お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

会社の人間は信用できない!? 会社の人には「転職相談しない」が○%! 

フォルサ

転職相談

働くアラサー女性にとって、理由はどうあれ転職は大問題です。ひとりで考えぬいて結論を出した人、上司や同僚の話を聞いて、また聞いてもらって決めた人。それぞれの意見を聞いてみました。

Q. 転職する際、同じ会社の誰かに相談しましたか?

した……17.65%
してない……82.3%

全体の約8割は、自分で決めています。相談した人の意見も含めて、その理由を聞いてみました。

転職の相談をした人の声

●身近な同僚、上司に相談

・「同僚。上司。同じ業界のことをよく知っているから」(33歳/その他/クリエイティブ職)

・「同じチームの教育係だった人と、課長と部長。悩みを聞いてくれる環境だったから話しやすかった」( 30歳/情報・IT/その他)

●失敗例も

・「同じ部署のベテラン男性に相談していたが、最終的に相談したことを後悔した。私が相談した内容を踏まえて、私と上司がもっとギスギスするようにうそとかを伝えていたことが発覚して、同じ職場の人に相談なんてするもんじゃないと痛感した」(32歳/自動車関連/技術職)

・「知り合いにうまくやめる方法を聞きましたが、個人差がありまして、あまり役に立たなかった」(25歳/ 農林・水産/営業職)

相談相手は、仲のいい同僚という声が多く、同じ環境にいるもの同士話しやすいし、理解してもらえそうです。自分が退職することで迷惑をかけそうだからという声も聞かれました。
聞いたけど、あまり役にはたたなかった、職場の雰囲気を悪くしてしまったというエピソードもあり、相談するにしても相談相手の選択は難しいようです。

相談せずに自分で決めた

●うわさが怖い

・「誰かから漏れると円満に退職できなくなりそうだったから」(33歳/自動車関連/事務系専門職)

・「相談して本当の理由を言うと邪魔されるのがわかっていたので」(31歳/金融・証券/事務系専門職)

・「うわさが広まるのは早いから、余計な波風をたてぬよう誰にも言わなかった」(27歳/建設・土木/事務系専門職)

・「相談したら引き止められそうだったから」(27歳/情報・IT/事務系専門職)

相談した相手から、情報が漏れてその後の仕事がやりづらくなることを心配する声が多いようです。気持ちは転職・退職に決まっている場合は、それで引き止められるのも困るという声も聞かれました。

●相手がいない

・頼りがいのある人が1人もいない 29歳 その他 その他

・特に仲のいい方がいないため 33歳 学校・教育関連 専門職(金融・不動産・医療・福祉系など)

・転職に関しては、辞める場所の人に相談するのは失礼かなと思ったから。 34歳 医療・福祉 専門職(金融・不動産・医療・福祉系など)

単純に信頼できる相手が職場にいないのと、自分は辞めるのにその会社の人に相談するのはどうなのかという二つのパターンに答えが分かれました。

●自分のことは自分で!

・「転職を決めるのは結局自分なので、自分で決めなきゃ意味がないと思った」(33歳/人材派遣・人材紹介 /販売職・サービス系)

・「自分で悩んで決める方が納得できると思えるから」(32歳/学校・教育関連/事務系専門職)

・「やめる意思が固まっていたので相談しても仕方なかった」(25歳/医療・福祉/ 専門職)

約8割の相談しない派で一番多かった答えが「自分で決める」でした。自分のことは自分で決めないと後悔するという強い意志も感じられました。

まとめ

転職は、今まで積み上げてきたキャリアを活かし成功する例ばかりではありません。また、一から勉強しなおしかもしれないし、前の職場環境より悪くなってしまうこともあります。働く女性にとっては大きな決断です。約8割が自分のことは自分で決めるという回答に頼もしさを感じました。相談する派も、ほぼ転職するという気持ちは固まっているけれど、誰がに少しだけ背中を押してほしいという気持ちのようです。ただし、相談相手もよく考えて選んだほうがいいようですね。

マイナビウーマン調べ
調査日時:2016年5月25日~5月30日
調査人数:113人(22歳~34歳の女性)
※画像はイメージです

(フォルサ/岩崎弘美)

※この記事は2016年06月19日に公開されたものです

フォルサ

ライティング、編集、DTPまで手がける制作グループです。
“フォルサ”はポルトガル語です。「がんばれ!」と応援する言葉ですが、サポートするという意味もあります。女性の為になる情報を間口を広く扱っていきます。

この著者の記事一覧 

SHARE