お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

売れっ子イラストレーターのコーヒーカップは気分をアゲてくれるポイント満載【著名人のうちカフェ vol.3】

松本玲子

自宅や事務所で、長時間一人で作業するフリーランサーにとって、コーヒーは格別なものである。煮詰まったときやもうひと頑張りしたいとき、気にいった味や香りに触れると、それだけでふっと緊張がほぐれて仕事が捗り始めることだってあるのだから。

しかも、味覚や嗅覚だけでなく手ざわりにもこだわれば完璧。コーヒーを注いだカップがたなごころにしっくりとなじめば、安らぎ効果もきっと倍増するはず。

イラストレーター、まんが家として活躍中の高橋カオリさんも、仕事しながらお気に入りのカップでコーヒーを楽しむのが大好きなクリエイターだ。

イラストレーター・まんが家の高橋カオリさん

「最近のお気に入りは、台湾旅行中に一目ぼれして買ったカップです。客家(ハッカ)花柄って呼ばれる伝統的な柄のカップなんですけど、厚みと重さが絶妙なんですよ。私、カップの重量感と安定感にはこだわるので、絶対、お店で手に持ってみて購入を考えるんですけど、これは私の好みにぴったりだったんです」
気にいっている点は他にもある。
「蓋付きだからコーヒーが冷めないので、寒い時期は重宝してます。色みもとってもキレイだし、毎日使っても全然飽きないんですよ。もともと、緑と青の中間のような色が好きなんですけど、特に最近はこの色に惹かれる傾向にありますね」
職業柄もあり、色へのこだわりも相当なものだが、「そのとき惹かれる色やデザイン選ぶ」ことも大切にしている。

台湾の伝統的な花柄がデザインされたカップ。コースターも同色でそろえているところがさすが!

「豆を買うときも同じですね。といっても、どの豆にどんな特徴があるのかについては詳しくないので、店員さんにそのときの気分を伝えてアドバイスしてもらうようにしています」
いま飲んでいるのは「エレファントマウンテン」のハイロースト。
「店員さんに、“キレがあるさっぱりした味を楽しみたい”と伝えたところすすめられました。仕事中にブラックで飲むことが多いので、あまり重たすぎず、頭を刺激してくれるような口当たりや風味のものを求めることが多いかな」
豆を購入する店は近所の行きつけ。なじみの店員だと、相談しやすいということもあるのかもしれない。

頭が疲れてきたらコーヒーで気分を切り替えることも

ちなみに、コーヒーカップの購入店についても尋ねてみたところ、なんともユニークな答えが返ってきた。
「私、旅先でカップを買う癖があるんですよ。一人旅も大好きでよく旅行してるんですけど、どの国に行っても、現地の伝統的なデザインのものを探しちゃいますね(笑)」
土地土地の記憶が刻まれたカップでコーヒータイムを彩れば、いつもとは一味違う新鮮なアイディアが生まれることもあるのかも!? クリエイティブな職種への転職を目指している人は、彼女にあやかって、旅先でマイカップ探しにいそしんでみては?

【高橋カオリProfile】
イラストレーター・まんが家。雑誌、書籍、広告、webなどの媒体でイラストやイラストルポ、まんがを描いている。街歩きイラストルポ「東京探訪」など連載中。著書に、体験ルポまんが『おひとりさま1年生』、イラストルポと漫画で京都のご利益スポットを案内する『恋コト京都~女子力UPの恋スポめぐり』他。webサイト:http://kaoring-t.com

高橋さんの著書『恋コト京都~女子力UPの恋スポめぐり』

※この記事は2015年06月07日に公開されたものです

松本玲子

各種雑誌、書籍、web媒体で編集者・ライターとして活動する傍ら、TVCMナレーションやCMソング歌唱、音楽制作なども手掛けている。また、プログレッシブ・ロックバンドswaragaのボーカルとしても活動中。

この著者の記事一覧 

SHARE