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【カラダのお悩み】何日出てないと“便秘”になるの? 女性に多い「便秘」の原因と改善法5つ

有江 さとみ/ナナネール!

身体の不調は老化への第一歩! 専門家監修のもと、不調のメカニズムを解明し、健康的なキレイ女子になるための解決方法をお届けします♪

気付いたら何日も出ていない……。便秘は、美と健康のためにも、できることならば自然に改善させたいものですよね。今回は、マリーゴールドクリニックの山口トキコ先生に、便秘の原因と対処法をお聞きしました。

◆今回のお悩み


仕事柄、どうしても生活が不規則で便秘になりやすい。効果的な改善方法を知りたい。精神的な原因もありそうな気がする。(25歳/食品・飲料/専門職)

◆「便秘」の原因って?

便秘には、実ははっきりとした定義はありません。ただし、基本的には食べたものが出るまでは72時間以内と言われているため、3日間以上排便がない状態を一般的には「便秘」と呼んでいます。

からっぽの胃の中に物が入ると、その刺激で大腸が活動をはじめ、それを「胃・結腸反射」といいます。その反射によって大腸から直腸へ便が降りてくると、「便意がある」という感覚が起きます。

無理なダイエットをして食べていない人は、便になるもとも少ないので便秘になりやすいです。また、ストレスや不規則な生活も便秘の引き金となります。この状態は、「慢性便秘」または「常習性便秘」と言い、特定の病気のせいではなく、生活習慣などによるものです。腸の働きが落ちて便秘になっている場合は「機能性便秘」と言います。

便秘であることが何かの病気に繋がるかと言うと、直接的な因果関係はありません。ただし、便秘になるような偏った食生活をしている人は、生活習慣病になりやすい、がんになりやすいということが言えます。また、大腸がんができている場合の便秘は「症候性便秘」と言います。

便秘の症状には個人差がありますが、つらいと感じたら必ず医師の診断を受けるようにしましょう。

次ページで、あなたの「便秘度」をチェックしてみてください!

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