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特に気にしてはいないけど……。結婚式の日取りは「六輝」で選ぶべき?

普段は大安や友引など「六輝」について考える機会はほとんどないはず。でも、結婚式の日取りを決めるとなると、一生に一度のことだから……と気にする人も多いのでは? 既婚者の先輩は、六輝をどれくらい意識していたの? そこで、マイナビウエディング編集部では「結婚式の日取りと六輝」について、既婚男女222名にアンケートを実施しました。

6割は六輝を気にしていなかった!

Q.結婚式の日取りを決める際、六輝は気になりましたか?
はい(39.2%)
いいえ(60.8%)

約6割が「六輝を気にしなかった」と回答。一方の残り4割の人に気にした理由を尋ねると、「一生に一度のことと思い、縁起のいい日にしたかったから」(女性/30歳/選んだ日は大安)と主体的によい日を選んだ人や「日取りを優先したが、仏滅だけは避けた」(男性/39歳/選んだ日は友引)のように、「凶」とされる仏滅以外ならと話す人もいました。

では、結局みなさんは結婚式の日取りをどの日にしたのでしょうか。理由もあわせて聞いてみました。

「大安」派は4割

Q.結婚式の日取りは以下のうち、どれにしましたか?
1位 大安(40.5%)
2位 友引(18.9%)
3位 先勝(11.3%)
4位 先負(5.9%)
5位 赤口(5.4%)
5位 仏滅(5.4%)

「六輝は気にしない」という人が多いという結果でしたが、やはり結婚式に最適とされる大安に挙式した人が大半。「どうせならいい日に……」ということでしょうか。一方で、それ以外の日を選んだ人も多め。それぞれを選んだ理由やエピソードを詳しく尋ねてみました。

大安は「一番いい日を選びたかった」

1位の「大安」は自ら進んで大安を選んだ人はもちろん、「親が大安の日にした方がいいと言ったため」(女性/28歳/金融・証券)、「親がとても気にするので、尊重して大安しか考えていなかった」(女性/31歳/不動産)など、周囲の声を素直に聞いた人も目立ちました。

友引は「友達にも幸せになってほしかった」

2位の「友引」は、友を引くという意味で慶事には喜ばれ、大安の次に結婚式に適しているとされます。「仏滅を避けたくらいで、希望時期などから総合的に決めた」(男性/50歳以上/電機)、「大安は都合がつかなかったので」(女性/31歳/情報・IT)など、第一希望の大安がムリだった人に選ばれているようです。

「挙式したい日に大安がなかったが、友達も引っ張られて幸せになれたらいいなと思って友引にした」(女性/32歳/アパレル・繊維)、「大安は既に埋まっていたため、第二候補の友引にした。友人たちもゴールインするように」(女性/33歳/その他)のように、友人を思いやる声も聞こえてきます。

先勝は「特に意識せず決めた」

3位の「先勝」は、午前中が「吉」とされている日。「日程を先に決めたらその日だった」(男性/32歳/小売店)、「候補日がたまたま先勝だった」(女性/25歳/食品・飲料)、「日にちと季節からその日になった」(女性/29歳/印刷・紙パルプ)など、あまり特別なこだわりはなく選んだ人が大半でした。

先負は「午後の時間にした」

4位の先負は、午前が「凶」、午後が「吉」とされている日。「午後だったので大丈夫かなと思った」(男性/32歳/その他)のように吉の時間を選ぶ人、「都合がいい日付だったから」(女性/28歳/金融・証券)のようにあまり気にしなかった人に選ばれています。

赤口は「日程優先で決めた」

5位の赤口は、11時〜13時のみ「吉」とされ、お祝いごとには適さないと言われる日。「日程がちょうどよかったから」(男性/25歳/学校・教育関連)、「日程を都合を選んだらその六輝だった」(女性/33歳/金属・鉄鋼・化学)など、日程を優先させた人が多めでした。

仏滅は「式費用が安かった」同じく5位の「仏滅」は、全日「凶」とされ、式を挙げる日としては最も適さないと言われる日。人気がない日のため、会場が空いていたり、割引が適用されたりするせいか「式費用が安かったし、六輝自体を気にしなかったから」(女性/30歳/団体・公益法人・官公庁)、「日付を優先したので気にならなかった」(女性/32歳/金属・鉄鋼・化学)など、六輝にこだわりのない人が選んでいるよう。

結婚式はふたりだけではなく、周囲を巻き込んだイベント。六輝以外にも、家族や親族の意向も聞きながらベストな日取りを決めたいものですね。

※アンケート対象
調査時期:2014年9月17日~2014年9月19日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数: 20〜50代の既婚男女222名
調査方法:インターネットアンケート

(文/池田園子)

※この記事は2014年10月08日に公開されたものです

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