【Facebook活用術】Facebookのセキュリティ設定を知って安全に使おう
FacebookやSNSを安全に利用するには、パスワードを推測されにくいものにするなど、自分自身でもセキュリティ対策を心がける必要がありますね。実はFacebookには、利用者自身が設定できるさまざまなセキュリティ対策機能が充実しています。今回は初心者でも安心な、押さえておくべきセキュリティ対策をご紹介します!
<簡単、自分でできる! Facebookのセキュリティ対策>
■簡単3ステップで、アカウントのセキュリティを強化! セキュリティチェックアップ
Facebookが2015年に提供開始した「セキュリティチェックアップ」ツール。これを使えば、画面に表示される指示に従って、簡単な3ステップで自分のアカウントのセキュリティを強化できます。(現在はPC版とAndroidアプリ版より利用可能)
PC版:下記のURLから利用可能
http://facebook.com/securitycheckup
Android版アプリ:アプリ内のヘルプセンターから利用可能
(1)使用していない端末・アプリからログアウト
Facebookにログインしたままの状態で、普段使わずに放置している端末やアプリがあると、ほかの人とPCを共有していたり、万が一他人の手にその端末が渡ってしまったりした場合リスクがありますね。
セキュリティチェックアップのステップ(1)では、普段使用していない端末やアプリからのログアウトが可能です。Facebookにログイン状態になっていながら、1カ月以上使用していないブラウザやアプリが自動表示されます。あまり使わないものからはログアウトし、普段使うもののみログインした状態にしましょう。
(2)ログインアラート(通知)を設定
ステップ(2)は、「ログインアラートをオンにする」です。ログインアラートを設定すると、今までにあなたのFacebookアカウントにログインした事がない機器(端末)やブラウザからログインがあった際に、アラートが届き、いち早く状況を把握することができます。
身に覚えのないログインについてお知らせが来た際に、迅速にパスワードを変更するなどの対応ができるので、アカウントへの不正アクセスを未然に防げる可能性があります。
アラートは、Facebook内の「お知らせ」欄や、登録しているメールアドレス宛てに受け取ることが可能です。(両方で受け取る設定も可能)
(3)パスワードを、より安全で見破られにくいものに変更
ステップ(3)は、パスワードをより安全で見破られにくいものにするためのアドバイスです。
パスワードを強くするために重要なのは、下記の3点。
・Facebookのパスワードはほかの場所で使わない
・パスワードは他人に教えない
・自分の名前や一般的な言葉を避け、簡単に予想されないようなものにする
このアドバイスを元に今すぐパスワードを強化したいという人は、セキュリティチェックアップの画面上でパスワードの変更が可能です。
セキュリティチェックアップ以外にも、Facebookには下記のようなセキュリティ対策機能があります。
セキュリティコードの入力で本人確認「ログイン承認」機能
ログイン承認を設定すると、自分のFacebookアカウントへのログインが2段階認証になります。自分があらかじめ認定していない機器・ブラウザからログインする際に、セキュリティコードの入力が求められます。セキュリティコードは、あらかじめ登録しておいたご自身の携帯番号宛てに届くので、本人のみがログイン可能という事になります。
<ログイン承認の設定方法 ※iOSアプリ版>
1)ホーム画面で ≡「その他」をタップし、画面下部の「設定」から「アカウント設定」をタップ。
2)「セキュリティ」をタップし、「ログイン承認オン」をタップ。パスワードの入力を求められる場合があります。その場合はFacebookにログインする際のパスワードを入力し、「次へ」をタップします。
3)ログイン承認の説明画面が表示されます。すべて読んだら「設定をスタート」をタップします。
4)電話番号の確認のためのコード送信画面が表示されます。表示されている携帯番号が自分のものと相違ないか確認し、問題なければ「次へ」をタップします。
(電話番号を変更したい場合は、「電話番号を変更」をタップ)
5)自分の携帯SMS宛てに、確認コードが届きます。届いたコードを画面に入力し、「次へ」をタップすれば設定完了。
6)このまま設定を終了すると、設定から1週間は、セキュリティコードなし(ログイン承認オフ)となります。携帯電話をなくしてしまったり、手元に届くまで時間がかかる場合は、この設定にしておいたほうがいいですね。もし、携帯電話が手元にある場合は、「いいえ、今すぐコード入力を要求します」のチェックボックスをオンにして、「閉じる」をタップします。
もしものときに!「信頼できる連絡先」を登録
Facebookのパスワードを忘れてしまいログインできなくなってしまった、アカウントに不正アクセスされた恐れがあり、自分ではログインできなくなっている……といった、万が一のトラブルに備え、「信頼できる連絡先」の登録をしておくことがオススメです。
Facebookで繋がっている任意の友達を、「信頼できる連絡先」に登録しておくと、自分のアカウントにアクセスできなくなったときに、その友達を経由して、特別な一時セキュリティコードを送信するようFacebookに依頼できます。
<信頼できる連絡先の登録方法 ※iOSアプリ版>
1)ホーム画面で ≡「その他」をタップし、画面下部の「設定」から「アカウント設定」をタップ
2)「セキュリティ」をタップし、「信頼できる連絡先」をタップ。パスワードの入力を求められる場合があります。その場合はFacebookにログインする際のパスワードを入力し、「次へ」をタップします。
3)信頼できる連絡先の説明画面が表示されます。すべて読んだら「友達を追加」をタップします。
4)友達一覧から、信頼できる連絡先に登録する人を選択し、「完了」をタップします。
いまや全世界で16.5億人(2016年3月末時点)もの人が使っているFacebook。多くの人が安心して利用できるよう、こういった利用者自身で設定できるセキュリティ対策機能・ツールを提供するだけでなく、社内にセキュリティの専門チームを置き、24時間体制のシステムで安全を守っているそうですよ!
(マイナビウーマン編集部)
※この記事は2016年07月13日に公開されたものです