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ぶっちゃけこう思ってる! 職場の「働くママ」に対する男性の本音

ファナティック

結婚し、出産を経ても仕事に復帰する女性が増えてきている現代。子育てと仕事の両立はさぞかし大変だろうと思うこともしばしばありますが、男性は働くお母さんたちにどのような印象を持っているのでしょう。社会人男性のみなさんに働くママが大変そうだと思うことについて語っていただきました。

家に帰っても仕事は終わらない

・「家に帰っても、家事という仕事が待っているから」(26歳/運輸・倉庫/事務系専門職)

・「いつも終業時間後にすぐ帰宅し、料理の準備やら子どもの迎えやら」(32歳/建設・土木/営業職)

オンとオフの切り替えと言いますが、働くお母さんたちはそうそう切り替えてもいられません。会社での仕事が終われば、家事や育児というもう一仕事が待っています。とにかくフル稼働せざるを得ないのが働くお母さんたちの現実です。

自由な時間はいつ?

・「自宅では子どもと旦那がいて、一人になる時間がないこと」(29歳/印刷・紙パルプ/技術職)

・「仕事と家事、子育てなど快眠時間を削って生活しているから」(25歳/食品・飲料/販売職・サービス系)

毎日忙しく働いているのだから、たまには1人でリフレッシュしたいと思うこともあるでしょう。ですが仕事を休むわけにもいかず、子どもを置いて家を空けるわけにもいかないお母さんたちは、自分の自由な時間も削って家族のためにがんばっているのです。

子どもの体調にはなす術なし

・「子どもの体調が悪いとすぐに早退しないといけないこと」(31歳/小売店/技術職)

・「子どもが熱を出したという理由で、遅刻や退勤するけど、日々の仕事に手を抜かない姿に関心」(34歳/マスコミ・広告/その他)

働くお母さんたちを悩ませるのが子どもの体調です。まだまだ病児保育の制度も整っておらず、子どもが具合が悪いとなればお母さんに大きな負担が強いられることになります。そのたびに周囲に気を使ったり謝ったりと、肩身の狭い思いをしているお母さんたちのがんばりに、男性たちも関心しているようですね。

妥協しなければいけないこともある

・「給料が下がっても、負担の少ない部署への異動を願い出たという話を聞いたとき」(35歳/不動産/その他)

・「やはり子どもが小さいと、お迎えなどがあるため、残業をすることができずに、手の空いた人に頼んでいる場合が多く、そのため、疎まれている感が否めません。本来なら、少子化のため、歓迎されなければならないと思いますが、複雑な心境です。『女性の活躍』『少子化対策』と、女性への負担が多くなっているのが気になります」(31歳/情報・IT/技術職)

これだけ国が女性の社会進出を推奨しているにも関わらず、制度が追い付いていないのが現状です。仕事と育児の両立は、周囲のサポートがあってこそできるもの。そのことをお互いに理解する必要がありますね。

まとめ

子育てをしながら働くことは大変ですが、中には「保育所がなかなか見つからないので、仕事復帰が難しいという話を身内から聞きました」(35歳/人材派遣・人材紹介/技術職)という意見もあるように、働きたくても働けないお母さんたちがたくさんいるのも事実です。高齢化社会が進む今後はますます労働人口の確保が求められる時代、男女問わず活躍できる環境にみんなでしていきたいですね。

(ファナティック)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ(2016年5月にWebアンケート。有効回答数203件。25歳~39歳の社会人男性)

※この記事は2016年07月05日に公開されたものです

ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

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