映画『わたしのハワイの歩きかた』Blu-ray&DVD化記念☆　前田弘二監督＆脚本家・高田亮氏にハワイのおすすめスポットを聞いてきた！

2014年6月に公開された映画『わたしのハワイの歩きかた』が12月5日に早くもBlu-ray＆DVD化しました！　この作品は、仕事も恋もうまくいかないヒロインがハワイでこれからの生き方を見つけるストーリー。仕事が忙しくて「どこかに逃げだした～い」という大人女子の気持ちをくすぐる脱出系ラブコメディです。

榮倉奈々さんが演じる主人公の小山田みのりはガイドブックの編集者。「一生懸命仕事をがんばっても認めてもらえない」「なぜかダメな男とばかりくっついてしまう」「周りは自分だけはちゃっかりウマいことやってる女ばかり」という、思わずうんうんとうなずいてしまいそうな日々を送っている女子なのです。

 

そんなみのりは、ひょんなことからハワイへ行くことに。ならば取材にかこつけて、会社の経費で思いっきりハワイを満喫してしまおうと、現地で知り合った友だちと飲んでしゃべって笑って大はしゃぎ！　ハワイの魅力とともに、働く女性の等身大の姿を描いています。

今回は同作のBlu-ray＆DVD化を記念して、監督を務めた前田弘二さんと脚本家の高田亮さんに、映画の見どころやハワイの魅力について教えてもらいました！

――ロケハン＋約1カ月の撮影の中、ホノルルのおしゃれスポットや、自然に包まれるワイメア渓谷、サーフィンの聖地ノースショアなどオアフ島のさまざまな場所に行かれたそうですね。その中から働く女性におすすめのスポットを教えてください！

前田さん「今回、ラニカイで撮影したのですが、本当にビーチが美しかった。ラニカイは“天国の海”と言われていますが、まさに天国。こんなに美しい海の色があるのだろうかと。高級住宅街なのでとても静かで、その点でも、非日常感をたっぷりと味わえます」

高田さん「僕はスーパーで買い物しているだけで幸せでした。普段仕事で家にこもっている僕にはハワイのなんでもない日常が幸せです」

前田さん「アラモアナのドン・キホーテ（カヘカ店）好きでしたよね（笑）」

高田さん「僕のおすすめはドン・キホーテです（笑）」

――みのりはハワイへと脱出しましたが、仕事をしているとなかなかハワイにまでは行けないという女性も多いと思います。そこで、国内でも日常を脱出して“プチトリップ”できる場所はありますか？

高田さん「僕は安上がりです。電車に乗っていてなんかいい感じのところだなあと思って途中下車して、知らない店に入れば、もうそれが日常からの脱出に……」

前田さん「脱出って遠くても近くてもいいんですね。知らない場所に行って知らない自分に会うことが、もう日常からの脱出に。それがみのりにとってはハワイだったんです」

――そんなハワイで、ヒロインのみのりは無事に幸せを掴んだのでしょうか？

前田さん「それは作品を見てのお楽しみということで。でも僕は思うのですが、結局、どんなに脱出を試みようともやっぱり跳ね返ってくるのは自分の人生なんです。脱出した先にも現実があり、自分からは逃れられません。みのりもハワイという別天地の中でさまざまな出会いをし、これからの生き方を見つけていくのです」

高田さん「ヒロインのみのりがどんな答えを導き出すかを、ハワイの映像と一緒にぜひ楽しみながら見ていただきたいです」

美しいハワイを舞台に繰り広げられる大人の女の日常脱出エンターテイメント。日常とはちがう環境に置かれて初めて見えてくるものもいっぱいあり、そんな姿に思わず共感してしまうはず。

Blu-ray＆DVDには、本編だけでなく、メイキングやイベント集など購入者しか見られない豪華映像特典や、初回限定封入特典でハワイでも使えるロケMAPも！

これを見れば、寒い冬にもお部屋で常夏気分を満喫できちゃいます。みのりと一緒に、息苦しい日常から脱出する気分を味わってみて！

『わたしのハワイの歩き方』

DVD：3,800円＋税
Blu-ray：4,800円＋税
http://www.watashinohawaii.com/index.html

（平野智美／OFFICE-SANGA）

※この記事は2014年12月10日に公開されたものです