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他人の恋バナに興味ナシ!? ドラマのハッピーエンドとバッドエンド、みんなが好きなのは……

森川ほしの/OFFICE-SANGA

他人の恋バナに興味ナシ!? 恋物語にときめいたり、ミステリーでドキドキしたり。テレビドラマはちょっとした「非日常」を味わわせてくれますよね。その結末としては、ハッピーエンドとバッドエンド、どちらが好きですか? 働く女性たちに聞いてみました。

Q.ドラマはハッピーエンドとバッドエンド、どちらが好きですか?

ハッピーエンド……217人(90.4%)
バッドエンド……23人(9.6%)

「ハッピーエンド」と回答した女性が9割を超える結果となりました。主人公に感情移入していると、最後は幸せになってほしいと思うものなのかもしれませんね。それでは、詳しく回答の理由を見てみましょう。

<ハッピーになってこそドラマ!>

最終回は明るく!

・「気持ちが上がるから。いい気分で仕事や恋愛も頑張れる」(30歳/医療・福祉/専門職)
・「見てよかったと思えるから。最後に明るい気分で見終われる作品の方がいい」(24歳/食品・飲料/専門職)
・「見終わったあとに、すがすがしい気持ちになれた方がいい」(25歳/金融・証券/販売職・サービス系)

長くつき合ってきた登場人物たちがハッピーになる姿を見ると、こちらも幸せな気持ちになりますよね。

ドラマはドラマ

・「ドラマぐらい楽しく終わりたいから」(31歳/金融・証券/事務系専門職)
・「ドラマの中でくらい、幸せに終わってほしい」(28歳/ソフトウェア/技術職)
・「架空の中ではいい話で終えたい。現実はそういかないから」(33歳/金融・証券/事務系専門職)

ドラマの中まで、現実と同じようにうまくいかないことばかり……。これでは、気が滅入ってしまいそうです。

ハッピーエンドこそドラマの魅力

・「長期にわたって視聴していた視聴者のためのご褒美です!」(31歳/その他)
・「ハッピーにならないドラマなんて、見る意味がない」(31歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
・「少しずつ感情移入してしまうので、登場人物には幸せになってもらいたい」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)

なるほど「ご褒美」ですか! そう言われると、たしかにハッピーエンドの感動は、ドラマを見続けた視聴者の特権ですね。

あと味スッキリ!

・「あと味が悪いのは、ちょっと悲しい」(29歳/学校・教育関連/専門職)

・「最後まで見て、どんよりしたくないから。『花より男子』が好き」(23歳/医療・福祉/専門職)
・「バッドエンドだとすっきりしない」(28歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

モヤモヤを残したままドラマが終わってしまったら……。しばらく引きずってしまうかも?

<幸せになる姿を見たって楽しくない?>

もう飽きた!

・「ハッピーエンドはありきたり」(28歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
・「ハッピーエンドは見飽きたし、結果が想像できる」(24歳/マスコミ・広告/事務系専門職)

今回のアンケートでも約9割の女性がハッピーエンドを指示。需要が多いから当然とはいえ、そればかりだと「やっぱりね」感は否めません。

バッドエンド大歓迎

・「胸くそ悪くて、モヤモヤしている方が好き」(22歳/その他)
・「人の不幸は蜜の味だから」(33歳/運輸・倉庫/事務系専門職)

人の不幸がガッツリのぞけるのも、ある意味ドラマの醍醐味?

バッドエンドが教えてくれること

・「人生の不条理さを教えてくれる」(27歳/金融・証券/事務系専門職)
・「不幸続きなのに、最後だけ無理やりハッピーエンドにされると、見なきゃよかったと思う」(33歳/小売店/販売職・サービス系)
・「人生はそんなに甘くない」(30歳/建設・土木/事務系専門職)

サクセスストーリーや結ばれて終わるロマンスもいいですが、挫折、失恋、悲劇からも、学べることや感じられることはたくさんありますね。

ドラマがどんな結末を迎えるのか? それは、ドラマを最後まで見続けた人にしかわかりません。期待通りのハッピーエンドに涙するも良し。期待を裏切られ、バッドエンドにモヤモヤするも良し。不幸になる主人公を楽しむも良し……。これからどんなドラマに出会えるのか、なんだか楽しみになってきました。

(森川ほしの/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2015年5月にWebアンケート。有効回答数240件(22~34歳の働く女性)

※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年06月18日に公開されたものです

森川ほしの/OFFICE-SANGA

大学で美学を学び、「美とは何ぞや」生涯この問いと向き合っていくことを決意。言葉、人、恋愛、社会など、さまざまものの中にある「美」を求め、フリーライターの道へ。マイナビウーマンで恋愛、マナー、話し方などに関するコラムを担当。

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