肉汁の海に浮かぶ巨大な島。五反田「ステーキ キッチンファクトリー」の3ポンドバーグに挑戦
有名会社の本社も多いオフィス街の品川区五反田。駅に隣接して複合ビルのアトレヴィ五反田などがあり、とても便利な印象だ。そんな五反田になぜ来たかといえばもちろん、デカ盛りがあると聞いたから。行きかうスリムな女性を横目に、筆者は現場に急行した。
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現場は駅のロータリーからすぐの場所にあった。その名は「ステーキ キッチンファクトリー」。外観も店内もなんだか「アメリカ」である。
30分で食べ切れれば無料のデカ盛りメニュー
テーブル席とカウンター席があり、壁の棚には酒も用意され、夜はバーとしても利用できるそう。USビーフとバーボンなんて、とってもアメリカン&ハードボイルド。
しかしだ、今日ばかりは飲んでいる場合ではない。勝負をしなくてはいけないのだ。
壁には「挑戦者来たれ 限界に挑戦! あなたは何分で食べられる?」と書かれたポスターが。なんでも30分以内で食べきれた場合は料金が無料となり、オリジナルTシャツのプレゼントもあるという。
この大食いメニューは、「3ポンドバーグ(6,520円)」「3ポンドステーキ(7,060円)」「3ポンドハラミ(10,560円)」の3種類。いずれも特大ライス3杯付きだ。ちなみに1ポンドは約440gということで、それぞれ1,320gもあることになる。
店の雰囲気もアメリカっぽいなあと思っていたが、サイズもどでかいアメリカン!
ちなみに、テレビの大食いチャンピオンも一般人も挑戦し、結構、完食しているとのことなので、世の中ツワモノが多いと感心してしまう。
筆者は3ポンドバーグをオーダーした。決して一番安いものを頼んだわけではない。単純に子供のころからハンバーグが好きなのだ。
鉄板の上のアツアツぶりに食欲がそそられる
運ばれてきたハンバーグは鉄板の上に乗り、まだジュージューと音をたてている。大きさも鉄板を覆い隠しそうな迫力で、まるで海に浮かぶ島のよう。
ナイフを入れると、ジュワーッと肉汁があふれてくる。肉汁の海で泳げそうだ。というか、既に付け合わせのコーンは肉汁の海で溺れかかっている。
アツアツを口に運び食べてみる。デカ盛りではあるが、決して大味ではない。肉の旨みがしっかりとわかり、肉汁の甘みがふわーっと口の中に広がっていく。ステーキ店ならではの手ごねハンバーグの味で、絶妙な歯ごたえを感じられた。
ご飯に肉汁を付けて食べると、また違った味わいが楽しめる。これならば結構な量がいけそうだ。
スタッフによると、「誕生日や忘年会、卒業イベントなんかにもオススメですよ」とのこと。
ボリューミーなメニューがいっぱい
同店ではチャレンジメニュー以外にも、「リブロースステーキ」1/2ポンド(2,052円)、1ポンド(3,348円)、ハラミステーキ(180g・1,750円~)もあり、肉のおいしさを堪能できるメニューがずらっと揃っている。
上質のUSビーフはハードボイルド男子も、おすまし女子も楽しめる、コク深い味わい。塩コショウだけでも十分、肉の旨みで満足ができる。むしろ余計なものはいらない感じ。
ランチでは手軽なロコモコプレート(890円~)、まかない丼(750円~)などもある。そのあたりで様子を見つつ、デカ盛り企画にチャレンジするのもいいかも!?
《ステーキ キッチンファクトリー(STEAK KITCEN FACTORY)》
東京都品川区東五反田1-12-7
11:00~15:00、17:00~23:00(土曜・祝日12:00~23:00)
定休日:日曜
http://www.kitchen-factory.net/
(OFFICE-SANGA 平野凛)
※この記事は2014年12月19日に公開されたものです