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第60話 再度チャレンジ

結局昨日、慎也からのLINEの返事はなかった。
わたしはなかなか眠れず、今朝は寝不足気味で、
ベッドの上で、スマートフォンを両手で握った。
もし、このままずっと返事がなかったら……
そんな悪い予感を振り払い、
えいっとばかりに、慎也にメッセージを送る。
「おはよう!」
でも、返事はなかった。
悲しくてたまらなかったが、
職場にはいかなくてはならない。はみがきを始めた。

店へ向かう間、体も心も重かった。
これで終わったら、どうしよう。
どうやったら、もう一度返事がくるんだろう。
電車の中にいる間中、
慎也のLINEのことばかり、考えていた。

でも、会社の通用口についたとたん
「やめだ! やめやめ!」と心の中で叫び、
LINEの返事のことを考えるのをやめた。

その日、いつもの仕事を猛スピードで終わらせ、
わたしは夏の催事の新しい企画を考え、
企画書を書くと、安斎課長の席に行って、
頭を下げて言った。
「夏の新しい企画、考えてみました!」

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