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忙しい女子必見! お魚を使った常備菜とは……

まとめて作って、何日か日持ちできるおかず「常備菜」。常備菜を作っておけば、お弁当に詰めればいいだけなので、朝のバタバタした時間を有効に使える!と今、ひそかな人気です。常備菜は普段、疎遠になりがちなお魚を使っても作れます。いつものお弁当にお魚の常備菜をひと品加えれば、タンパク質、カルシウム補給など体に必要な栄養の摂取に役立ちます。そこで、お魚の常備菜を作るポイントとレシピを料理研究家・フードスタイリストの細井美波さんに紹介してもらいました。


■お魚を使った常備菜を作るポイント
1.魚にしっかり火を通す
魚は刺身などは使わず、焼いたり、揚げたりなどして、中まで火をしっかり通しましょう。

2.味付け
常備菜は、冷蔵庫で保存している間に食材から水気が出て味が薄くなる可能性があります。常備菜の味つけは、若干濃いめにするといいでしょう。

3.保存方法
できあがった常備菜は空気に触れると傷みやすいので、フタのついた密閉容器に入れて冷蔵庫で保存します。そのとき、完全に冷めた状態で密閉容器に入れましょう。人肌程度の温かさで容器に入れてしまうと、水蒸気がフタにたまって、そこから水滴が出る場合があります。3日ほどで食べきるのが理想です。

4.基本がわかったら実際に一品作ってみましょう。

【新じゃがとししゃもの南蛮漬け】
<材料>
新玉ねぎ:1/2個(薄切りにし、水にさらして水気をきる)
新じゃが:小10個(洗って半分に切り水にさらし、水気をペーパーでふきとる)
ししゃも:10尾(片栗粉を表面に薄くまぶす)
万能ねぎ:適量(小口切り)
サラダ油:大さじ5

漬け汁
・だし汁:150cc
・酢:50cc
・砂糖:大さじ3
・しょうゆ:大さじ3・赤唐辛子(小口切り):1/2本分

<作り方>
(1)バットに漬け汁の材料を入れて混ぜ、玉ねぎを加えて漬ける。
(2)フライパンにサラダ油、じゃがいもの切り口を下にして入れ、火にかける。弱めの中火で熱し、じゃがいもの周りに泡が出はじめてから表面がこんがりするまで揚げ焼き(およそ7分)にしたら、裏返して3~4分揚げ焼きにし、油を切ってじゃがいもを取り出し、①のバットに漬ける。
(3)(2)のフライパンにししゃもを入れ、残った油で両面に焼き色がつくまで揚げ焼きにし、油を切って①のバットに漬け、万能ねぎをふる。

ポイント:じゃがいもは中まで火が通るのに時間がかかります。常温の油からゆっくり加熱して調理しましょう。揚げ焼きの時間はおよその目安です。じゃがいもの大きさによって揚げ焼きの時間は変わりますので、都度竹串をさして火が通っているかを確認してください。

レシピ提供:細井美波
料理研究家兼フードスタイリスト。料理家のアシスタントやスタイリストの仕事を経験し、 現在は書籍・カタログ・新聞などの媒体を中心に商品ディスプレイの提案、和食・洋食・製菓などのレシピ考案、料理の盛り付けも含めたスタイリストとして活動中。
構成:ひょっとこプロダクション

※この記事は2014年05月20日に公開されたものです

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