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第40話 冬合宿

真由と会った翌日「今年も行くよね、冬合宿」
と、慎也からLINEが入った。

「うん、もちろん行く!」と返事をして、
わたしは白いゲレンデを思い出し、ひとり微笑んだ。
もう去年の秋口から、休みはおさえてある。
大学時代、慎也が入っていたサークルOB合宿に、
また今年も連れて行ってもらうのだ。

職場の百貨店では、あいかわらず、
小百合先輩とは、必要最小限しか口をきかないし、
ランチも一緒には行かない。

たまに武藤主任とは一緒に食べるけれど、
どうしても気詰まりで、できれば避けたい。

いや、武藤主任の気持ちはうれしい。
だんだん、そのうれしい気持ちは大きくなる。
でも主任と付き合うってことは、
慎也と別れるってことだから。
だけど慎也が結婚する意思がなくて、
いつか別れるって考えているのなら……。

そんな不安な気持ちを抱えながら、迎えた2月。
わたしはまた大好きな慎也の、
車の助手席に乗り、スキー場へと旅立った。

 

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