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【新連載】先輩のことが大好きなのに、私たちの関係は曖昧で不透明……

Story3 ★ガマンできると思う?

家に着いてから、少しお昼寝をして、
15時過ぎ、先輩からの電話で目が覚めた。
「今朝はごめんね。
今、サーフィン終わって帰る支度してます。
来週は忙しくて週末バテてると思うから、
その次の週末、また来てくれる?」

わたしは「来週は会えないんだ」
と、悲しく思いながら
「わかりました。楽しみにしてます」と、
思い切り明るい声で返事をした

でも電話を切った後はずっと、
寂しく、悲しい気持ちが、
長く途切れずにずっと続いて、
やり切れない気分になった。
わたしは大学時代に同じサークルだった、
同級生の奈美にメールを打った。

「元気? もし今週ヒマな時間があったら、
食事に行くか、飲みにいくかしない?」
「あ、わたし週末ヒマだからw、
金曜日、会社が終わった後はどう?」
「じゃあ、金曜日に!」

こうして週末、奈美に会うことになった。

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