派手な演出は苦手！ ふたりのペースに合わせた”家プロポーズ”×花贈りアイディア【花贈り男子コラム3】
愛する彼女へ一世一代のプロポーズ考えている男性のみなさん。どんな場所で、どんな演出とともにあなたの想いを伝えますか？ マイナビウエディング編集部が女性500名に行った「プロポーズされたい場所」アンケートでは、1位が「ふたりの思い出の場所(30.2%)」、2位が「夜景がきれいな場所(24.6%)」、3位は「自分か彼の部屋(14.0%)」という結果に(※)。
ここで注目してもらいたいのが、3位の「部屋(家)」。意外に多いと思いませんか？ でも部屋でのプロポーズは特別感が出しにくく、また伝え方によっては「え？ 今のプロポーズだったの？」なんて気付いてもらえないことも……。
でもご安心を！ 本コラムでは、世の男性のプロポーズを“花”とともにサポートしてきた“花贈り男子”こと長井ジュンさんに、「さりげないけど心のこもった、家でのプロポーズテク」を教えて頂きます。
「派手な演出や凝った仕掛けを企画するのは苦手」という男性や、彼女が「大げさな演出は恥ずかしいからやめて」というタイプの人にオススメです。
◆“家プロポーズ”に！ 花を使ったさりげないけどスペシャル演出
プロポーズの場所として家を選ぶ女性の心理に、「特別な場所や緊張してしまうシュチュエーションより、ふたりきりのリラックスできる場所で落ち着いてプロポーズを受けたい」という本音があると思います。でも、家で想いを伝えるだけだとプロポーズのスペシャル感がなさすぎて味気ないという面もありますよね。そこで、一役買ってくれるのが花束です。
家でプロポーズするには、彼女と一緒に夕飯を作る約束をしているような時がベスト。用意しておいた花束はそれまで隠しておいて、たとえば彼女が料理している間に、そっとテーブルに登場させてはどうでしょう。ちょっとしたアイディアで、さりげないけれどプロポーズらしい演出ができます。
たとえばこんなアイディア。
＜演出事例１＞ブーケに婚約指輪を結びつける
まずは婚約指輪の渡し方にひと工夫を。花束についているラッピングや保水ペーパー（ゼリー）をすべて外し、花を縛っていたリボンや紐で再度束ねてブーケを作ります。そして、結び目のところに婚約指輪を結びつけましょう（写真左下）。タイミングよくテーブルに置いてもいいし、プロポーズのそのときに彼女に手渡しても。
＜演出事例２＞グラスにこっそり婚約指輪を沈めておく
婚約指輪を使った演出例をもうひとつ。彼女が調理をしている間に、あなたはテーブルセッティングを。花瓶代わりにグラスを何個かテーブルに置き、その中に花を一輪ずつ飾ります。そして実は、そのグラスの中のひとつにそっと指輪を沈めておくのです（写真右下）。素早く簡単にできるけど、1つ目よりサプライズ感を出した応用編のアイディアです。
＜演出事例３＞時間指定で花を届けてもらう
「部屋でのプロポーズだと言うタイミングを失いそう……」。そんな人は時間指定で花を配送してくれる花屋を活用してみては。ベタな演出ですが、チャイムが鳴ったら彼女に出てもらいましょう！ 花束を受け取ったときが愛の言葉を伝えるチャンスです。
◆花選びにこだわるなら、気取らないけどオシャレな田舎風ブーケを
ここまで3つの演出アイディアを紹介しましたが、「そもそもどんな花を贈ればいいか分からない」という人にワンポイントアドバイス。派手な演出なしでも、本気の想いを彼女に伝えて喜んでもらいたい“家プロポーズ派”の男性にぴったりな花束をご紹介します。
それは「シャンペトル（田舎風）ブーケ」。花よりも枝や実・葉ものを多めにし、色もグリーンがメインのこのタイプは、さりげなくてオシャレ。花屋によると、今パリでも流行中のスタイルだそう。何といっても、ナチュラルな色合いが心を落ち着かせ、やさしい気持ちにしてくれます。
シャンペトルブーケを贈るなら、白と緑の草花だけを扱う恵比寿の隠れ家的花屋「kusakanmuri」（http://www.kusakanmuri.com/）が僕のイチオシ。写真上の花束がそちらでのシャンペトルブーケです。花のセレクトはもちろん、ラッピングまでこだわったステキなブーケを作ってくれます。都内に1店舗のみですが、ネットでの注文も可能なので、時間指定で届けてもらう演出アイディアとあわせてぜひ活用してみてください。
◆自分たちのペースにあったプロポーズを
家プロポーズを望んでいる女性は「無理することなく自分たちのペースでいたい」と思っているはず。だからこそ、ナチュラルで清楚な花束を添えたプロポーズを！ 赤いバラの情熱感や色とりどりの花束ほどの煌びやかさはなくても、「これからもずっと自分たちらしく幸せになろうね。」というあなたのメッセージをこめて。彼女も落ち着いた気持ちで「OK」と言えるプロポーズになるのではないでしょうか。
※アンケート対象
調査時期: 2013年5月9日～2013年5月12日
調査対象:マイナビウーマン会員
調査数: 20～50代の女性500名
調査方法:インターネットアンケート
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FLOWER GIFT STORY 代表 花贈り男子/長井 ジュン
日本の男性に、もっと花を贈る楽しみを。
“FLOWER GIFT STORY“は、花を贈る男性を増やすために都内を中心に活動しているプロジェクト。花を贈った事は無いけど、チャレンジしてみたい……そんな男性を応援しています！ 相手のイメージに合わせて花を選ぶ楽しさ、花を贈って感動される体験、ぜひ一度味わって下さい。
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※この記事は2014年08月17日に公開されたものです
