内側から輝く女性に! キレイをつくる「食事のコツ」って?
もうすぐ夏本番! 薄着のファッションや水着を着こなすために、ダイエットに励んでいる女子も多いのでは? でも、料理研究家・管理栄養士の森崎友紀先生によると「カロリーや体重だけを意識したダイエットはオススメできない!」とのこと。目に見える数字ばかりを気にすると、たとえ数値上は痩せていても、理想的なカラダには近づいていない……なんてことも!? 先生、キレイをつくる食事のコツ、教えてください!
「大切なのは、栄養バランスのよい低カロリーの食事を意識することと、体重ではなく体脂肪を重視すること。見た目は若くても内臓が老けているなんてことは避けたいですし、腸には免疫機能の60~70%が集まっているので、ヨーグルトなどの発酵食品で善玉菌の活動を活発にして、内側からキレイになりたいですね。できれば体脂肪率を測れる体重計で、20~25の数値に収まる体形を目指すと健康的です」と森崎先生。
女子が気にするべきは、体重ではなく体脂肪率なんですね! ちなみに、栄養バランスのよい食事ってどんな食事でしょうか?
「わかりやすいバランスのよい食事と言えば、旅館の朝ごはんのような『一汁三菜』。主食のごはんに汁物、焼き鮭などの主菜、野菜を中心にした副菜などを並べた食事です。たとえば、フルーツ→汁物→副菜・副副菜→主菜→主食の順番で食べると太りにくくなりますよ。ただしこれはダイエットに適した順番ということですので、TPOに合わせて取り入れてくださいね」
食べる順番については、女子の多くが聞いたことがあるのでは? 酵素を最初にとることで消化もよくなり、汁物で満腹中枢も刺激されるんですよね。
「それから、『抜く』よりも、バランスのよい低カロリーの一品を『足す』ことで、満足感も栄養も得られます。腸に長くとどまるガセリ菌SP株などを含むヨーグルトは腸の動きを活発にしてくれるので、ヨーグルトをつかったメニューや、一汁三菜のフルーツをヨーグルトに置き換えるのもいいですね」
ダイエット中は、食べ過ぎないようにとつい抜きがちになってしまいますが、それではキレイに痩せることは難しそう。この夏はバランスのよい食事や食べ方のコツを意識して、内側からキレイなカラダを手に入れましょう!
(石井美智子/Playce)
※この記事は2015年07月17日に公開されたものです