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【本気で見直しスマホ代】第3回 割り引きや裏技でもっとお得に!

古作光徳

高いスマホの使用料金を少しでもお得にしたい! そんな節約上手を目指すアナタにオススメしたい料金見直し術。第3回となる今回は、キャリアがいろいろ実施している割り引きを上手に使って、もっと使用料金をお得にする方法を紹介しちゃいます!

学生&25歳以下に適用される割引がお得!

大手3社が実施している「学割」を適用すると月額で800円~1300円程度の割引を受けることができます。期間は1年間~3年間と限定されますが、年額で1万円近くの節約につながるので利用しない手はありませんね! キャリアによって条件は曖昧ですが、自分が学生でなくても同居している家族 や親族に1人でも学生や25歳以下の人がいるなら適用できるケースが多いです。また、別居していても家族ということを証明できれば適用される場合もあります。ダメ元でもいいので、ショップに確認してみましょう。

●大手3社の学割&若者割りサービス

ドコモ

学割から家族割などさまざまなキャンペーンを展開するドコモ。機種を限定した割引も行われています。ドコモでは25歳以下のユーザー向けに、月々サポートを最大4万1472円も増額する「U25スマホ割」を実施しています。この割引は、対象機種の購入が条件となるので機種変更やMNP、新規契約などで新しい機種を購入する際に活用してみましょう。

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25歳以下とその家族に適用可能な学割を利用すれば、対象となる学生が25歳になるまで最大で毎月5GBのデータ通信容量をもらうことができます!

ソフトバンク

ソフトバンクの学割は、基本料の3年間無料か200GBのデータ通信容量アップが選べるといったユニークなものとなっています。

これらの割引サービスは期間限定として行われていますが、名前や適用期間、内容などを変えながら通年行われているので各社の公式サイトをチェックしてみましょう!

※サービスや画像は3月28日現在のものです

自宅のインターネット回線を見直してスマホ料金を節約!

自宅でインターネットの光回線を利用している場合、契約しているスマホのキャリアとインターネット回線の会社をまとめることで月1000円から2000円程度の割引を受けることができます。ドコモなら「ドコモ光」、auなら「auひかり」、ソフトバンクは「ソフトバンク光」を利用するとスマホ料金の節約につながります。
他社の回線を使っている場合、回線を乗り換えにともなう違約金や工事必要を負担してくれるキャンペーンも行われているケースがほとんどです。さらにキャッシュバックと言った特典も用意されていることも珍しくないので検討してみるといいでしょう。

機種変更をお得にする裏技がネットで話題!

毎月の使用料金を確認してみると、月々のサポートがあるとはいえスマートフォン本体の分割金って意外と高いことに気が付くと思います。新規契約やMNP(モバイル・ナンバー・ポータビリティ)といったキャリアにとって新規の顧客となるユーザーに対しては、機種代金や通信料金を値引きするといったメリットがありますが、残念ながら同じキャリアを使い続けているユーザーへの恩恵は少ないのが現状です。メールアドレスが変わることに抵抗がないなら、いわゆる“乗り換え”を行うのがお得への第一歩と言えるでしょう。しかし、現実的には2年縛りの更新月がだいぶ先だったりメールアドレスの変更に抵抗があったりするなど、乗り換えには踏み出せないケースもあると思います。最近は、機種変更でもMNPや新規契約と代金が変わらないケースも増えてきましたが、せっかくならお得に買いたいというユーザーに役立つ裏技がネットで話題を集めています。

●機種変更の裏技はMNPの予約番号取得にあり!

気になるその裏技は、MNP予約番号を発行しようとすること。MNPは電話番号を変えず、他社へ乗り換えられる制度ですが、実際にMNPを行うためには、キャリアのサポートセンターから予約番号を取得する必要があります。しかし、この予約番号を取得されると、キャリア側としてはユーザーが減ってしまう可能性が一気に高まります。そこで、予約番号を発行しようと電話をかけると、機種変更などに使えるポイントを配ることで引き留めを図るのです。使用状況によって貰えない場合もあるようですし、ケースによって異なりますが5千円から2万円分のポイントがもらえることが多いようなので、機種変更を行う場合に“ダメ元”でも試してみてはいかがでしょうか? もし、ポイントがもらえずMNP予約番号を実際に発行してしまっても、キャンセルは可能です。逆にポイントがもらえたにもかかわらず、実際に予約番号を発行してしまうとポイントが消えてしまうので注意しましょう。

●機種変更の際には下取りに出そう!

また、MNP や機種変更などを行う際、それまで使っていた古い機種を下取りに出すことで通信料金をお得にすることができます。ドコモの機種をソフトバンクで下取りしてもらうといった具合に、他社のスマホを新たに契約するキャリアで下取ってもらうことができます。機種によっては中古ショップよりも大幅に高く下取りしてくれるので不要となった本体を有効に活用してみましょう!

まとめ

今回は、使用料金をお得にする割引サービスを紹介してきました。第1回、第2回で紹介したプラン見直しと一緒に今回の割り引きサービスを活用すれば、これまで無駄に支払っていた使用料金がグンと下がることでしょう。最終回となる第4回は、今話題の電力自由化と格安SIMを活用し、さらにスマホの使用料金をお得にするテクニックを紹介していきたいと思います。お楽しみに!

(古作光徳)

★【本気で見直しスマホ代】第4回 電力自由化と格安SIMも検討しよう! を読む

◆バックナンバー

第1回 料金プランを見直すだけで大幅節約!

第2回 ムダなオプションの見直しが大事!

 

※この記事は2016年03月29日に公開されたものです

古作光徳

フリーランス編集&ライター。パソコン関連誌の編集部を経て、2006年にライターとして独立。主にパソコンやスマホ、家電関連誌などを中心に活動。クルマや自転車、将棋など趣味関連の媒体も担当する雑食系。共著『Windows 10 完全活用マニュアル』(そしむ)、『MacBook Air & Pro OS X El Capitan 対応』(ソシム)など。

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