三幸製菓の10秒で終了する「日本一短いエントリーシート」が話題

作成: 2015.03.25

三幸製菓ホームページより

新潟県に本社を置く菓子メーカー三幸製菓は、2016年卒の同社採用において、「日本一短いES(エントリーシート)」を導入した。

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通常、エントリーシートというと志望動機や自己PRはもちろん、企業ごとに様々な設問が用意されているケースが多く、記入には非常に時間も労力もかかる。だが同社が3月5日に公開したエントリーシートでは、ウェブ上で「おせんべいは好き？」「ニイガタで働ける？」という質問に対していずれも「Yes」と回答すると、「あなたの連絡先(メールアドレス)を心を込めて入力して下さい」と表示され、そこに書き込むと終了となる。

エントリーシート送信後は、「35の質問」に回答し、結果に応じて選考方法が決まる旨の案内が送られてくる。同社人事担当者はこの短いエントリーシートの導入理由について、「最初の段階で膨大な情報は必要ありません。何が最初に必要か考えたところ連絡先だけで十分、という結論に至りました」と語っている。さらに同社では志望動機そのものについても、「そもそも『この会社に入社したい』という気持ちは徐々に形成されるもの」として疑問を呈しているという。