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失恋した人を傷つけずに相談に乗る方法「正面に座ることは避ける」

いつも元気な友人が失恋して落ち込んでいるとき、どう励ましてていいのか悩みますよね。こんなときに適切な対応が取れるかどうかが、本物の友情の真価が問われるような気がします。友人の一番のカウンセラーになれるよう、少し勉強してみましょう。

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スティンザー効果とは?

アメリカの心理学者スティンザーのグループ会議等での、実験データによると、対立する相手とは、向かい合わせに座る傾向があり、別の人が自分と同じ意見を発表した場合すぐに賛成意見を言えば、反対意見が出にくく、有利に会議が進めえることができる、などの現象があると発表されました。

その中で重要視したいのが座る場所です。意見が交わされる席では、まっすぐに相手の目をみつめる事になる真正面の席は、攻撃的だと勘違いされやすく、隣に座ると同調しやすいと言われているのです。

カウンセリング・ポジションとは?

「スティンザー効果」の座る位置の原理を取り入れて、友人の相談に乗るときは正面に座ることは避けましょう。高圧的にならずに済む隣の席か、90度の角度が良いと思います。特に90度の位置は目線を合わせにくく、話を聞きやすいポジションでカウンセリングに最適な「カウンセリング・ポジション」と言います。

真横に座るより、相談相手の姿が自然に視野に入る方が心理的に安心できるかもしれません。

友人の良いカウンセラーになるために

職業的なカウンセリングとは違って、相手の事を知る過ぎている分、良いと思うアドバイスや意見を言ってしまいがちですが、失恋した友人を慰めるなら、ただ共感し、一緒に悲しむだけで十分です。心の中で一緒に悲しみを体験することにより、本気で同情している事が友人に伝われば、安心して思いを吐き出してもらえるでしょう。

存分に気持ちを吐き出すことにより、心が軽くなり新しい考えを受け入れ安くなります。少しでも気持ちが上向きになった事が分かったら、今度はカラオケなど一緒に楽しむことをして元気になってもらいましょう。

あくまでも相手と気持ちを同じレベルに持っていく事が重要です。相手よりもネガティブになりすぎると二人で落ち込んでしまって、悩みを解消できるタイミングを失ってしまいますので気をつけましょう。

※この記事は2014年07月18日に公開されたものです

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