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日本に住む既婚外国籍の男女の約3割は「日本で挙式」 国際結婚カップルの挙式実態調査より

神前結婚式イメージ

ワタベウェディングは、国際結婚カップルの結婚・挙式に対する実態や意識について調査するため、日本在住で、夫妻のいずれか一方が外国籍の20代から60代の男女500名を対象にアンケートを実施した。

【恋人や結婚相手は外国人! 正直、うらやましい?】

同社は、国際結婚カップルの挙式の有無や実施内容、また日本ならではの結婚式の風習についての意向を、2014年9月10日~9月16日の期間にインターネットでアンケート調査し回答をまとめた。

「あなたは結婚式をあげられましたか?」という問いに、「はい」62.6%、「いいえ」37.4%という結果だった。

「いいえ」と答えた方の中で結婚式をしたいと考える人は21.4%いた。

結婚式をしたカップルのうち約7割は海外(日本以外)で、約3割は日本で行っているという回答だった。

日本で挙式した場所について尋ねると、1位「ホテル」30.3%、2位「チャペル」27.3%、3位「神社仏閣」18.2%と続いた。また、日本で行われた結婚式への参加経験については「ある」と答えた人が53.6%にのぼり、約半数は参加経験があることが分かった。

日本の結婚式の風習の中で「行ったこと」「行ってみたいこと」、「驚いたこと」についてそれぞれ回答を得た。

結婚式で「行ったこと」では、1位「日本の花婿・花嫁の衣裳を着る(着物を着る)」31.9%、2位「結婚記念写真の前撮り」26.2%、3位「お色直し」24.6%という結果になった。

「行ってみたいこと」の1位は、「日本の花婿・花嫁の衣裳を着る(着物を着る)」31.6%で、実際に着たと答えた回答と合わせると48.6%と、約半数の方が着物に対する関心が高いことが分かった。

(既に挙式を上げた経験のある人には、もう一度日本で結婚式を行うとした場合を想定して回答)

日本の風習で「驚いたこと」については、「お色直し」が16.6%、「親への手紙朗読」15.2%、「披露宴時の友人の余興」12.4%という結果になった。

回答者が参加した(見かけた)日本での結婚式について感想を尋ねたところ、

・神社で行われた為、とても神聖な式だった。(ブラジル国籍20代男性)

・ちょうど桜の開花時期で、桜を背景に素敵な記念写真が撮れたので良かった。(オーストラリア国籍40代男性)

・まだ行った事はありませんが、神社で見たお嫁さんの顔が真っ白だった事に大変驚きました。(ドイツ国籍60代男性)

・神社での結婚式は厳かで好きです。(台湾国籍30代女性)

・明治神宮などの和装の結婚式はまた見たいです。(インドネシア国籍30代女性)

など、日本の神社で行われる「和婚」や「和」のテイスト(桜・和装)について好意的な感想を寄せる声が多く見られた。

以下のような、日本ならではの風習にやはり驚いたという感想もあった。

・親族が新郎新婦から一番遠い席に座ること。なぜ一番大切な人が離れて座らなければならないのか不思議だった。大きいケーキが飾ってあるのに、一部しか本物じゃなかった。次々にお酒を注ぎに来た。(アメリカ国籍40代女性)

・マニュアル通りで失敗がなかった。(ドイツ国籍30代男性)

・参加者全員が正装をしていることに驚いた。中国では私服。(中国国籍40代女性)

・キリスト教でもないのに教会で式をする。(イタリア国籍20代男性)

・韓国では引き出物といった風習が無いので驚いた。(韓国国籍40代男性)

・日本での結婚式や披露宴は、場所やお料理など全てが豪華で、ずっとびっくりしていた。私の国では教会で結婚式を挙げ自宅で披露宴をするので家族はとても忙しい。日本は全て専門のスタッフがいて身内のように手伝ってくれることに驚いた。(フィリピン国籍30代女性)

? 調査概要 ?
【調査方法】 インターネット調査
【調査期間】2014年9月10日~9月16日
【調査対象】 日本在住で、夫妻のいずれか一方が外国籍の20代から60代の男女500名
★対象者内訳 日本以外のアジア圏 …316名(男性92名、女性224名)
ヨーロッパ圏、北中米圏 …146名(男性131名、女性15名)
南米圏、アフリカ圏、中近東圏、オセアニア圏 …38名(男性28名、女性10名)

(エボル)

※この記事は2014年10月11日に公開されたものです

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