お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

「ネコにタルを詰める」「ようかん」衝撃!おもしろ建築用語5選

業界用語には、一般の人が聞くと思わず意味を誤解してしまうようなものも少なくありません。そこで今回は、建築用語のなかからおもしろいものを5つ集めてみました!

【ちょっと危ない極道の業界用語―『「3日締め」が「みかじめ」に』】

木にだってプライドはあります「バカ棒」

同じ長さで数カ所に印を付けたい場合に用いる棒のこと。すでに必要な長さに切断されていることから、誰でも簡単に印が付けられることが名前の由来といわれています。名づけられた棒もそんな名前になりたかったわけではないでしょうから、ちょっぴりかわいそうな気もしますね。

ビルの壁に花が咲く「朝顔」

ビルの建設現場などには朝顔と呼ばれる防護棚が付けられることがあります。これは足場よりも外側に張り出ており、下にいる通行人などに対して落下物などがあたらないようにするためのものです。斜め上に向けて取り付けられており、見た目が朝顔に似ていることが名前の由来。

あなたの家の近くに建設現場があるなら、上を見上げることで朝顔が見えるかも!

猫も思わず逃げ出す「ネコにタルを詰める」

ネコ=猫を連想してしまった人は間違い! ネコとは工事現場などで使われる手押し車の別名です。タルは建築材料のモルタルのことですから「手押し車に建築材料をのせる」という意味になります。自由気ままな動物といわれがちな猫も、工事現場では大活躍していそうですね。

そんなお刺し身絶対食べたくない「イナゴさし」

ここでのイナゴは昆虫のことではありません。漢字で書くと稲子となり、建築現場で板と板をはさむ役割を担うもので、竹やくぎでできています。これらをはさむ作業のことを「稲子差し」というのです。

みんなでおやつタイム「ようかん」

ようかんとは直方体の物体を呼ぶときに使われます。わかりやすいもので言うとレンガなどで、レンガをたくさん使う建設現場ならようかんがそれこそ山のように積んであるはず。外壁が本当のようかんだったらとんでもないことになりそう……!?

歴史ある職業だからこそ用語も豊富な建築用語。あなたの仕事でも他の人が聞いたら思わず驚くような用語を見つけて、話のネタにしてみてはいかがでしょうか!?

※この記事は2014年03月28日に公開されたものです

SHARE