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お守りの正しい処分方法、知ってます?「神社のお守りは神社へ、お寺のお守りはお寺へ返す」

神社やお寺に行くと、必ずといっていいほど売られているのが「お守り」です。ついなんとなく購入してしまう、という方も多いのではないでしょうか。ただ、その効果は?と聞かれると、正直よく分からない!なんてことも……。

【スピリチュアルスポットに興味ある?】

お守りの効果や、必要なくなった際の正しい処分方法について紹介します!

お守りのルーツ

お守りのルーツは、平安時代以前からある陰陽道(おんみょうどう)の「護符」だと言われています。古い時代から、自分の身に降りかかる災厄を避けるために持たれてきました。これは「身に付けている人」を守るものなので、肌身離さず持っている必要があります。

このため、護符を小さな袋に入れて持ち歩くようになったのだと言われています。

こんな効果があるとされています

お守りにはさまざまな種類があります。「家内安全」や「交通安全」は特に有名で、どの家にも一つくらいはあるものなのかもしれません。お守りは持っていることで、悪い「気」を吸い取ってくれると考えられています。自分の身に災厄をもたらす悪い「気」を、自分の身代わりになって受けとめていてくれる、というわけですね。

ばかにできないお守りの力!?

ただし、医療や化学の分野が発達した今、こうした「お守りの効果」を純粋に100%信じ切ることができる方は少ないのではないでしょうか。多くの方が「なんとなく」「気休めに」所持しているものだと考えられます。しかし、実はお守りには意外な効果が潜んでいるのです。

それは持つ人の心に作用する大きな力! たとえお守りの効果が「迷信」だとしても、それを信じている人の心には大きな力を与えてくれるのです。例えば、大切な場面を前にして緊張する人は多いかと思います。しかしそんなときに、もし「お守りを持っているから大丈夫」と思えたら、それがプラスの効果を生み出すことも珍しくありません。

緊張状態を解き、リラックスさせるなど、実際の人間の行動にも影響を与えます。こうした効果を、心理学の言葉で「プラシーボ効果」や「コントロール幻想」と言います。「たかがお守り」と思ってしまいがちですが、信じることから奇跡は起きるのかもしれません。

役目を終えたお守りは……

実はお守りには有効期限があることをご存じでしょうか。周囲の悪い気を吸収してくれるお守りの力は、永久的に続くわけではありません。およそ1年で本来の効果は失われると言われています。この期間が過ぎてお役目を終えたお守りは、いただいた神社やお寺へと返すのが基本です。

おたき上げで処分するのがベストなので、該当の施設に問い合わせてみましょう。また、「遠方の神社で購入した」「知人からのお土産」というケースもありますよね。こんなときには最寄りの施設で処分をお願いしても大丈夫ですが、神社のお守りは神社へ、お寺のお守りはお寺へ返却するよう意識してください。

身近なお守りをもっと頼ってみることで、プラスの効果を得られるのかもしれません。正しい処分方法まで頭に入れて、もっとお守りを活用してみてはいかがでしょうか。

※この記事は2014年04月19日に公開されたものです

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