お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

相手に振り回されない方法「オープンポジションとクローズドポジション」

日常のコミュニケーションにおいて、仲良くしたいけれどなれ合いたくはない、本当はどう考えているのかよくわからないなど、気になることがありますよね。相手に振り回されることなく、気持ちよくコミュニケーションを取りたいものです。

オープンポジション、クローズドポジションを理解することが助けになります。

【「カレが心を開いてくれない」と感じたら……心の壁を取り払う「オープン・ポジション」をとろう!】

オープンポジションとは

オープンポジションとは、「相手のことを受け入れ、自分の内面も解放します」という姿勢のことです。胸や腕、手のひらを開いて相手の方を向くことを言います。背中も伸びているほうが良いですね。オープンポジションは人の話を聞くときに心がけたいことの一つです。

この姿勢を取っている人は、「ちゃんと話を聞いてくれている」と相手に思わせることができます。

クローズドポジションとは

反対にクローズドポジションは、腕を組む、足を組む、背中を丸めるなどして、相手のことを拒否する姿勢のことです。プレゼンテーションでずっと演台の後ろに立ったりノートPCを目の前に置いておくなどして、相手と自分との間に障害物を置くこともクローズドポジションです。

これは無意識に行う動作です。

実際の使い方

オープンポジションは、人に好感を持ってもらいやすい姿勢です。背中を伸ばし、相手の方を体ごと向くことで、相手の警戒心が解けていきます。プレゼンテーションでも意識的にオープンポジションを取ることで、信頼を与えやすくなります。

クローズドポジションは、相手の心理を読むことに使えます。いま話している相手が表面上は笑顔でも、腕を組む、手を握る、足を組むなどの姿勢を取っているならば、内心は警戒していると見ることができます。そういった相手には、話し方を変える、タイミングを変えるなど、こちらの出方を修正する必要があります。

普段のコミュニケーションで疑心暗鬼になっているなら、このオープンポジション、クローズドポジションを使ってシンプルに考えてみましょう。そして、こちらが臨機応変に対応すれば、相手の心も次第に解放されて、良い関係を築くことができます。

※この記事は2014年11月15日に公開されたものです

SHARE