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【朝ヨガ】ベッドの上でできるヨガって? 目覚めをすっきりさせる「ワニのポーズ」

村上華子(ヨガインストラクター)

恋に仕事に大忙し。がんばる自分も好きだけれど、休日くらいはお家でリラックスする時間を作りたい。そんな働く女性に向けて、ヨガインストラクターの村上華子さんが「日曜日の朝にオススメのヨガ」をお届け。約5000年前の古代インドから継承されてきたヨガのパワーで心と体をリフレッシュさせて! ※毎週日曜日7:00配信予定

リンリンと鳴る目覚まし時計をようやく止めたけれど、心地よいお布団から出る決断がつかない……。 そんな朝は、ベッドの上でできる楽ちんなヨガのポーズから一日をスタートしませんか? 連載8回目は、寝転んだままでOK! 朝のすっきりとした目覚めをサポートしてくれる「ワニのポーズ」をご紹介します。

デトックス効果のある「ワニのポーズ」とは?

ワニのポーズは腹部をねじり、背骨に刺激を与えることで、血液やエネルギーを全身に巡らせます。また、腹部を圧迫しながら深い呼吸を繰り返すことで、内臓に刺激を加え、体に溜まった毒素を排出するのにも効果的。ベッドの上ではもちろん、このポーズは座ったままでも行えるので、デスクワークの合間に行えば、コリ固まった体を速攻でリフレッシュしてくれますよ。

「ワニのポーズ」手順

(1)仰向けの姿勢から、両手で右ヒザを胸に引き寄せ、右足付け根の鼠蹊部(そけいぶ)を刺激。

(2)左手で右ヒザを持ち、息を吐きながら、上半身を左に傾けヒザを床につける。


(3)息を吐きながら上半身を右にねじり、右腕を伸ばす。(余裕があれば顔も右側に)。

(4)5~10呼吸程度キープしたら仰向けに戻り、ポーズを解いて余韻を味わう。

(5)反対側も同様に行う。

【応用編:イスに座ったバージョン】

イスに座ったままでもツイストの効果は得られます。背もたれに寄りかからないように腰を立て座ったら、右足を上にして足を組み、右手はうしろへ(背もたれを持ってもOK)。左手でヒザを軽く押さえ、息を吐きながら、右側に上半身をねじる。吸う息で戻り、足を組み替え反対側も同様に。

※ポーズの注意点

ねじりを深めようとついつい力任せに行いがちですが、体が緊張すると筋肉がこわばり逆効果。背中や腰まわりの余分な力を抜けば、体の深部までポーズの刺激が届き、心地よさと効果をより一層実感できます。

本日のレッスンまとめ

ポーズを終えたら、ゆっくりと息を吐きながら脱力してみましょう。ポーズをほどいたあとの、なんともいえない爽快感が全身に広がります。腹部を刺激することで、朝のお通じを促すことにも効果的ですよ!

(監修・文:村上華子)

※次回は5月29日(日)更新予定。お楽しみに!

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※この記事は2016年05月22日に公開されたものです

村上華子(ヨガインストラクター) (ヨガインストラクター)

ヨガインストラクター、薬膳フードデザイナー。綿本彰氏のもとでヨガを学ぶ。2008年、ヨガ仲間と銀座に「HASYOGA」を立ち上げる。現在は、伝統的なヨガのクラスに加えて、身近な食材で作る、薬膳講座なども開催している。

インスタグラム:https://www.instagram.com/tokimusubian/

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