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永作博美「理想の夫婦とは? 今だから語れる、自分らしく輝いて生きる秘訣」(その1)

高橋瑞穂/六識

先日、母親たちのあこがれとなる人を表彰する「第8回ベストマザー賞2015」の芸能部門に選ばれたことでも話題になった永作博美さん。そのキラキラとした笑顔は、TVや雑誌で見ない日はないほど。2015年5月30日には、佐々木蔵之介さんとW主演を果たした映画『夫婦フーフー日記』が公開。妻として、母として、働く女性として、自分らしく輝いて生きる秘訣について、永作さんにお伺いしました!

■いつか振り返って「2人で歩いてきたね」と言えるような夫婦がいい

友だち関係からはじまる2人の妊娠・出産・闘病と怒涛の結婚生活を追う映画『夫婦フーフー日記』で、ヨメの役を好演した永作さん。永作さんから見て、コウタ(ダンナ)とユーコ(ヨメ)の夫婦関係について聞いてみました。

「非常に絆の強い2人だと思います。17年間という友だち関係もあってか、お互いのことをかなり知り尽くした上で、微妙な距離感を持ってそれぞれが立っている。気持ちよい空気がふたりの間を流れているから、2人も居心地がいいと思うし、まわりもそんな雰囲気に引き寄せられて集まってくるんだと思います。そういう風通しのよい関係は、なかなか作ろうと思って作れるわけではないと思うんです。愛情を持っているからこそ、どうしてもくっつきすぎてしまったり、離れすぎてしまったりすることがありますよね。2人はそういう意味で、絶妙でした」

映画『夫婦フーフー日記』より

永作さんは、夫婦には距離感が大事だと言います。それは永作さんの思う「理想の夫婦」にも通じるところです。

「依存しすぎない関係がいいと思いますね。自分の思うことを極端に要求したり、相手に合わせて同じ道を歩こうとすると、どこか無理が出てくるもの。夫婦といえども、やはりそれぞれの道があるものなので。それぞれが気持ちよく自分の人生を育みながら、いつか振り返って『2人で歩いてきたね』と言えるような夫婦がいいな、と思いますね」

「理想の夫婦」は依存しすぎないこと、という永作さん。妻として、旦那様にとってどういう存在でありたいと思うのでしょうか。

「困っているときに助けられる存在でありたいですね。もちろん一番近くにいる存在ですから、何かあったときに助けられるのは自分だと思うんです。いざというときには一番に助けるべき人、助けたいと思う人ですね」

(続きを読む)母として輝く、永作博美さんの生き方とは?

プロフィール

女優・永作博美さん
1970年、茨城県生まれ。映画、ドラマ、舞台、CMなどで精力的に活躍。映画『八日目の蝉』で、第35回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞受賞。今年5月30日公開『夫婦フーフー日記』では、結婚してすぐ妊娠とがんが発覚し、最後まで笑って生きるも1年ちょっとで亡くなってしまうヨメの役をエネルギッシュに好演。

(高橋瑞穂)

(C)2015川崎フーフ・小学館/「夫婦フーフー日記」製作委員会

※この記事は2015年05月27日に公開されたものです

高橋瑞穂/六識

編集プロダクション「六識」所属。編集・ライターとして、旅系、グルメ系を中心にWEB、書籍を中心に活動。ハワイ、台湾など、ガイドブックの編集が得意。女の子が楽しめるインド情報を発信する「インドルーム」というユニットでも活動中。

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