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鹿児島県「いおワールドかごしま水族館」で世界最大の魚類、ジンベエザメの餌付けを間近で体験できる!

噴煙をあげる桜島を背景にする水族館

肌寒い日本にあって、すこしばかり温かい風が吹く南の地、鹿児島。目の前には噴煙を上げ、その力強い存在感をアピールする桜島が見える。

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今回、我々が目指すのは鹿児島の錦江湾にある「いおワールドかごしま水族館」。何でも、世界最大の魚として知られるジンベエザメの餌付けが体験できるというのだ。

最近ではダイオウイカなど、巨大生物が各種メディアで注目されている。その中でももっとも巨大とされるジンベエザメの餌付けを間近で見られるのだ!

魚類最大クラスでも大人しいジンベエザメ

都会育ちの取材班、そうは言っても“水族館なら水槽があって魚を泳がせているだけだろう”とタカをくくっていたのはココだけの話。入場して最初に広がる巨大な水槽を前に、フリーズすることになる。

水槽の中を優雅に泳ぐジンベエザメ

巨大なガラスには、ゆったりと我々の同行を見守るかのように、ジンベエザメが泳ぐ。入場して5分、海の王者はその姿をあらわにした。ほかの魚が群れをなして回遊する後ろを、ゆったりと、そしておおらかにその巨体をうならせていたのだ。

水槽を真上から見ることは、なかなか体験できるものではないだろう。吸い込まれるような海水の奥底には、たくさんの魚たちが泳いでいる。

飼育担当者が、餌の沖アミを網に入れていると、何の前触れもなく、その王者は水面に姿を現した。ゆったり、そしてすべてを見透かしているかのごとく、ジンベエザメは周回行動を繰り返す。そして担当者がその鼻先へ餌を持っていくと、その巨大な口を大きく開けて、吸い込むように餌を食べたのだ。

顔全体が口のサイズといってもいいジンベエザメ

火山活動で形成された鹿児島の錦江湾は、豊富なプランクトンと魚がたくさん生息しているという。その中にこのジンベエザメも含まれている。暖かな海洋を雄大に泳ぐ姿は、まさに鹿児島の自然を象徴しているとも感じられた。

いかがだろうか?次に餌付けを間近で見られるチャンスは、4月6日(日)。1階エントランスホールにて、9:30~10:00で受付、10:15~10:30から開始(10名以上集まった場合は抽選)で、特に料金は不要だ。鹿児島に旅行されるという方は、観光の一つとして検討してみてはいかがだろうか?


≪いおワールドかごしま水族館≫
鹿児島県鹿児島市本港新町3-1
営業時間:9:30~18:00(入館~17:00)
入館料金:大人1,500円
http://ioworld.jp/

(OFFICE-SANGA)

※この記事は2014年03月31日に公開されたものです

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