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言い方ひとつで上手に家事分担!夫に進んで家事を手伝わせる魔法の言葉・4つ

斉田直世/CaSy

みなさんこんにちは、恋愛コラムニストの斉田直世です!

家事力UP! 夫をヤル気にさせる一言

仕事と子育てを両立しなければならない共働き夫婦にとって、家事分担は欠かせませんよね。分担率の理想は「50:50」ですが、実際は、妻側がより多く負担している家庭がほとんど。もちろん、それでお互いが納得していれば問題ないのですが、周りのワーキングマザーたちに話を聞いてみると、やはり、「もうちょっと夫にも手伝って欲しい」というのが本音のようです。

一方で、夫側の声を聞いてみると、「手伝うつもりはあるけれど、何をやったらいいかわからない」という意見も多いんですよね。この場合、妻がきちんと指示すれば手伝ってもらえるわけですが、「洗い物してよ」「次、洗濯ね」なんて言い方では、相手を「ムッ」とさせてしまいます。その結果、渋々手伝う夫に、その態度を見てイライラする妻……これでは、家庭不和の原因になりかねかせん。

というわけで今回は、夫に気持ちよく家事を手伝ってもらう、上手なお願いの仕方をご紹介したいと思います。

1「ひとつだけお願いがあるんだけど、いいかな?」

「あれやって、これやって、それやって」と畳み掛けるようなお願いの仕方では、誰でも途中で嫌になってしまいますよね。まずは、「お仕事でお疲れのところごめんね」と、ワンクッション置いた上で、1日に1回、「ひとつだけ」と限定してお願いしてみましょう。夫も、「それくらいならやってやるか」と、重い腰をあげてくれるはずです。それが習慣になった頃に、またひとつお願いしてみてください。

2「○○してもらえると、その分、ご飯が早く出せるんだ」

「馬の鼻先に人参をぶら下げる」ではありませんが、手伝うことで、あなたにもこんなメリットがあるんだよ、ということを分かりやすく説明してあげるのもひとつの手。他にも、「○○してくれたら、すっごく嬉しい!」「おつまみ一品、サービスちゃう!」など、明るく、ときにはユーモアを交えた具体的ビジョンを示すと、協力が得やすくなります。

3「結局、仕事ができる男の人って、家のこともできちゃうんだよね」

夫が家事を手伝う原動力は、何といっても「ホメ言葉」。男はプライドの生き物ですから、そこをうまくくすぐりましょう。とくに、「家事は女の仕事」という、昔ながらの考えが染み付いているタイプの夫には、命令口調は御法度。1、2のようなお願いの仕方をしてみて、ちょっとでも動いてくれたなら、「できる男」というワードを使って、そこをホメまくってください。まんざらでもない顔で、その後も手伝いを続けてくれるようになるはずです。

4「パパのオムライス、ママのより美味しい~! また作って」

子どもからのホメ言葉も、パパを動かす大きな原動力。かわいい子どもにこう言われたら、「じゃ、また作ってやるか」と、はりきってしまうこと間違いなしです。そして、パパが楽しそうに家事をしていれば、「男も家事をするのが当たり前」という感覚が子どもにも育つはず。他にも、子どもを叱って欲しい時は、「パパの言うことだと、ちゃんと聞くんだよね」、子どもともっと遊んで欲しい時は、「パパと遊んでるときは目の輝きが違う」なども使えます。

おわりに

共働き夫婦であれ、専業主婦家庭であれ、日々の家事をこなしていくには、お互い、相手への感謝の気持ちを忘れないことが大切です。一方が、「やってもらって当然」という意識でいると、もう一方は、「なんで自分ばかり……」と不満を募らせてしまいます。それを軽減させてくれるのが、「○○してくれて、ありがとう」という感謝の言葉。「ありがとう」の気持ちだけでなく、具体的に口に出すことを忘れずに、上手に家事分担してくださいね。

(斉田直世/家事代行CaSy)

※この記事は2015年01月21日に公開されたものです

斉田直世/CaSy

作家・イラストレーター。作家雑誌や広告でイラストを描く傍ら、在学中に発表した『現役女子大生キャバ嬢が教える ちょいモテ男になる技術』(2005年幻冬舎刊)にて作家デビュー。お水経験を活かしたエピソードと、男女へのリサーチから導き出された恋愛テクを武器に、作家としての才能も発揮。各メディアで「恋愛アドバイザー」としても活躍。2006年に結婚・出産し、一児の母でもある。著書多数。家事代行CaSyなどで記事執筆中。

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