビスカスとブレンドしてもいいですし、ペパーミントを加えると、さらに胃腸の働きを助けてくれます。

最後に

暑い日、キンキンに冷えたビールで喉をうるおしたり、清涼飲料水をゴクゴク飲んだりすると、「はぁー」とひと息つきますね。よくわかります(笑)。でも、やみくもに冷たいものばかり飲んでいても、夏バテ対策にはなりません。元気に夏を乗り切るために、水分補給のラインナップにアイスハーブティーもぜひ加えてみてくださいね!

※ハーブのなかには子宮を収縮させる作用などにより流産や早産につながる恐れがあるものがあります。妊娠中のハーブの使用には注意し、必ず事前に医師に相談のうえ、ご使用ください。

※ハーブによっては薬の効果に影響を及ぼすものがあります。治療中の病気がある方、薬を服用中の方は、必ず事前に医師に相談のうえ、ご使用ください。

※ハーブは薬ではありません。病気の予防や軽い不調を和らげるためのサポートとして利用しましょう。

(文:中澤小百合、イラスト:奈良恵)

●参考文献

『メディカルハーブ ハーバルセラピストコース・テキスト』(日本メディカルハーブ協会)
『ハーブと精油の基本事典』林真一郎著(池田書店)
『ハーブティー事典』佐々木薫著(池田書店)
『専門医が教える体にやさしいハーブ生活』橋口玲子著(幻冬舎)
『ニールズヤード式 女性のための症状別ナチュラルケアBOOK』ニールズヤード レメディーズ監修(河出書房新社)

※この記事は2016年08月03日に公開されたものです

中澤小百合

日本メディカルハーブ協会認定ハーバルセラピスト。
出版社勤務を経て、フリーランスのライターに。会社員時代に酷使してしまった心と体を癒すべく暮らしに取り入れた自然療法の魅力にはまり、現在はアロマ、ハーブ、フラワーエッセンスなどの植物による療法や各種セラピーに関する記事を主に執筆。カラーセラピスト、フラワーエッセンスアドバイザーとしても活動中。

ブログ:「Sayuriのカラー&ボタニカル・エッセンス」
http://ameblo.jp/waterviolet-therapy/

ホームページ:「植物と色の癒し Waterviolet-Therapy」
http://waterviolet-therapy.jimdo.com/

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