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憧れはワーママか専業主婦か? 働く女性が選ぶ、なりたい姿とは!?

パソコンする女性アベノミクスの成長戦略「女性が輝く日本」は、女性の社会進出を推進しています。みなさんは将来、結婚して子どもが生まれたら、仕事はどうしますか? 子どもを保育園に預けてバリバリ働くのか、専業主婦になって育児に専念するのか……。実際に憧れるのはワーキングマザーか専業主婦か、働く女性たちのホンネに迫りました!

Q.ワーキングマザーと専業主婦、正直どちらに憧れますか?

ワーキングマザー……125人(56.0%)
専業主婦……98人(44.0%)

大差とはいえないけれど、6対4くらいの割合で、ワーキングマザーに憧れる人が多い結果となりました。では、それぞれの理由を見てみましょう。

<ワーキングマザーに憧れる!>

両立している人はカッコイイ

・「仕事もプライベートもイキイキしている気がする」(30歳/生保・損保/事務系専門職)

・「両立できるタフさが羨ましい」(25歳/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)

・「いつまでも女性でいられてかっこいいから」(28歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)

・「外ではバリバリ働き、うちではいいお母さん」(32歳/情報・IT/技術職)

・「ちゃんと家族と触れ合いを大切にしながら仕事も疎かにしない人は憧れます」(32歳/その他)

仕事と家事を両立している人はカッコイイ! そう思う女性が、かなりたくさんいました。家ではやさしいお母さんだけれど、外ではキリッと働く別の顔を持った女性。時間や気持ちの切り替えに、メリハリもありそうです。両立するのは簡単ではなさそうだけど……。

自分の人生のために

・「社会とかかわりを持ちたい」(32歳/その他)

・「自分の時間、自分の顔がもてるから」(32歳/情報・IT/技術職)

・「バリバリ稼げる高収入にあこがれるのです」(29歳/食品・飲料/技術職)

・「仕事をしない人生は考えられないので」(31歳/学校・教育関連/技術職)

・「働く姿を子どもに見せることによって仕事の大切さや家族で一緒にいられることのありがたさを知ってほしい」(30歳/医療・福祉/専門職)

・「育児が帰宅してからの風呂、食事、寝かしつけだけなんて、なんてラクなんだと思う。お金ももらえるし。専業だと、一人で道を歩くことすら何年もできないんですけど」(33歳/小売店/販売職・サービス系)

子どもとは別の社会とのつながりを持ち、自分の時間や収入を得る。自分の人生だから自分が納得できる道を歩みたい。その結果が、ワーキングマザーというカタチだと考える人も。自分の時間や収入があることで、心のゆとりも得られるのかもしれませんね。

<専業主婦に憧れる!>

子どもや家族と向き合いたい

・「夫をそっと支える、良妻賢母のイメージがあるので」(27歳/金融・証券/営業職)

・「子どもが大きくなるまでは一緒にいてあげたい。自分の親がワーキングマザーでさみしかったから」(33歳/運輸・倉庫/秘書・アシスタント職)

・「働くことが今当たり前になっているので、家族のために何かをすることに憧れる」(29歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

・「家事を完璧にこなして、みんながくつろげる家庭にしたい」(28歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)

・「専業主婦→離婚して→ワーキングマザーをしています。専業主婦のほうが、自分の好きなように”仕事”ができる、全部を組み立ててできる自由度が高い仕事だと思うから。またアイデア次第でどうにでもできる面白い仕事でもあると思う。ただ、評価はされにくく感謝もされにくいのが難点」(32歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)

育児に集中し、家事も完璧にこなして家族のために尽くしたい。幸せそうな家族の顔が浮かぶ、理想的な母親像ですね。専業主婦を仕事としてとらえると、とてもクリエイティブな職業であることはたしかですね。もっと評価されてもいいのにな~!

経済的余裕があるというステータス!?

・「夫の収入だけで暮らせるのは羨ましい」(27歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)

・「奥さんが働かなくても生活できるほどの金銭的余裕があるということだから」(28歳/機械・精密機器/技術職)

・「働かなくても食べていけるだけ旦那が優秀だから」(28歳/金融・証券/営業職)

・「働かなくても食っていける特権階級だから」(26歳/建設・土木/事務系専門職)

・「見る目があるということだと思うから」(28歳/学校・教育関連/専門職)

今のご時世、妻が働かないでいられるなんて、うらやましい! というご意見も。生活のため、子どもの塾代のためなど、やむを得ず働いている母親もたくさんいるのが現状です。ワーキングマザーの中には、働きたくて働いている人ばかりではありません。

ワーキングマザーに憧れるのは、働くことに喜びを見いだせる人。専業主婦に憧れるのは、経済的余裕があって家族と向き合いたい人。今回のアンケートでは、そんな構図が見えてきました。自分の希望通りに働く・働かないを選択できる環境がベストですが、なかなかそうも言っていられない世知辛い世の中ですね……。

(カンナ マコ/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2015年7月にWebアンケート。有効回答数223件(22~34歳の働く女性)

※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年08月05日に公開されたものです

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