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【お得な自治体さがし5】板橋区は結婚を考えているカップルの家賃が108万円もお得になる!

フォルサ

知っていますか? 自治体によって助成金や補助金といった手当ての中身や額、またサービスは大きくちがいます。引っ越しを考えるときに、将来結婚、妊娠、子育てなどが控えた女性にとっては抑えておきたいポイントですよね。東京とその近郊地域の自治体のサービスで、アラサー女性が気になる部分のみをピックアップしてご紹介。

今回は、板橋区です。病院の病床数が23区中ナンバーワン、15~24歳の若年人口がナンバー2、などの特徴を持つ自治体です。

板橋区の助成、サービスの特色

●結婚を考えているカップルでも住宅助成が受けられる!

新婚・子育て世帯支援制度

新婚と子育て世帯なら区立住宅の家賃が3年間3万円減額される「新婚・子育て支援制度」を利用すると、2DK(57平方メートル)の部屋の場合、家賃56,300円から借りられます。3年間で、なんと最大総額108万円もお得です!(※家賃減額3万円の場合)。うれしいのが結婚を考えている婚約中のカップルでもこの制度が利用できるところです。結婚前のカップルでこのような助成が受けられるケースは極めて珍しいこと。ぜひ利用しましょう。

板橋区に住むのにオススメな人

●結婚が決まっているカップル

家賃が3年間、月に3万円も減額になるのは、若いカップルにはうれしい制度。3万円を貯蓄に回して子育てに備えることもできます。引き続き子育て世帯にも、減額があるので、子どもの学費やマイホームの購入資金を蓄えるにはとてもいい制度です。物価が安いのも魅力ですね。
単身女性にも、無料の健康相談や仕事帰りに行けるセミナーがあるのはうれしいサービス。池袋や新宿、都心へのアクセスも便利な板橋区での暮らし、検討してみてはいかがでしょう。

板橋区基本情報

●主要駅

板橋、大山、志村坂上、下赤塚、西高島平、成増など

●家賃相場(順位は高い順)

常盤台地域はやや高めですが、全体的に家賃の安い自治体です。
ワンルーム:6.88万円(19位)
2LDK:11.45万円(20位)

●物価(メインスーパーの商品価格)

大小スーパーともに多く、ハッピーロード大山のような大きな商店街もあるせいか、物価も安め。
商品の参考価格:牛乳(1L):168円/食パン(6枚切り):168円/たまご(10個):228円/トイレットペーパー(12ロール):278円
※すべて本体価格(税なし)
※コモディイイダ大山店(2月24日現在)

板橋区で受けられる助成やサービス

●住まい

新婚&子育て世帯支援制度

新婚と子育て世帯なら区立住宅(民間賃貸マンション借上タイプの公共住宅)が、2DK(57平方メートル)で月額5万6,300円から借りられます。支援決定の翌月から3年間、区立住宅家賃が3万円減額。子育て世帯に該当する場合、小学校6年生以下の子どもに加えて、18歳未満の子どもが1人いる場合は3万5,000円、2人以上いる場合は4万円を減額
礼金・更新料・仲介手数料が不要ですが、契約家賃の2ヶ月分の保証金(民間賃貸住宅では敷金の部分に相当)が必要となります。

◆対象世帯は以下の通り

・新婚世帯…婚姻予定及び婚姻後3年以内の世帯
・子育て世帯…小学校6年生以下の子どもが1人以上いる世帯

猫の不妊去勢手術費用の一部助成

助成金額:メス4,000円/1頭・オス2,000円/1頭を、1世帯年間30頭を上限に助成

●女性の健康

・子宮頸がん健診……20歳以上の年齢。偶数年齢は無料で受けられる

・予約不要の「女性健康なんでも相談」が無料で受けられる

「女性健康支援センター」で実施。予約制の「5つの女性の健康専門相談」というサービスもあり、相談員はすべて女性で、夜間婦人科相談もあります。
その他に、「ダイエット&デトックス リンパマッサージ」、「コンディショニング」,「アロマテラピー」がテーマの、仕事帰りに参加できる女子力アップのための体験型セミナーを年3回開催しています。

●結婚

なし

●不妊治療

東京都特定不妊治療費助成のみ

●妊娠

・妊婦健康診査票14回分と妊婦超音波検査受診票1回分(助成合計上限8万700円)

●出産

すくすくカードがもらえる

出産すると利用券5枚がついた「すくすくカード」が送られてくる。
一時保育など区が指定する子育て支援サービスに使用できます。区の施設の他にも、スポーツクラブでの利用、産後プログラム(ヨガ、マッサージなど)、託児部屋付きリラクゼーション、フォトスタジオ写真撮影、赤ちゃんカフェなど利用できるメニューは多種多様でうれしいサービスです。

育児支援ヘルパー派遣事業

出産前後に家事・育児で困ったとき、育児支援ヘルパーを利用できるサービス。1時間  800円と格安で、上記の「すくすくカード」も利用できる。利用券1枚で1時間利用できます。

●子どもの医療

・子どもの医療費が中学校3年生まで無料 (入院費は助成されるが、入院時の食事代は対象外)※所得制限なし

●幼稚園

・私立幼稚園入園料補助金:4万円※所得制限なし

・私立幼稚園就園奨励費補助金:年間上限30万8,000円(所得、子どもの数によって異なる)

・私立幼稚園保護者負担軽減補助金:年間上限15万8,400円(所得、子どもの数によって異なる)

●保育園

・認証保育所保育料助成金……月額最大2万円 ※所得による

・第3子以降保育料が無料(兄姉が認可保育園、認定こども園、地域型保育事業、認可幼稚園のいずれかに同時に在籍している場合のみ)

※認可保育園の月額保育料:41,900円(第1子・中間階層世帯)、小規模保育(給食あり):3万3,520円(第1子・中間階層世帯)


※助成やサービスに関する情報は、2016年2月29日時点のものです。

板橋区ホームページ
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/

★次回の「お得な自治体さがし」は渋谷区の予定です。お楽しみに!

(岩崎弘美/フォルサ)

第1回 新宿区は独身で民間物件でも月に1万円の家賃補助が出る!!

第2回 杉並区は出産したら4万円分「子育て応援券」がもらえる!!

第3回 台東区は第3子が生まれたら3万円相当のベビーカーがもらえる!!

第4回 大田区は30万円もらえて返済不要な奨学金制度がある!!

 

※この記事は2016年03月04日に公開されたものです

フォルサ

ライティング、編集、DTPまで手がける制作グループです。
“フォルサ”はポルトガル語です。「がんばれ!」と応援する言葉ですが、サポートするという意味もあります。女性の為になる情報を間口を広く扱っていきます。

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