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“オンナのマウンティング”の本当にあったコワーイ話

うわー「それくらいでよかったね~」「私なんて~」などなど、女友だちとの会話で言われたことのある人は多いのではないでしょうか。ドラマですっかりおなじみになった「マウンティング」。会話の中で、常に相手より自分が上(あるいは下)だとアピールすることですが、経験している女性は多いようです。マウンティング、された、思わずしちゃったエピソードを募集したところ……けっこう、ありました。

職場マウンティング対処法のまとめ

やっぱり多い「結婚・恋愛」にまつわるアレコレ

・「私が結婚すると言ったら、『自分のほうが付き合った男性の数が多い』と言われた」(26歳/食品・飲料/技術職)

・「高校時代に2人の先輩と付き合ったという話をしたら、『私は3人よ』と言われ、すべて、男性からの猛アタックでモテモテだった、と言わんばかりの恋バナを聞かされた」(28歳/学校・教育関連/専門職)

・「彼のいいところを聞かれたから話しただけなのに、急に『大したことなくない? 私の彼なんて……』と誇らしげに言われて、それくらいしかいいところないんだね、と見下されてバカにされた」(28歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)

いちばん多かったのが、やっぱり「結婚」「恋愛」ネタ。大事なのは、過去の数よりも、現在の「オンリーワン」なのに……。自分から聞いておいて、ドヤ顔で勝利宣言はマウンティング女子の王道パターンのようです。

意外と多い「旅行ネタ」

・「知り合いに海外旅行の話をしたら、自分はもっといろいろ行っているみたいなマウンティングをされた。面倒だった」(31歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)

・「『ヨーロッパくらいしか行ったことない』と旅行自慢してきたので、『私もあんまり海外行ったことないんだよねー。まだ10か国くらいかな?』と自慢返しした」(23歳/生保・損保/事務系専門職)

意外と細かいところで張り合っていたのが、旅行ネタでした。お二人が知り合い同士ではないことを祈ります。

 

心の中で、舌を出す

・「同期の女子に、彼氏についてきかれたのでなんとなくスペックを言ったら、『私の彼氏は……』とマウンティングされた。しかし、相手の彼氏は言うほどスペックが高くなかったので、聞いていてしょっぱい気持ちになった」(27歳/金融・証券/事務系専門職)

大したことないネタでマウンティングしてくるほど、見ていて哀しいことはありません。そういう時は黙って聞いてあげるのが、大人の女性のやさしさです。

気をつけた方がいい……

・「どんな時でも、無意識で自分のほうが上である面を探していると思う」(29歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)

・「言ったことはないが、常に友達より自分のほうがかわいいかどうか確認しているし、自分が最もかわいいと思っている」(26歳/医療・福祉/専門職)

・「友だちの結婚式がかなりしょぼーい感じだった。料理も飲み物も最低ランク。自分の結婚式と比べて、ひっそりとドヤ顔してしまった」(30歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

無意識に顔に出てませんか? 言っちゃったこと、あるのでは? そのドヤ顔、誰か見てますよ! してないつもりのマウンティングには、くれぐれも気をつけたいですね。

勝っても、負けてる

・「職場でのお局のいびりを相談したら、『自分のほうがもっとつらい経験をしている』と、話をすり替えられた」(32歳/食品・飲料/事務系専門職)

・「友だちが、『毎日残業で帰るのが22時を過ぎてツライ』と言っていたので、つい『私は毎日24時まで仕事してるし、次の日は朝7時半から出勤だけど?』と言ってしまった」(28歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)

・「サービス残業がツライと話したら、自分のほうがもっと残業が長いと言われた」(26歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)

・「大学の友だちが、自分のほうが男にひどい目にあわされたと張り合ってきた。不幸自慢は何にもならないと感じた」(27歳/ソフトウェア/技術職)

そう、何にもならないのに、なぜか張り合ってしまう不幸自慢。不幸の度合いで勝ってるってことは、一般的には負けてるってことに、気づいてほしいです。

そうですか

・「お嬢様ぶりたいのか、家が厳しい自慢をする人がいます。何時までに帰らなければならない、何をしてはならない、父が厳しい、など、何かにつけて『自分の家がいちばん厳しい』と言ってくる」(27歳/生保・損保/事務系専門職)

・「なんでも張り合う人はおだてておく」(26歳/機械・精密機器/事務系専門職)

・「マウンティングする人は、自分がいつも優位に立ちたいと思っているので、それが好きならそうしてください、という感じで対応している。人の優劣をつける人は、同僚でも絶対に嫌い」(33歳/学校・教育関連/事務系専門職)

マウンティングに対する究極の対応は「そうですか」。張り合っても仕方がないと思ったら、言ってみましょう。でも、相手がイラっとしたり、きょとんとしたりしても、ドヤ顔はしないように、気をつけて。

多ジャンルにわたるネタが提供された、今回のアンケート。なかには「多すぎていちいち覚えてない、覚えてるとしんどいからすぐ忘れる」(33歳/金融・証券/事務系専門職)という切実な声もありました。競争は日常のスパイスにはなりますが、あまり多いと心がもたれてきそう。今回は「思わずマウンティング返ししちゃった」エピソードもありますが、くれぐれも、自分から仕掛けないように、気をつけたいですね。

マウンティングの対処法はコチラ

(まさおかりく)

※画像は本文と関係ありません

※『マイナビウーマン』にて2015年7月27日~8月10日にWebアンケート。有効回答数219件(22歳~33歳の働く女性)

※この記事は2015年09月17日に公開されたものです

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