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【Facebook活用術】Facebookのセキュリティ設定を知って安全に使おう

三橋ゆか里

コミュニケーション手段として人気のSNS「Facebook」ですが、友だちや恋人、会社の人などとの交流で悩む女子たちも。そこで、読者の悩みに専門家がアドバイス。Facebookの上手な使いこなし術について教えてもらいました。

プライベートから仕事まで、さまざまなものを投稿しているFacebookだからこそ、気になるのがセキュリティ面。それについて、アンケートでは下記のような声が寄せられました。

 

Q. Facebookのセキュリティについて、気になる点はありますか?

「知らない環境から第3者によってログインされた可能性があると表示されたときはとても怖かった」(33歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)

・「どのようなセキュリティ対策をしているのかなど、まわりの人たちは確認していなかったので、どうしたらいいのかわかりません」(33歳/金融・証券/事務系専門職)

セキュリティ対策については、「気になりつつも、自分ではどうしたらいいかわからない」という人が多いようです。Facebookを利用する上で、セキュリティ面ではどんなことに気をつけるべきなのか、IT女子代表のライター・三橋ゆか里さんにアドバイスを聞きました。

<三橋さんからのアドバイス>

「セキュリティ」という言葉を聞いただけでも、なんだか小難しい感じがして一人のインターネットユーザーとして具体的にどんなことができるのかピンと来ませんよね。気をつければ気をつけるほどいいのだとは思いますが、セキュリティに関しては私もあくまで一人のユーザーでしかないので、普段Facebookを含むインターネットで私が意識していることをお伝えしたいと思います。

まず、これはほかのオンラインサービスにも言えることですが、Facebookのパスワードは定期的に変更するようにしています。セキュリティ業界の標準は3カ月に1回の変更だと聞いたことがありますが、私の場合は半年に1回くらい、思い立ったタイミングで変更しています。また、パスワードは必ず大文字・小文字・数字・記号が混ざったものにすること。最近は、パスワードを設定する際にその有効性をサービス側が教えてくれたりしますが、なるべく複雑にしたほうがいいそうです。

最近は、FacebookやTwitterのようなSNSのアカウントを使ってほかのオンラインサービスにログインする「ソーシャルログイン」が普及しています。ちょっとダウンロードしてみたようなアプリでFacebook連携してしまって、そこから情報が漏れるようなことはないのかと心配になるかもしれませんが、こうしたアプリがアクセスできる情報は限られています。むしろ、考えようによっては細かなサイトやアプリでその都度パスワードを設定するよりも、Facebookログインしてしまったほうが管理が煩雑にならなくて便利かもしれません。

インターネットを活用する上で普段気をつけていることは、必ずサービスごとにパスワードを設定することです。
オンラインショッピング、SNS、アプリなど複数サービス間で同じパスワードを利用していると、そのひとつがハッキングされた場合にほかのサービスにも不正にログインされてしまう可能性が出てきます。そんなにいくつもパスワードを管理できないと思う人は、「1Password」のようなパスワード管理ツールに頼るといいかもしれません。

日常的なこととしては、無料のWi-Fiネットワークの使用は避けること。個人的には、米国の大型カンファレンスなどに参加する際はハッキングの対象になりやすいため、自分のスマートフォンのテザリングを使ったり、ポケットWi-Fiを使ったりするようにしています。また、今となっては、スマートフォンにもPCと同様、またはそれ以上の情報が入っています。PCやスマートフォン、タブレットなどのデバイスには必ずロックをかけるのが賢明です。最後に、公共の場、例えばインターネットカフェなどで共有の端末を使う場合は、使用後にすべてのサイトから必ずログアウトすることを忘れずに。

安全に使うことができれば、インターネットほど便利なものはありません。多少面倒だなと思っても、インターネットを楽しく便利に使うために必要なことだと思ってぜひ心がけてみてください。

(続きを読む)簡単、自分でできる! Facebookのセキュリティ対策って?

※詳しい解説についてはこちら関連記事1本目のリンク先をチェックしてみて!

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