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毎月赤字でどうしよう! 私が「プアウーマン」だと思う理由

森川ほしの/OFFICE-SANGA

最近、「プアウーマン」という言葉をよく耳にするようになりました。要するにお金がない女性のことを指すようですが、これだけ社会で活躍する女性が増えたというのに、こんな言葉が流行るのはなぜでしょうか? 働く女性たちに、自分が「プアウーマン」だと思う理由を聞いてみました。

Q.自分は「リッチウーマン」だと思いますか? それとも「プアウーマン」だと思いますか?

プアウーマンだと思う……324人(79.6%)
リッチウーマンだと思う……83人(20.4%)

まずは自分が「リッチ」と「プア」のどちらだと思っているのかを聞いてみたところ、79.6%の女性が「プアウーマンだと思う」と回答。中には謙遜している人もいるかもしれませんが……。それにしても、「プア」率が高いですね。それではなぜ「プアウーマン」だと思うのか? 理由を詳しく見ていきましょう。

収入が少ないから……

・「手取りの給料が全国平均以下だから」(31歳/医療・福祉/販売職・サービス系)

・「給料が普通のOLにくらべ、だいぶ安いから」(24歳/その他/販売職・サービス系)

・「リッチに過ごせるほど稼いでいない」(24歳/その他)

・「そんなに贅沢はできないような給料だから」(22歳/その他/販売職・サービス系)

やはり、「リッチ」と「プア」の大きな分かれ目は収入。多くの女性が、現在の自分の収入は「少ない」と感じているようです。「これだけもらっていればリッチ」という明確な基準はありませんが、やはり平均収入などは気になりますよね……。

買いたいものが買えないから

・「リッチウーマンは、自分の使いたいだけ使えるお金がある人のことだと思う。値段を気にせず買いものできる人。値段を気にしている自分はプアだと思う」(30歳/小売店/販売職・サービス系)

・「買いものに行って、買い渋るから」(34歳/小売店/販売職・サービス系)

・「欲しいものをなんでも買えるわけではないから」(24歳/医療・福祉)

金額なんて気にせず買いものができたら、きっと楽しいでしょう。それほど物欲の強くない筆者ですが、それでも気に入った洋服やアクセサリーを見つけて、それがとても手が出せない金額だったときは、情けないような、悔しいような、なんとも言えない気持ちになります。

常に節約を考える生活

・「給料のすべてが生活費に消えていく」(33歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

・「いろいろ我慢しながら生活しているため」(28歳/その他)

・「とにかく節約しないと生活できないし、リッチウーマンの人は安い野菜よりも質のいい野菜選ぶでしょ? 私は断然安い野菜買います」(32歳/自動車関連)


一生懸命やり繰りしないと、毎月の生活がまわっていかないという女性も多い様子。筆者も、質より安さを選んでしまうかも……。食品や日用品などの普段の買い物は、やっぱり安さ重視になってしまいます。

貯金ができない!

・「働いても働いても、お金はぜんぜん貯まらないから」(32歳/その他/専門職)

・「我慢や節約をしていても、なかなかお金が貯まらない」(32歳/医療・福祉)

・「毎月貯金額を気にしているので。リッチな人は気にしなくても貯まると思う」(26歳/その他)

多くの女性が「リッチ」か「プア」かのひとつの目安として、貯金の有無、またはその金額を挙げました。毎月しっかりお金を残していきたいとは思っていても、なかなか難しいです。特に意識していなくても、貯金が増えるようになればリッチウーマン?

余裕がないから!

・「生活は支障なくできているが、常にお金のことを気にしてしまうから」(27歳/情報・IT/事務系専門職)

・「旅行・ブランド物にお金を出せない」(30歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)

・「将来のことを考えると自由に派手に振る舞う余裕はない」(27歳/医療・福祉)

お金のことを気にせず、気が向いたときに旅行へ出かけて、ブランド物だって欲しければ買う。そんな生活には憧れますが、実際にはやっぱり生活のこととか、貯金のこととか、将来のこととか……気になってしまいますよね。

まとめ

あまりお金のことを気にせずに生活をして、それでも毎月ある程度の貯金ができる。それくらいの収入があってはじめて、「私はリッチウーマンよ!」と胸を張れるのかも? でも、「リッチ」か「プア」か? と、幸せかどうかはまた別の話です。筆者などは一生「リッチウーマン」を名乗ることなんてできそうにありませんが、せめて心の方だけでも「リッチ」な女性になれるよう、努力したいと思います。

(森川ほしの/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2016年2月にWebアンケート。有効回答数407件(22~34歳の働く女性)

※画像はイメージです

※この記事は2016年03月17日に公開されたものです

森川ほしの/OFFICE-SANGA

大学で美学を学び、「美とは何ぞや」生涯この問いと向き合っていくことを決意。言葉、人、恋愛、社会など、さまざまものの中にある「美」を求め、フリーライターの道へ。マイナビウーマンで恋愛、マナー、話し方などに関するコラムを担当。

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